「南高梅」と「青梅」が初入荷! いい香りです!!!
6月5日月曜日、当市場青果部せり場では、毎年恒例の「南高梅」と「青梅」が初入荷されました。
「南高梅」と「青梅」は、ともに和歌山県のJA紀州から出荷されています。
「南高梅」は主に梅干し、梅漬けに加工され、「青梅」は梅酒、梅ジュースや梅シロップなどに加工されることが多いようです。
ちなみに「梅干し」と「梅漬け」の違いを、皆さんはわかりますか?
基本的には、塩漬けした後に、天日干しをするかどうかなのですが、見た目で判断しようとすると、「梅干し」は”茶色”、「梅漬け」は”赤色”だそうですよ。
卸売業者さんに今年の「南高梅」、「青梅」の出来を聞いたところ、今年2月の低温、3~5月の少雨のため、生育に少なからず影響があったようです。
そのため、例年より出荷量が少なく、大きさもやや小ぶりということ。
ただ、味はいつもどおりのようですよ。
人気商材のため、加工業者さんの引き合いも強いようです。
今年もJA紀州と当市場の仲卸業者北一藏重商店が協力して、市内の小学校で梅に関する出前授業を行うそうです。
「南高梅」、「青梅」ともに、年々消費量が減っているとのことですが、出前授業を受けた子どもたちが将来「梅ブーム」を引き起こしてくれたらいいですね!
ちなみに昨年の梅の出前授業の様子はこちらです。
<JA紀州梅愛隊・和歌山県みなべ町うめ課の皆さんが「梅」の出前授業を行いました!>