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春の訪れ(野菜編)

前回の水産物編に引き続き、今回は野菜編をお届けいたします!

まずはこちら。

甘みと食感が特長の春キャベツ。

春キャベツです。

キャベツには、1月頃からが旬の冬キャベツと、3月頃からが旬の春キャベツがあります。 冬キャベツもまだ入荷はありますが、卸売場では春キャベツが目立つようになってきました。

山積み。

春キャベツは、冬キャベツに比べ、葉の巻きがゆるく、やわらかくみずみずしい食感が特長。
サラダや生食など、食感が味わえる食べ方がオススメです。 愛知県や神奈川県などから入荷しています。

続いて、雪下にんじんです。

ひと冬の間雪の中で眠ったにんじんは、甘みたっぷり。

こちらは、前年の秋に収穫されたにんじんを、ひと冬の間、雪の下で保存したもので、3月から4月頃に出荷されます。

雪国である北海道ならではの、天然の冷蔵庫で保存されたにんじんは、臭みがなく、なんと言っても甘みが強いのが特長です。 他にも、キャベツや大根なども越冬野菜として北海道で収穫されています。

山積みその2。

こちらの雪下にんじんは、JAようていより羊蹄山麓地域で収穫されたものが入荷しています。

続いて、新たまねぎです。

サラダにしてもよし、そのまま食べてもよし。

通常、たまねぎは収穫した後、保存性を高めるために乾燥をさせますが、新たまねぎの場合は、収穫後間もなく出荷されます。 そのため、皮が薄く、みずみずしく甘みが強いのが特長。サラダや生食に向いています。

山積みその3。

佐賀県、長崎県から入荷しています。

アスパラはグリーンアスパラのほか、ホワイトアスパラや紫アスパラもあります。

こちらは、グリーンアスパラです。

ハウスで促成栽培された道内物です。

大地の魔法使い。

仲卸業者さん曰く、今年は札幌の雪解けは早いが、産地での収穫は10日ほど遅れているとのこと。
アスパラは、5月頃になると露地栽培のものも本格的に出回り始めます。
本日は 富良野、門別、東神楽から入荷していました。

最後は、春野菜に欠かせない山菜シリーズです。

たらの芽とは、タラノキの新芽のこと。

たらの芽。天ぷらにするととても美味しいですよね。

ふきのとうは、文字通り「蕗の薹」。

春を感じさせてくれるふきのとう。見た目も可愛らしいです。

こごみ。大量に生食するとお腹を下すので注意。

ぐるぐると巻いた葉が特徴的なこごみ。

ギョウジャニンニク。またの名を、ヒトビロ、アイヌネギ。

においも味も独特なギョウジャニンニク。市場では「ヒトビロ」という名前で流通しています。

カタクリの花の花言葉は、「初恋」。

カタクリです。今ではばれいしょでん粉が主流の原料である片栗粉ですが、昔はこのカタクリの鱗茎に含まれるでん粉を原料としていたため、片栗粉と呼ばれています。

浜防風。漢方としても利用されるそうです。

浜防風という山菜です。恥ずかしながら筆者は初めて見ました・・・。
どんな味か気になります。

以上、春が旬の野菜を紹介いたしました。
印象としては、甘みや苦みなどの味覚が特徴的な品物が多い、といったところでしょうか。

最後は果実編をお送りいたしますので、お楽しみに!