市場へ見学に来ました(6月2日・3日)
大学や専門学校の講義として、市場見学を取り入れているところも増えているようです。
6月2日には、北海道大学農学部農業経済学科2年の学生さんたち23名が、市場へ足を運んでくれました。
農業経済学は、農業と食料をめぐる経済的な諸現象(生産、加工、流通、消費)や環境問題について、総合的に研究をするのだそうです。
出身が九州なんですという学生さんは、「北海道の市場見学は初めてなので、北海道の市場施設について見てみたいと思っています」と、見学を前に話してくれました。
引率された教授は、「初めて市場を見学する者が大半だと思うので、農業を支えている人たちがたくさんいることを知ってもらいたい。また、この見学を通じて自分の進路等の参考にしてもらえたら・・・・・・・」と、にこやかに話してくれました。
また、同じく6月2日には、北海道中央調理技術専門学校の83名の学生さんが、学外実習で市場見学に訪れました。
普段、使っている食材がどのように流通しているのか。実際に自分たちの目で確認してもらうことで、食材の大切さや今後の経験に生かしてほしいと、毎年行っているそうです。
6月3日には、天使大学看護栄養学部栄養学科2年の学生さん77名が、食品衛生学・微生物学実習ということで朝早くから市場に来られました。
学生さんたちは栄養士を目指している方が多いそうで、普段の食材選びに生かしてほしいと、この実習を行っているそうです。
まず、札幌市保健所の担当者から、最近話題となっている生肉に関することや市場に入荷した食品の監視状況などの説明がありました。