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市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第8弾!!!

8月7日(木)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は41名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

本日の講師は、すすきのにあるスペインレストラン&バー 「スプーン」の相河一馬先生です。

先生はスペイン料理のお店を経営していて、さらにラテンな雰囲気漂うイケメンのためか、よくスペイン人やブラジル人に間違えられるそうです。

そんな先生がスペイン料理を勉強し始めたきっかけは、何とサッカーのスペインリーグを観てからとのこと。しかも、先生は野球部出身とのことで、サッカーの魅力恐るべしですね。ちなみにスペインには一度も行ったことがなく、10年もの間、日本で洋食の修行を積んだとのことでした。

なお、「スプーン」では「パーフェクトクラシック」(某ビール会社さんによると、そのまま「パーフェクトな生ビール」だそうです)というビールを提供している、市内ではごくわずかしかないお店の一つということでした。

それでは料理の紹介です。まずは「フルーツのガスパチョ」です。

ガスパチョというのは、トマトやニンジンなどの野菜をマリネ状にして、1日寝かせたものをジューサーですり潰したり、角切りにしたものとのこと。今回は食べやすい果物で調理していただきました。

左下写真・・・レシピに記載されている「軽く煮て適当に実が崩れたら…」という写真です。

右下写真・・・レシピに記載されている「ダイスカット」は12分割にカットすることですね。最初真ん中で半分に切り、その後、各々6分割にします。

食べてみて、甘さが足りない場合は、砂糖やバニラアイスを足すのもあり。

次は「いろいろ野菜のスペインオムレツ」です。

右上写真・・・ズッキーニとパプリカは半分にしてからスライス。白い部分も取り除きましょう。

左下写真・・・フライパンで野菜やベーコンを炒めた後、卵を流し込みますが、その時温度が一気に下がるので、最初は強火で調理です。

右下写真・・・オムレツをひっくり返して、下半分を焼いている場面です。この時は弱火で5分くらいとのこと。

さて、ここでの先生の見せ場は、フライパンで片面を焼いたオムレツを、そのままひっくり返した状態で皿に載せるところです。

一瞬にして、フライパンをひっくり返し、皿の上に。。。でも、ちょびっとだけこぼれてしまい、先生苦笑!

「今日は自信ない感じ」とおっしゃっていましたが、十二分に職人の技を拝見させていただきました。最後はマヨネーズをかけて完成です。

ちなみに先生によると、「スペイン人は何でもマヨネーズをかけたがる」とのこと。これはちょっと意外でしたが、完成したオムレツを食べて納得です。

先生のお店では、さらにスペインの生ハムやジャガイモをすり潰したものなどを混ぜています。

最後は「トマトと十勝マッシュルームのアヒージョ」です。

アヒージョとはオリーブオイルとにんにくで、エビ、砂肝、アサリなどを炒める料理です。居酒屋でよくつまみとして提供されているとのこと。

先生のお店では前述の食材のほか、ジンギスカンのアヒージョを出していまして、これが特に人気があるようです。(ジンギスカンを焼いてから、オイルとにんにくで炒めるとのこと)

左上写真・・・にんにくは、熱が同じ速度で通るように、均一にスライスします。

左下写真・・・マッシュルーム、ベーコン、トマトを鍋に入れる際は、トマトが割れないように、100℃くらいの弱火にしてください。

これで3品完成しました。レシピを掲載しておきますね。

どの料理も、食べただけでまるでスペインに行ったような気持ちにさせてくれました。

生徒の皆さんも上手にできたみたいですよ。

相河先生、どうもありがとうございました。生徒の皆さんもお疲れ様でした。