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消費税軽減税率制度に関する説明会が開催されました!

本日7月29日金曜日、当市場にて公益財団法人食品流通構造改善促進機構が主催する、消費税軽減税率制度に関する説明会が行われました。

はじめに、「消費税軽減税率制度及び軽減税率対策補助金制度の説明と食料品店の今後の経営」をテーマとして、杏林大学総合政策学部の非常勤講師で、中小企業診断士であります、佐藤先生より講演がありました。

講義の様子

軽減税率が導入されると、飲食料品(酒、外食を除く)、週2回以上発行される新聞の購読料については消費税率が8%に据え置かれることになります。

そうなると、請求書を消費税が8%のものと10%のものに分けて集計しなければならないため、レジや受発注システムが複数税率に対応できるよう、あらかじめ準備をしておく必要があるのだそうです。

また、複数税率へ対応するためのレジの導入や、受発注システムの改修には補助金メニューがあるそうです。

さらに、消費税増税を見据え、消費税10%時代を生き残るための新たな業態づくりについても提案がありました。

キーワードは、「専門強化」、「オリジナル商品開発」、「インターネットへの対応」なのだそうです。

例えば、若い世代に専門店のメリットを伝えるために工夫をする、他では買えない商品の品揃え、SNSでお客さんにPRしてもらえるような仕掛けなどがあげられます。

そして、説明会の最後には、受発注システム改修の課題や補助金申請の流れについても説明がありました。

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説明会 には市場関係者をはじめ、小売業者さんなど67名が参加されました。

消費税増税及び軽減税率制度の導入時期は、はっきりと決まっておりませんが、消費税増税を見据えて、早め早めの準備が必要となりそうです。