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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

「キュウリ」って魚ですか?野菜ですか?

木曜日, 11月 8th, 2012

こんにちは、kaiです。

突然ですが、皆さんは「キュウリ」と聞いて何を思い浮かべますか???

先日、水産の競り場でキュウリと書かれた発泡スチロールにたくさんのお魚が入っていたのですが・・・

「えっ?キュウリ?」

キュウリと言えば・・・

コレを想像したのですが・・・

なんと、キュウリという名の付いたお魚もいるのだそうです!

恥ずかしながら、私、野菜のキュウリしか知りませんでした。。。(反省)

北海道根室産です

このキュウリというお魚、正式なお名前は「キュウリウオ」と言うそうで、漢字だと「胡瓜魚」(そのままですね)。

とれたばかりだと、野菜のキュウリの匂いがすることからそう呼ばれるようになったのだそう。

北海道沿岸をはじめ、日本海北部やオホーツク海、北太平洋の冷水域に分布しており、シシャモやワカサギと同じ分類群に属するお魚です。

天ぷらや塩焼きにして食べるのがお勧め

 今晩、酒のお供に「キュウリ(魚)の天ぷら」と「キュウリ(野菜)の漬物」なんてどうでしょう?

マナガツオ

水曜日, 11月 7th, 2012

先日、水産の競り場でちょっと変わった形をしたお魚を見つけました。

小さいお顔と楕円(だえん)形の体型が特徴で、福岡県からやってきたというこのお魚。

お名前は「マナガツオ」といいます。

漢字だと「真魚鰹」や「真名鰹」。魚の中でも特においしいことから「真の魚」という意味や、昔カツオの代用品として多く使用された魚で「真似鰹(マネガツオ)」が変化したものなど、由来は諸説あるそうです。

また、名前にカツオと付いていますが、カツオの仲間ではないんだとか。

愛嬌(あいきょう)たっぷりのお顔。小さなお口がチャームポイントです

マナガツオは、和歌山県や高知県、瀬戸内海地方が主な漁場とされ、江戸時代の国語辞典で日本初の50音順に配列された辞典といわれる「和訓栞(わくんのしおり)」には、「西国にサケなく、東国にマナガツオなし」との記載もあるそうです。

西日本では高級魚として重用されることも多く、味は一級品。さばく時にも捨てるところが少ない経済的なお魚なんだとか。

食べ方は刺身のほか、一般的に焼いて食べるのがお勧めとのことで、適度な脂分と柔らかな食感を楽しめるそう。

「みそとの相性が抜群に良いので、西京漬にすると絶品だよ~」と、小売業者さんに教えていただきました。

kai。

アジ!

火曜日, 11月 6th, 2012

11月6日、水産の競り場に「マアジ」の姿がありました。

「マアジ」はスズキ目アジ科に分類される魚で、一般的に「アジ」と呼ばれる海水魚。

世界中の熱帯・温帯海域に分布し、日本でも日本海や東シナ海、太平洋沿岸で多く見かけることができます。水深2mから150mの深さまで広く生息しており、遊泳力が高く、動きが素早いのが特徴です。

長崎県松浦産です

長崎県は日本有数の天然アジの水揚げ量を誇り、消費量も日本でトップクラスなんだそう。

一般的に「アジ」は大衆魚としてのイメージが強く、日本人になじみの深いお魚の一つですが、大分県の「関アジ(せきあじ)」や愛媛県の「岬アジ(はなあじ)」など、とれる地域や時季などでブランド化されているものもあります。

中でも、「関アジ」と呼べるものは大分県の佐賀関で一本釣りされたもののみで、地域の特産品の保護と育成のために設けられた「地域団体商標」にも登録されており、大分県を代表する全国区の地域ブランドなんだそう。

「味(アジ)が良いこと」が名前の由来という説もある「アジ」。刺身や干物、煮物、フライ、空揚げなど、いろいろな料理でおいしく食べられます。

今夜、ぜひ!

kai。

山形県産「庄内柿」のトップセールスで関係者が来場!

金曜日, 11月 2nd, 2012

11月2日、「庄内柿」の産地である山形県からJA全農山形の皆さんが当市場に来場し、「庄内柿」のトップセールスを行いました。

競りの前には、たくさんの試食が振る舞われました。

「とろけるような甘さだね!」と、小売業者さん。

テレビ局も取材に!!

 

「今年は猛暑の影響で大変苦労しましたが、やっと収穫の最盛期を迎えることが出来ました」と、JA全農山形の関係者を代表してごあいさつがありました。

 

動画はこちらから

ここで「庄内柿」をちょっとだけご紹介。

「庄内柿」は明治18年に新潟の商人から数種の柿の苗木を購入して栽培したところ、1本だけ「種の無い柿」が実ったのが始まりで、形も平らな四角いものでした。後に「平核無柿(ひらたねなしかき)」という品種名が付けられます。

それから大切に栽培されてきた庄内柿、糖度も高く、上品な甘さが魅力ですが、なんと「渋柿」の王様と言われるくらいのシブ~イ柿なんだそうです。

その「渋柿」を「炭酸ガス」や「焼酎(アルコール)」を使って渋抜きをしてから出荷されます。

ちなみに、「富有柿(ふゆうがき)」に代表される通常の甘柿は、果実が熟せばそのまま食べられます。

と、紹介はここまでにして・・・。

今日は卸売業者さんとJA全農山形さんから、偶然市場見学に来ていた、市内の大学生にサプライズが\(・o・)/!

見学通路から競り場を朝早くから熱心に見学していた大学生の皆さんは、サプライズ試食に大喜び!!

たくさんの柿を運んでくれた生産者の方は、「おいしい!!」、「あまーい!!」と試食の声を聞いて感動されていました。

たくさんの柿があっという間に・・・

早起きは良いことありますね!!

卸売業者さん!!ぜひ、またサプライズをお願いします_(._.)_

そんな活気と笑顔溢れる青果棟の朝でした。

tanu(o・・o)/~

寒くなったこの季節、旬の食材「丸大根」入荷しています

木曜日, 11月 1st, 2012

11月に入り、冬の足音が近づいているのを感じる青果の競り場。

これからの季節、煮物に最適な「丸大根」が入荷してきました。

名前のとおり、形が丸いこのダイコン。

もともとは一般的な長いダイコンから、農家の皆さんが改良に改良を重ね、このようなダイコンが出来上がったそうです。

そんなダイコンの発祥は、京都市の聖護院地区。

栽培できる畑の土の層が浅かったことからできた努力の賜物、「聖護院大根」とも呼ばれているのだとか。

「見てごらん。肉質が細かいだろう!柔らかいのに、煮崩れしないのが特徴だよ」とは、仲卸業者さん。

「ダイコン特有の辛味や苦味も無く、甘味をもっていることから煮物に最適、味もしみやすいよ」と、教えていただきました。

今宵(こよい)、熱燗のお供に、旬の食材を使った煮物はどうですか?

ハロウィン!

月曜日, 10月 29th, 2012

10月も終わりに近づき、札幌近郊の山々は紅・黄・橙色に染まり、秋を華やかに彩っています。

そんな秋を感じる季節には、あのイベントがやってきますね☆

そうです。10月31日の「ハロウィン」です。

ハロウィンは、ヨーロッパを起源とする民族行事で、毎年10月31日の夜に行われるイベント。

元々は秋の収穫を祝い、亡くなられた家族や友人を尊いしのぶ宗教的な要素の強い行事だったようですが、現在は大衆的なイベントとして盛大に開催されることが多いそうで、日本でも秋のお祭りイベントの一つとして、仮装パーティーやお菓子を食べて楽しむ光景を見るようになって来ました。

ハロウィンといえば、やっぱり「カボチャのお化け」。

市場にもたくさんのハロウィングッズが入荷しています。

かわいくイラストされ、箱も凝っていますね

 

さまざまな色や形のカボチャたちが出番を待っているようです

小売業者さんからは、「きゃ~!かわいい!」なんて弾んだ声も聞かれました。

 

中にはこんな注意書きの紙が・・「間違って食べないでください!」

こんなかわいいカボチャを見ると、思わず笑顔になってしまいますね★

皆さんのお家にも、一つどうですか??

kai。

新ブランドのバナナ「市場の活力(いちばのかつりょく)」新発売!!

金曜日, 10月 26th, 2012

10月26日、全国の青果卸8社が共同開発したプライベートブランド、健康応援バナナ「市場の活力(いちばのかつりょく)」の試食&セミナーが行われました。

早朝は、競り場で試食バナナ1500本が配られました。

このバナナは、丸果札幌青果(株)をはじめ、東京青果(株)、東京千住青果(株)、東京多摩青果(株)、横浜丸中青果(株)、名果(株)、大果大阪青果(株)、福岡大同青果(株)の8社が1年の歳月をかけて、味と価格にこだわって開発した、新しいブランドのバナナです。

パッケージシールには市場らしく、健康的で威勢の良い競りの風景を!!

内緒ですけど、写真の競り人さんは東京青果(株)の方だとか・・・(^J^)。

このネーミングも8社で考えたそうです。

原料はフィリピン産ミッドランドバナナ。

ミッドランドとは、通常より標高の高いところで、長い時間をかけて栽培されたものだそうで、通常は10ヶ月のところ12ヶ月かけるのだとか。

長く木にならせておくことで、甘味の成分を増やすのが目的だそうです。

そして、各市場の卸売業者さんが、通常はバナナ加工場で4日~5日かけて、色付け・熟成させますが、「市場の活力」はさらに2日長く設けているそうです。

低温で時間をかけて色付け・熟成させることで、さらに食感・味がup!!

濃厚で甘ーく、モチモチとした食感のバナナになるそうです!!

「活気あふれる札幌市中央卸売市場から、全道の食卓へ元気と健康をお届けします!!」と、卸売業者の担当者さん!!

 

午後からは仲卸業者さん、小売業者さんを集めセミナーが開かれました。

担当者から「市場の活力」の開発・販促などの説明が・・・

これから出回る商品ですが、11月から、バナナについているシールを応募用紙に貼って応募すると・・・

「博多産大粒あまおうギフトBOX」が抽選で当たるキャンペーンも予定されているのだとか。

店頭で見かけた際には、健康応援バナナ「市場の活力」をぜひ食べてみてください!!

こだわりの味がわかっていただけるはず・・・。

tanuでした。

「北海道 海の恵み プレゼントキャンペーン」のお知らせ 

金曜日, 10月 26th, 2012

11月1日(木)から、札幌市中央卸売市場(水産協議会)と北海道ぎょれん、北海道が共同して北海道産のお魚の消費拡大に向けて「北海道 海の恵み プレゼントキャンペーン」を開催します。

札幌市内及び近郊のキャンペーン参加鮮魚店で、道産魚を1,000円以上(税込)購入された方を対象にスピードくじを実施。「当たり」が出たら、その場で賞品をプレゼントするというものです。(スピードくじがなくなり次第終了します。)

ぜひ、この機会にお近くの鮮魚店をご利用ください。

詳しくは、こちらをご覧ください。

キャンペーン参加鮮魚店はこちら

巨大キャベツ「札幌大球」が入荷しています

金曜日, 10月 26th, 2012

日に日に、朝の気温も下がり札幌近郊の峠からは、初雪の便りが聞こえてきました。

そんな中、青果棟に「ドーン!」と、どでかいキャベツの道内産「札幌大球」が石狩市厚田から入荷しています。

このキャベツ、ひと玉の重さは10キロ以上あるそうで、大きなものでは20キロほどにもなるのだとか。

「昔から、漬物用として愛用されていたんだよ」とは、仲卸業者さん。

続けて小売業者さんが、「肉厚でも柔らかく、甘みが強いことから、ニシン漬けに最適なんだ」と、教えてくれました。

昭和初期には、北海道のキャベツといったら半分はこの「札幌大球」。

普通のキャベツよりも、栽培日数がかかり、収穫作業の負担から、生産農家の方も減少してきているとのこと。

でも、昔からのファンも多く、根強い人気のキャベツだそうです。

「おっ!札幌大球出てきたな〜」なんていう、会話が弾んでいた青果棟。

皆さん、もうすぐやってくる冬の気配を感じ取っていたようですよ。

「U.M.K 美人」入荷!?

木曜日, 10月 18th, 2012

競り場で見慣れぬ黒い箱を発見!!

近寄ってみると、ハッピ姿の皆さんが。

「佐賀県唐津市から、新しくパッケージしたミカンです」と、唐津農業協同組合のみなさん。

その名も

U.M.K 美人

「U」は、「上場(うわば)地区」の「う」で

「M」は、「まるとう地区」の「ま」で

「K」は、「唐津(からつ)地区」の「か」だそうです。

「うまか」は九州地方の方言だそうですが、北海道でもアイスの商品名で、なじみがありますよね!!

「おいしい( ゚v^ )ミカン」ってことですね。

パッケージにもこだわって、箱の色は「黒」ベース。

ミカンはオレンジや黄色系が多い中、目立ってます!!

関係者の注目を集めてセリが行われました。

年内いっぱいの入荷予定だそうです!!

tanu