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平成27年4月28日火曜日に、平成27年度「せり人」登録証交付式を開催しました。
今年度、新規に登録された方は16名(水産9名、青果7名)、更新された方は65名(水産44名、青果21名)の計81名の方に登録証を交付しました。
新規に登録された16名は筆記試験に見事合格し、「せり人」として登録されました。更新された方たちにも口述試験が実施され、もちろん合格しています。
「せり人」になるには、中央卸売市場に関する法令や規程に精通しているのはもちろんのこと、生鮮食料品等に関する専門的な知識も必要となります。日頃の卸売業務経験に加え、これらの専門的な知識をフルに使って、市民のもとへ安心・安全な生鮮食料品を提供する役割を果たしているのです。
「せり人」のみなさん、これからも私たちのおいしい食卓のために頑張ってください!

青果の売り場に堂々としたウドがあったので、今日はウドのご紹介。
ウドで真っ先に浮かんだのが「ウドの大木」ということわざ。
大木と言われていますが、調べてみるとウドは木ではなく多年草の植物。
高さ2~3mまでに成長しますが、大きくなると食用にならず、草なので柔らかく、木材のようにも使えません。
そんなことから「体ばかりが大きくて役に立たない」といったことわざになったようです。
でも裏を返せば、大きくなる前の若い茎や穂先は食用として好まれているからこそ、こんなことわざが生まれたのかもしれませんね。

ウドには白いものと緑のものがあります。白いものは「軟白ウド」、緑のものは「山ウド」と言われています。光を当てずに育てたものが軟白ウドとなります(ホワイトアスパラみたいですね)。
山ウドは軟白ウドに比べ、ウド独特の香りが強いそうです。
シャキっとした食感やほのかな苦味が特徴のウド。酢味噌和えや天ぷら、きんぴらなどで春の味を楽しんでみては。
みなさまの食卓に、ウド、どう?
=TJ=
今日の札幌は最高気温が25度になる予報です。4月の札幌で最高気温が25度になるのは珍しいことです。沖縄の最高気温とそれほど変わりません。
突然の暑さで体が疲れたり元気が出ないなど、体調を崩していませんか?
ということで、今日はタコをご紹介します。
タコには多くのタウリンが含まれています。タウリンは肝臓機能を高め、疲労回復の効果があるそうなので、タコを食べると元気になれます!
しかも元気になるだけではありません。
タコは旨味たっぷりで大変おいしいのです。どうしてそんなに旨味たっぷりかというと、魚介類には普段食べているものの旨味成分が身に移ると言われています。
タコは甲殻類や魚、貝類などを食べます。甲殻類はエビやカニ、貝類にはアワビなど、おいしいものがたくさん。そんなおいしいものを食べている(うらやましい…)ので、タコは旨味たっぷりなんですね。
さらにタコの足は八本。「八」は末広がりで縁起がいいんです。
おいしくて元気になれるタコを食べて今日の暑さを乗り切ってみては。
末広がりでいいことあるかもしれませんよ。
=TJ=
お母さんの日頃の苦労をいたわり、お母さんに感謝する日である「母の日」。
今年の母の日は5月10日の日曜日です。
みなさんはもう母の日のプレゼントを何にするか決めましたか?
毎年、「今年のプレゼントはどうしよう…」と悩んでいる方も多いのでは。今日はそんな方たちに特別なリンゴをご紹介します。

「カーネーション」の絵とともに「お母さんありがとう!」の文字がきれいに入っています。
作り方は…
リンゴに袋をかけて育てます。
ある程度の大きさになったところで袋を取ります。
リンゴに「カーネーション」・「お母さんありがとう」のシールを貼ります。
太陽の光でシールが貼られたところ以外がどんどん赤くなります。
きれいに色づいたところでシールを剥がしてできあがり。
かなり手間がかかっています。
生産者の方が手間を惜しまずに育ててくれたことで、こんな素敵なものができるんですね。

主にデパートなどで販売するそうなので、まだ母の日のプレゼントを決めていない方はぜひいかがでしょうか?
お母さんが喜んでくれたら、生産者の方の苦労をいたわり、生産者の方への感謝も忘れずに。
=TJ=
青果の売り場には野菜や果物のダンボールが積まれ、せりにかけられるのを待っています。
いろいろな名前が書いてあるダンボールがありますが、これらはすべてレタスです。
みなさんがよく知っているレタスは玉レタスと呼ばれるもので、そのほかには球状になっていないサニーレタスや焼肉屋さんで出てくるサンチュなどもレタスの仲間なんです。
レタスの語源はラテン語のLac、乳・牛乳などの意味から来ていると言われています。また、和名ではチシャと言いますが、これは乳草(ちちくさ)が訛ってチシャになったと言われています。これはレタスの切り口から白い乳状の液体が出てくることから名づけられたようです。
レタスの目利きのポイントですが、玉レタスは芯が10円玉くらいで変色していないもの、葉がギッシリ詰まっているよりもふんわり柔らかなほうが美味しいとのことです。サニーレタスなどは、葉の先のほうまで色がきれいで張りがあり、みずみずしいものが美味しいそうです。
いろいろなレタスを買って食感の違いを楽しんだり、レタスごとに調理方法を変えるなどして、食卓に変化を出してみてはいかがでしょうか。
=TJ=
4月も中旬にさしかかり、すっかり春となりました。
当市場には、3月ごろより「サクラマス」が入荷中です。
サクラマスは主に北海道、東北地方、本州の日本海側にかけて分布しており、日本海で漁獲されるサクラマスは、「本マス」とも呼ばれます。
サクラマスの稚魚は河川で孵化します。
約1年を生まれた川で過ごした後に、海に降りて50cmから60cmに成長し、約1年後の春に産卵のため、川へ帰ってきます。
ただ、すべての個体が海に降りるのではなく、河川に残ったサクラマスも一部いて、それらはヤマメと言われ、ほとんどが雄の個体なのだそうです。
ヤマメは海から川を遡上して戻ってきた雌のサクラマスとペアリングするのだそうです。
こちらは本日入荷した、せたな産です。
こちらは津軽海峡産。
卸売業者さんに聞いたところ、今年は入荷量が少ないこともあり、値段は高値傾向にあるそうです。
5月いっぱいまでは入荷があるそうですよ。
食べ方としては、バター焼き、ルイベがお勧めなのだとか。
富山県では押し寿司としても人気ですし、フライやムニエルなどにも合うようです。
春の訪れを感じさせるサクラマス。
ぜひ、ご賞味ください!
青果の売り場にはギョウジャニンニクが入荷されています!
ギョウジャニンニクにはニンニクよりも多いアリシンが含まれているそうで、このアリシンにはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があるそうです。ということで、ギョウジャニンニクは食べると元気になれることから、修行僧が食べると修行にならないため食べることを禁じられたという話もあるようです。
北海道ではヒトビロと呼ばれていますが、ヤマビル、ヤマニンニクなどの別名もあるようです。
卸売業者さんによると葉の開いていない状態を好む人もいれば、葉の開いている状態を好む人もいるとのことで、市場にはどちらも出荷されています。
てんぷらにしてもよし、醤油漬けにしてもよし、卵とじにしてもよし。
春は入園、入学、進級、入社等で何かと忙しい時期です。
ギョウジャニンニクをモリモリ食べて、この時期を元気に乗り切ってみてはいかがでしょうか。
=TJ=
このところ、朝晩の冷え込みも和らぎ、昼間の日差しが暖かく感じられるようになった4月2日木曜日、本日は「毛ガニ」を紹介いたします。
毛ガニは、オホーツク海と太平洋側に多く分布し、水深が150mより浅く水温15℃以下の底質砂か砂泥の場所に生息します。
冬期間は流氷に埋め尽くされ、海が閉ざされていたオホーツク海でしたが、3月中旬以降は、流氷が岸を離れる「海明け」となり、「毛ガニかご漁」が解禁となりました。
解禁以降、オホーツク海側の幌延町、枝幸町、雄武町、興部町沙流などから、「毛ガニ」がこのところ多く入荷しております。
こちらは興部町沙留産。
写真の容器は毛ガニが4㎏程度、入っています。
何尾入っているのかが書いてあるので、1尾あたりどのくらいの重さかわかります。
例えば、こちらの雄武産は、容器に5尾入っており、重量が3.8㎏と表示されていますので、一つおよそ760g程度となります。
このところは、9尾から10尾入りのサイズが多く入荷しており、1尾がおよそ400から450gの毛ガニが多いそうです。
卸売業者さんによると、4月10日ごろまでは、入荷量が多い状況が続きそうとのことですよ。
まだ流氷が去ったばかりで、海水温が低いことから、この時期の毛ガニは身がたっぷり詰まっており、ミソの味も濃くて、まさに、今が「旬」の味覚なのだそうです。
理由は、流氷が運ぶ豊富なプランクトン。
たっぷりと餌を食べた毛ガニは、風味が豊かでうまみを増しているとのこと。
「海明け」とともにオホーツク海から当市場に入荷する北海道の味覚の代表、毛ガニを味わって、春の訪れを感じてはいかがでしょうか。
平成27年3月24日火曜日、当市場において、第 10 次卸売市場整備基本方針の策定に先立ち、卸売市場に期待される役割や機能、施策のあり方等について、幅広い観点から総合的に検討を行うために設置された「卸売市場流通の再構築に関する検討会」の委員をされている東京聖栄大学食品学科の藤島 廣二先生を講師としてお招きし、講演をしていただきました。
講演タイトルは「第10次基本方針と市場流通の再構築」。
参加者は約100名と、市場関係者の皆さんの関心は大変高く、熱心に講演を聞いていましたよ。
卸売市場の役割としては、集荷・分荷機能、価格形成機能、代金決済機能、情報受発信機能がありますが、そのほかにも、必要とされる人々の全員に開かれた取引システム、出荷側、仕入側双方が納得しうる価格の実現、食生活の豊かさへの寄与の3点が卸売市場の社会的存在意義として挙げられます。
卸売市場を取り巻く環境の変化としては、一般論にはなりますが、高齢化が進むことにより、主要食糧の一人当たり消費量が減少します。
また、生鮮食品の価格が下落傾向にあること、さらに、加工品の増加や輸入食品の増加に伴う市場外流通の拡大により、生鮮食品の安定供給を担う卸売市場への影響が出てきます。
卸売市場流通の問題点としては、市場経由率の低下、卸売市場間の格差の拡大と特定大規模卸売市場への流通の集中、卸売市場数、業者数の減少、利益率の後退による市場流通の衰退が進行していきます。
今後の卸売市場のあり方として、第10次卸売市場基本整備方針で示されることが予想される内容は、多様なビジネスモデルと経営展望を基本とした、関連分野の取り込み、加工業務への進出、小売、外食産業への直接的進出等が例として挙げられます。
これら多様な展開のうち、どれに注力することを決断し、実行していくか、きちんと検討することが重要であるとの説明がありました。
卸売市場を取り巻く環境の変化に対して、現在の問題点を洗い出し、そこからどのような打開策を見出していくのか、それを具体的にどのように実行するのか、今後様々な場面で検討を行い、札幌市中央卸売市場の活性化につなげていこうという決意を新たにすることができた講演となりました。