トピックスTopics

ブログ検索

アーカイブ

カテゴリ: ‘その他の情報’

「札幌青果卸売協同組合全体会議」でコンプライアンスの徹底について説明がありました

木曜日, 7月 31st, 2014

7月25日金曜日、札幌青果卸売協同組合の全体会議が開催されました。

これは、定期的に当市場の青果部の仲卸各社の代表が一堂に会して行う会議です。

当市場ではこれまでに、新たに立ち上げたコンプライアンス推進会議において、5回にわたり、コンプライアンスの徹底について議論を重ねてきました。
その中で市場全体としてのコンプライアンスの徹底に関する取組についてまとめられた内容が、7月31日に開催の札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会において審議されることについて、コンプライアンス推進会議の副委員長である、札幌ホクレン青果株式会社の増田社長より説明されました。

説明の様子

続いて、事務局より、札幌青果卸売協同組合独自の取り組みとして、各組合員の従業員向け研修会の開催を検討しているとの連絡がありました。
会議の様子

このような地道な取組により、市場全体のコンプライアンスが徹底されることが期待されます。

市場で「マグロの講習会」が開催されました

火曜日, 7月 29th, 2014

7月29日火曜日、市場で「マグロの講習会」が開催されました。
これは、札幌市保健所食の安全推進課市場検査係が、毎年定期的に開催する食中毒予防を目的とした講習会の一環で実施されたものです。
本日のテーマは、「マグロの衛生的な取扱い」ということで、水産の卸売業者さん、仲卸業者さんの担当者18名が参加しました。

講習会風景

講義では、保健所の食品衛生監視員より、マグロせり場の衛生的な取扱いとして定めているマグロ取扱要領を遵守するよう、わかりやすいスライドをもとに説明がありました。
具体的には、マグロせり場に入場する際にはオゾン水の入った靴洗い場で長靴を洗浄する。

靴洗い場の使用

靴洗い場の悪い例

長靴の裏の細菌検査結果

長靴の裏にはこんなに細菌が・・・。

マグロの表面は流水で十分洗浄する。

マグロ表面の検査結果

マグロの表面を洗浄すると菌数が減少します。

こういった衛生的な取扱いによりマグロを汚染しないよう、気を付けなければなりません。

次に保健所が実施したマグロの身や、使用前後の器具等における検査の結果について説明がありました。
また、結果を受けて、どのような点に注意しなければならないか、例えば包丁やまな板の洗浄や消毒方法について、重点的に説明がありました。

参加された皆さんは、真剣に講義を聞いていましたよ。
これからの季節、細菌による食中毒が多発する時期です。
ここ数日は、気温も30℃前後まで上昇し、本日は保健所から食中毒警報が発令されています。
一層の注意が必要ですね。

 

市場の案内パンフレットがリニューアルされました!

火曜日, 7月 8th, 2014

当市場の案内パンフレットがリニューアルされましたので掲載します。

市場パンフレット表紙

H26市場案内パンフレット(約3.5MB)

こちらのパンフレットは、市場へ見学に来てくれた方にお渡ししているもので、市場の仕組み、施設の概要、市場取扱高などについてわかりやすく紹介しています。
市場の見学は、事前に一般社団法人札幌市中央卸売市場協会までお申込みください。(受付時間7:45~16:15)

電話 011-611-3176
FAX  011-611-3179

なお、見学可能時間はAM5:00からPM4:00までです。(日・祝日及び市場の休市日はお休みです。)
詳しくは見学施設の利用案内をご確認ください。

ぜひ市場へ見学にお越しください!

市場で「コンプライアンス推進会議」を開催しました

土曜日, 6月 21st, 2014

札幌市中央卸売市場におけるコンプライアンス(法令遵守)の徹底を図るため、市場全体として具体的な取組項目を検討する場として、卸売業者、仲卸業者等で構成される、第1回コンプライアンス推進会議を開催しました。

はじめに、本会議の委員長である、曲〆髙橋水産株式会社 代表取締役社長 髙橋委員長より挨拶がありました。

委員長挨拶
また、コンプライアンスに取り組むには、第三者の意見を求める必要があるとの意見が出されていたことから、本日ご講演いただく橋本・大川合同法律事務所の大川弁護士に、研修後もオブザーバーとしてこの後の会議に参加いただくこととなりました。

続いて、大川弁護士により、市場内関係業者に対して「企業コンプライアンスと危機管理」というタイトルで講演をしていただきました。
参加した市場関係者は80名。皆さん真剣に講演を聞いていました。

講演の様子
講演では、コンプライアンスには二つの類型があり、構造型コンプライアンスと性善説型コンプライアンスに分けられるとのお話がありました。
構造型コンプライアンスへの対応策としては、トップの意識を高めることにより、社員の意識を高めること、性善説型コンプライアンスへの対応策としては、スタートとなる事象を発生させないためにチェック機能を設けること等があげられるそうです。
また、具体例を交えながら、ある事柄が発生した際に想定しなければならないこと、対応しなければならないことについて、わかりやすい説明をいただきました。

次に委員の紹介と策定までのスケジュール案が提示され、7月10日の最終日までの間に今回を含め5回の会議を開催して、具体的な取組項目を議論し、決定することとしました。

札幌市中央卸売市場のロゴマークが商標登録されました!

月曜日, 6月 9th, 2014

昨年公募により、「札幌市中央卸売市場の統一ロゴマーク」が決定したのはご存知でしょうか。当ホームページのトップページに掲載しているあのロゴマークです。
デザイン決定後にロゴマークの商標登録手続きをしておりましたが、ついに商標登録証が届きました!
これで、今後10年間に渡り、このロゴマークを商標として活用することができるようになります。

そこで、6月9日月曜日に、市場情報発信実行委員会を開催し、どのように活用していくか、活用のためのルールをどうしたらいいか議論しました。

市場情報発信実行委員会

これからロゴマークをどんどん活用して、目につく機会を増やし、もっと多くの方にロゴマークの存在を知っていただけるようにしたいと思います。
委員会終了後、市場情報発信実行委員会の勇﨑委員長に商標登録証を持っていただきました!

勇崎委員長と商標登録票

今後とも、「札幌市中央卸売市場の統一ロゴマーク」をよろしくお願いいたします。

「平成26年度第2回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました

月曜日, 5月 26th, 2014

5月26日月曜日9時00分より、「平成26年度第2回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました。

5月1日木曜日に行われた第1回委員会でコンプライアンスについてアンケート調査を実施することが決まり、本委員会に先だってアンケートが実施されました。
アンケートにおいて、本件に関して継続的に議論する会議体をどうするのか、いくつかのパターンが提案されたことから、今回の委員会でどのような会議体がふさわしいか議論しました。
結果、「コンプライアンス推進会議」を新たに設置して議論し、結果を「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」に報告する体制とすることとなりました。

また、本件は市場取引の重要な会議という認識であることから、「コンプライアンス推進会議」の委員長及び副委員長は、「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」の委員長と副委員長が務めることとなりました。
今後は、「コンプライアンス推進会議」でスピード感を持って議論を行い、7月を目途に取組項目を決定するというスケジュールとしました。

さらに、市場内各社、組合等で実施するコンプライアンスの取組については、随時情報発信を行っていくこととし、今後、当ホームページにおいて紹介していく予定です。

市場で「新任食品衛生監視員業務研修」が行われました

金曜日, 5月 16th, 2014

5月15日木曜日、市場で「新任食品衛生監視員業務研修」が行われました。

研修を受講したのは、本年4月に保健所、各区保健センターに食品衛生監視員として配属された9名の皆さん。

食品衛生監視員は、食品の安全性を確保するため、食品営業施設への監視指導、食中毒予防のための衛生講習会の実施、食中毒が発生したときの関連施設や関係者への調査、さらに微生物、食品添加物、残留農薬などの抜き取り検査を行っています。

本日の研修では、市場に常駐している保健所市場検査係の食品衛生監視員が毎日行っている早朝監視業務に同行し、監視のポイントを学びました。

まずは、水産棟の卸売場で、入荷した魚の中に毒のある魚が混ざっていないかを確認します。

フグの見分け方も教わっています。頭を触って棘があるのがトラフグです。

展示室では、過去に入荷した有毒魚のレプリカを展示しており、特徴についても説明を受けていました。

その他卸売場、仲卸売場で、保存温度は基準が守られているか、適正な食品表示がされているか、食品の取り扱いが衛生的に行われているかなどをチェックします。

 

その後、青果棟に移動。今時期、入荷の多い山菜に、食べられない野草が混入していないかを重点的に確認します。

 

市場内にある保健所の検査室では、微生物検査と放射性物質検査の実習を行いました。

微生物検査では食品衛生法で定められた規格に基づく検査や、食中毒菌の検査などを行います。

今回は、実際に乾燥珍味をサンプリングし、ピペットを使ってシャーレに分注しました。

ピペット操作も慣れないと難しいようですね。

放射性物質の検査では、魚介類や野菜、果実などをサンプリングし、ゲルマニウム半導体検出器で測定しています。

その日の午前中までに結果が判明し、万が一基準値を超えた場合にも、すぐに対応できるようにしています。

測定方法について説明を受け、サンプリングと測定を実際に体験しました。

今年度は約120検体、放射性物質の検査を予定しているそうです。

新任の食品衛生監視員の皆さん、これからも「食の安全」を守るため、頑張ってください!

防犯委員によるパトロールを実施しました

金曜日, 5月 9th, 2014

市場で防犯委員によるパトロールが行われました。
このパトロールは市場内の秩序維持を目的として、毎月1回、札幌市中央卸売市場水産協議会が主体で市場水産棟内を巡回するものです。

市場では入場者は指定の帽子を被ること、指定場所以外は禁煙などのルールが定められております。
市場内のルールを守るよう、注意を促すとともに、違反を発見した場合は口頭で厳重に指導しています。

はじめに卸売場を巡回しました。


本日は、卸売場内で指定の帽子を被っていなかった者を1名発見し、口頭で指導のうえ、卸売場から退去させました。
続いて仲卸売場を巡回しました。

コンプライアンス(法令遵守)のより一層の徹底を図るため、市場内ルールの遵守について定期的に注意を促す必要があります。
また、悪質なルール違反には厳正な対処が求められますので、継続的な実施が大変重要です。

「平成26年度第1回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました。

木曜日, 5月 1st, 2014

5月1日木曜日9時30分より、「平成26年度第1回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました。

この委員会は、平成23年に市場事業者が主体となって策定した「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン」の推進と進捗管理を行うために、定期的に開催しているものです。
今回は本委員会の構成組織である各検討会議の委員長より、平成26年度に各検討会議において取り組む予定の事項について説明があり、取組事項を決定しました。

また、本委員会の髙橋清一郎委員長より、4月17日木曜日に開催した「札幌市中央卸売市場におけるコンプライアンスの徹底についての会議」を受け、コンプライアンスを徹底することを市場全体の問題として捉え、市場事業者が自ら具体的な取り組みとして何をすべきか議論したいとの提案がありました。

そこで、コンプライアンスの徹底に向けてどのような課題があるかを洗い出し、幅広く意見を募集するために各団体に対してアンケート調査を行うこととし、アンケート結果を踏まえ、次回の本委員会で、今後継続的に議論するための会議を選定し、具体的な取り組みについて検討することとしました。

今後、市場の信頼回復に向け、活発な取り組みがなされることを期待しています。

平成26年度「せり人」登録証交付式を開催しました

月曜日, 4月 28th, 2014

平成26年4月28日月曜日に、平成26年度「せり人」登録証交付式を開催しました。

「せり人」になるには、市場での卸売業務経験はもちろんのこと、筆記試験に合格して初めて「せり人」として登録されます。
登録更新をする場合は、口述による試験に合格する必要があります。
今年度新たに「せり人」に登録されたのは、水産、青果合わせて9名、登録が更新されたのは33名でした。

登録を受けた「せり人」は宣誓書に署名をしなければならないこととなっています。
「せり人」を代表して、宣誓書が読み上げられ、「卸売市場法、業務規程および関係諸法令を遵守し、誠実かつ公正に職務を遂行すること。」を宣誓し、市場長とがっちり握手を交わしました。

 

「せり人」の皆様には、市場の売買取引の原則である、公正かつ効率的な取引が行われるよう、力を尽くしていただきたいと思います。