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「キノコ」が大盛況です!

9月も中旬になりまして、気候もめっきり秋っぽくなりましたね。

さて、今回ご紹介するのは、9月になり続々と入荷されている「キノコ」です。

なお、ここで紹介している「キノコ」は、すべて「天然物」です。

こちらは「ハナイグチ」と言いまして、北海道では「ラクヨウ」と呼ばれたり、せり場では「らくようだけ」と品名表示されています。

まぎわらしい毒キノコがないのと、収穫量が多いため、市場には大変多く入荷されています。

「お味噌汁で食べるとおいしいよ~」と卸売業者さんのお話でした。

左側の写真の小さいキノコも「らくようだけ」です。 当市場にはキノコの漬物も入荷されますが、「らくようだけ」がほとんどです。

続いて、「しめじ」(せり場表示)で、写真は「ハタケシメジ」です。

「香り松茸(まつたけ)味しめじ」ということわざがあるくらいですが、このことわざの「しめじ」とは「ホンシメジ」のことで、市場にはたまに入荷される程度で、とても高価。普通にお店で購入できるのは「ハタケシメジ」か「ブナシメジ」とのこと。

しかし、「ハタケシメジ」もバターで炒めたり、三杯酢(酢、醤油、みりんを合わせたもの)で漬けると、本当においしいと卸売業者さんが言っていました。

主に旭川のほうで採れるようです。

「ゴゴゴゴ…ドーーーーーン」 などの効果音が欲しいですね。

最後が「まつたけ」(せり場表示)です。

市場で初めて「まつたけ」に出会った時のことを忘れられません。1メートルくらい離れていているのに、あの香しい匂いで幸せになってしまいました。

せり場も大盛況です! ちなみに右側の写真はせり終了後のものです。黄色い紙に書かれた赤色の数字は、一箱あたりの金額です。

「まつたけ」は上記のとおり高額で流通していることもあり、収穫者は「まつたけ」がどこに生育しているかは決して教えてくれないそうです。ただ、熊も狙っているとのことで、まさに命がけですよね。

皆さんも秋の味覚にいろいろなキノコを味わってみたらいかがでしょうか?

 

ここで余談ですが、この間、保健福祉局札幌市保健所主催の「平成26年度 キノコの取扱会議」に出席してきました。

この会議で、札幌市作成の「野や山のきのこハンドブック」を初めて拝見しまして、これがたいへん参考になる内容でしたので、興味を持たれた方はどうぞご参照ください。