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私はブリっ子

お久しブリです。T.J.です。

ご挨拶もそこそこに、さっそく市場に入荷されているお魚のご紹介です。

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「キャー!お目目が真ん丸でかわいー!私、このお魚大好きなんですぅ。食べちゃいたい!」

ということで、ブリっ子の私が今日ご紹介するのは「ブリ」です。

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ブリは大きさによって呼び名が変わる出世魚です。

調べてみると、関東のほうでは、稚魚の時はモジャコ、35cm以下でワカシ、35~60cmでイナダ、60~80cmでワラサ、そして80cm以上のものをブリと呼ぶそうです。

この呼び名も地域によっていろいろあるようなので、興味のある方は調べてみてくださいね。

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さらに、「ブリ」の名前の由来もいろいろあるようです。

出世魚として、一番大きくなったときに「ブリ」と呼ばれるのですが、年を経たという意味で「フリウオ(経魚)」と呼ばれることもあるそうで、それが濁音化されて「ブリ」になったという説。

「ブリ」は脂(アブラ)が多い魚なので、アブラ→ブラ→ブリになったという説。

「お久しぶりね。1年ぶりかしら?」
「もっと経ちますよ。365日ぶりですよ」
この「ぶり(振り)」は「フリウオ(経魚)」の「フリ(経)」と同じ意味なので、そこから「ブリ」になったという説。

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調べてみると、いろいろと面白い話があるブリ。

じゃあ食べてみたらどうなの?というと、脂ののっているものは刺身にするといいそうです。
じゃあ脂ののっていないものはダメなのかというと、そういうブリは照り焼きやブリ大根に最適だそうです。

特に市場で働く私がおすすめするのは、「ブリ大根」!

水産の「ブリ」、青果の「大根」のコラボレーションが極上のうまさを生み出します!「ブリ」と「大根」を買って、さっそく「ブリ大根」を作ってみては。

それでは、みなさんも「ブリ」が大好きな「ブリっ子」になってくださいね。

【水産と青果のコラボ企画】

  1. マグロ(水産)生わさび(青果)
  2. 牡蠣(水産)柿(青果)
  3. ブリ(水産)と大根(青果)

=T.J.=