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当市場の青果物も、だいぶ府県産から道内産に切り替わり始めた今日この頃。
道内産メロンの第3弾、「アサヒメロン」が初入荷しました!
今年は好天気も相まって出来がいいようで、入荷数も去年の21ケースの3倍、63ケースが入荷されました。
アサヒメロンは産地が安平町追分ということで、「追分メロン」と呼ばれることも。
安平町は「夕張メロン」で有名な夕張市のすぐ隣の町。
両方とも寒暖の差が激しい地域のため、糖度の高いメロンが出来上がるそうです。
さて、待ちに待った試食タイムです!
小売業者さんにお味のほどを聞いてみると、「あと2、3日置くともっとおいしくなるけど、やはり糖度は高いね~」とのこと。
さすがに玄人的なコメントをいただきました。
さあ、青果棟での久しぶりのイベント、私もワクワクしてきました!
いよいよせりです!!!
恒例のご祝儀価格は15万円でした!(ちなみに去年と同じ価格です)
仲卸業者さんには小売店さんから「ご祝儀価格〇〇円で買って!」と連絡が入るそうです。
その連絡が入るのもせりの前日であることが多く、卸売業者さんでもご祝儀価格は予想がつかないそうです。
さて、これからメロン界のカリスマ!?こと「夕張メロン」や、これまたおいしい「富良野メロン」など、どしどし道内産メロンが入荷されます。
皆さんも道内産メロンを食べて、北海道の大地の息吹を感じてみてはいかがでしょうか?
青果の売り場に堂々としたウドがあったので、今日はウドのご紹介。
ウドで真っ先に浮かんだのが「ウドの大木」ということわざ。
大木と言われていますが、調べてみるとウドは木ではなく多年草の植物。
高さ2~3mまでに成長しますが、大きくなると食用にならず、草なので柔らかく、木材のようにも使えません。
そんなことから「体ばかりが大きくて役に立たない」といったことわざになったようです。
でも裏を返せば、大きくなる前の若い茎や穂先は食用として好まれているからこそ、こんなことわざが生まれたのかもしれませんね。
ウドには白いものと緑のものがあります。白いものは「軟白ウド」、緑のものは「山ウド」と言われています。光を当てずに育てたものが軟白ウドとなります(ホワイトアスパラみたいですね)。
山ウドは軟白ウドに比べ、ウド独特の香りが強いそうです。
シャキっとした食感やほのかな苦味が特徴のウド。酢味噌和えや天ぷら、きんぴらなどで春の味を楽しんでみては。
みなさまの食卓に、ウド、どう?
=TJ=
今日の札幌は最高気温が25度になる予報です。4月の札幌で最高気温が25度になるのは珍しいことです。沖縄の最高気温とそれほど変わりません。
突然の暑さで体が疲れたり元気が出ないなど、体調を崩していませんか?
ということで、今日はタコをご紹介します。
タコには多くのタウリンが含まれています。タウリンは肝臓機能を高め、疲労回復の効果があるそうなので、タコを食べると元気になれます!
しかも元気になるだけではありません。
タコは旨味たっぷりで大変おいしいのです。どうしてそんなに旨味たっぷりかというと、魚介類には普段食べているものの旨味成分が身に移ると言われています。
タコは甲殻類や魚、貝類などを食べます。甲殻類はエビやカニ、貝類にはアワビなど、おいしいものがたくさん。そんなおいしいものを食べている(うらやましい…)ので、タコは旨味たっぷりなんですね。
さらにタコの足は八本。「八」は末広がりで縁起がいいんです。
おいしくて元気になれるタコを食べて今日の暑さを乗り切ってみては。
末広がりでいいことあるかもしれませんよ。
=TJ=
お母さんの日頃の苦労をいたわり、お母さんに感謝する日である「母の日」。
今年の母の日は5月10日の日曜日です。
みなさんはもう母の日のプレゼントを何にするか決めましたか?
毎年、「今年のプレゼントはどうしよう…」と悩んでいる方も多いのでは。今日はそんな方たちに特別なリンゴをご紹介します。
「カーネーション」の絵とともに「お母さんありがとう!」の文字がきれいに入っています。
作り方は…
リンゴに袋をかけて育てます。
ある程度の大きさになったところで袋を取ります。
リンゴに「カーネーション」・「お母さんありがとう」のシールを貼ります。
太陽の光でシールが貼られたところ以外がどんどん赤くなります。
きれいに色づいたところでシールを剥がしてできあがり。
かなり手間がかかっています。
生産者の方が手間を惜しまずに育ててくれたことで、こんな素敵なものができるんですね。
主にデパートなどで販売するそうなので、まだ母の日のプレゼントを決めていない方はぜひいかがでしょうか?
お母さんが喜んでくれたら、生産者の方の苦労をいたわり、生産者の方への感謝も忘れずに。
=TJ=
青果の売り場には野菜や果物のダンボールが積まれ、せりにかけられるのを待っています。
いろいろな名前が書いてあるダンボールがありますが、これらはすべてレタスです。
みなさんがよく知っているレタスは玉レタスと呼ばれるもので、そのほかには球状になっていないサニーレタスや焼肉屋さんで出てくるサンチュなどもレタスの仲間なんです。
レタスの語源はラテン語のLac、乳・牛乳などの意味から来ていると言われています。また、和名ではチシャと言いますが、これは乳草(ちちくさ)が訛ってチシャになったと言われています。これはレタスの切り口から白い乳状の液体が出てくることから名づけられたようです。
レタスの目利きのポイントですが、玉レタスは芯が10円玉くらいで変色していないもの、葉がギッシリ詰まっているよりもふんわり柔らかなほうが美味しいとのことです。サニーレタスなどは、葉の先のほうまで色がきれいで張りがあり、みずみずしいものが美味しいそうです。
いろいろなレタスを買って食感の違いを楽しんだり、レタスごとに調理方法を変えるなどして、食卓に変化を出してみてはいかがでしょうか。
=TJ=