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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

「サクラマス」(本マス)入荷しています

土曜日, 4月 18th, 2015

4月も中旬にさしかかり、すっかり春となりました。
当市場には、3月ごろより「サクラマス」が入荷中です。

サクラマスは主に北海道、東北地方、本州の日本海側にかけて分布しており、日本海で漁獲されるサクラマスは、「本マス」とも呼ばれます。

サクラマスの稚魚は河川で孵化します。
約1年を生まれた川で過ごした後に、海に降りて50cmから60cmに成長し、約1年後の春に産卵のため、川へ帰ってきます。

ただ、すべての個体が海に降りるのではなく、河川に残ったサクラマスも一部いて、それらはヤマメと言われ、ほとんどが雄の個体なのだそうです。
ヤマメは海から川を遡上して戻ってきた雌のサクラマスとペアリングするのだそうです。

こちらは本日入荷した、せたな産です。

せたな産サクラマス

こちらは津軽海峡産。

津軽海峡産サクラマス

卸売業者さんに聞いたところ、今年は入荷量が少ないこともあり、値段は高値傾向にあるそうです。
5月いっぱいまでは入荷があるそうですよ。

食べ方としては、バター焼き、ルイベがお勧めなのだとか。
富山県では押し寿司としても人気ですし、フライやムニエルなどにも合うようです。

春の訪れを感じさせるサクラマス。
ぜひ、ご賞味ください!

ギョウジャニンニク入荷中!

土曜日, 4月 11th, 2015

青果の売り場にはギョウジャニンニクが入荷されています!

ギョウジャニンニクにはニンニクよりも多いアリシンが含まれているそうで、このアリシンにはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があるそうです。ということで、ギョウジャニンニクは食べると元気になれることから、修行僧が食べると修行にならないため食べることを禁じられたという話もあるようです。

北海道ではヒトビロと呼ばれていますが、ヤマビル、ヤマニンニクなどの別名もあるようです。

卸売業者さんによると葉の開いていない状態を好む人もいれば、葉の開いている状態を好む人もいるとのことで、市場にはどちらも出荷されています。

葉の開いていない状態

葉の開いている状態

てんぷらにしてもよし、醤油漬けにしてもよし、卵とじにしてもよし。

春は入園、入学、進級、入社等で何かと忙しい時期です。

ギョウジャニンニクをモリモリ食べて、この時期を元気に乗り切ってみてはいかがでしょうか。

=TJ=

 

オホーツク海より、毛ガニ入荷中です!

木曜日, 4月 2nd, 2015

このところ、朝晩の冷え込みも和らぎ、昼間の日差しが暖かく感じられるようになった4月2日木曜日、本日は「毛ガニ」を紹介いたします。

毛ガニは、オホーツク海と太平洋側に多く分布し、水深が150mより浅く水温15℃以下の底質砂か砂泥の場所に生息します。
冬期間は流氷に埋め尽くされ、海が閉ざされていたオホーツク海でしたが、3月中旬以降は、流氷が岸を離れる「海明け」となり、「毛ガニかご漁」が解禁となりました。

解禁以降、オホーツク海側の幌延町、枝幸町、雄武町、興部町沙流などから、「毛ガニ」がこのところ多く入荷しております。

こちらは興部町沙留産。

興部町沙留産毛ガニ

写真の容器は毛ガニが4㎏程度、入っています。
何尾入っているのかが書いてあるので、1尾あたりどのくらいの重さかわかります。
例えば、こちらの雄武産は、容器に5尾入っており、重量が3.8㎏と表示されていますので、一つおよそ760g程度となります。
このところは、9尾から10尾入りのサイズが多く入荷しており、1尾がおよそ400から450gの毛ガニが多いそうです。

雄武産毛ガニ

卸売業者さんによると、4月10日ごろまでは、入荷量が多い状況が続きそうとのことですよ。

まだ流氷が去ったばかりで、海水温が低いことから、この時期の毛ガニは身がたっぷり詰まっており、ミソの味も濃くて、まさに、今が「旬」の味覚なのだそうです。
理由は、流氷が運ぶ豊富なプランクトン。
たっぷりと餌を食べた毛ガニは、風味が豊かでうまみを増しているとのこと。

「海明け」とともにオホーツク海から当市場に入荷する北海道の味覚の代表、毛ガニを味わって、春の訪れを感じてはいかがでしょうか。

当市場の水産物部の食堂を紹介いたします!

月曜日, 3月 23rd, 2015

■こんなお店です

水産棟3階にある、定食や丼物、カレーや麺類など、メニューの豊富な食堂です。
どれもボリューム満点ですが、丼ものはハーフサイズもありますので、気軽に利用できますよ。

■お店の基本データ

店名「水仲食堂 順路」
場所 札幌市中央卸売市場水産棟 3階(真ん中あたりです)
TEL 011-644-7188
営業時間 AM4:30~PM1:30
定休日 休市日、日曜日、祝日
座席数 テーブル約100席

■店長おすすめのメニュー

1 北海海鮮丼

北海海鮮丼

サラダ、あら汁がついてなんと800円! 店長がその日市場で仕入れたものを使って作るので、日によって刺身が違うんですよ。
写真を撮らせていただいた時は、マグロ、サーモン、ニシン、タイ、ホタテ、ホッキ、タコ、 甘えび、赤貝、ずわいがに、イクラ、とびっこでした!
このラインナップでこの値段は、お値打ち感がありますよね。

2 日替弁当

日替弁当

魚やお肉を使ってのメインのおかずに加えて、バリエーション豊富なおかずが入ったお弁当です。
なんとお刺身までついております。
ボリュームもたっぷりですよ。

■本日のおすすめメニュー

日替わりで、バリエーション豊富なメニューを提供しています。
取材当日のメニュー、どちらもおいしそうですね!

1 クロガレイの煮つけ定食
2 ビビンバ丼


■そのほか定番のメニュー

1 あんかけ焼きそば
定番メニューの中で人気ナンバーワンのメニューなのだそうですよ。
あんかけの具にはえび、ホタテ、 イカなどのがたっぷり入っています!

2 丼もの  かつ丼、中華丼、豚丼、天丼
特に天丼のボリュームは圧巻です。
1本まんまのアナゴ、えびに加えて、大葉、のりの天ぷらと野菜のかき揚げがのっています。

3 日替わりカレー
カレーのメニューは毎日変わります。
毎日カレーでも飽きさせませんよ!

月曜 カレーうどん  火曜 エビフライカレー  水曜 ハンバーグカレー
木曜 ギョーザカレー  金曜 オムカレー  土曜 野菜カレー

4 ラーメン、そば、うどん
ラーメンは味噌、塩、しょうゆ味を取り揃えております。

どのメニューも、毎日市場で働く食のプロに満足していただけるような味と値段です。
この看板が目印ですよ!

看板

見学者の方も自由にご利用できますので、市場に見学に来られる際は、ぜひ、ご来店ください!

 

道内産アスパラガスが入荷しました!

月曜日, 3月 23rd, 2015

最近は気温が10℃を超える日もあり、めっきり春らしくなってきました。

そんな中、当市場においては、待ちに待った道内産のアスパラガスが入荷となりました。

春の息吹を感じてしまいます

この穂先は、フランスでは「マドモアゼルの指先」と呼ばれているそうです、ステキ!

せり場には、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの2種類がありましたので、卸売業者さんに話を聞いてみました。

卸売業者さん「ホワイトアスパラは遮光栽培といって、日光が当たらないように栽培しているだけで、グリーンアスパラと味は変わらないんですよ」

ホワイトアスパラガスのほうが高価なのは、栽培に手間がかかるためなんですね。

アスパラガスでいっぱい!左下に紫色のアスパラガスも!!!

とってもキレイな色合い! 値段は若干お高めです

ちなみに紫色のアスパラガスは、緑色の品種に比べてビタミンCや糖分が多く含まれ、紫色をひきだすアントシアニンが10倍ほど多く含まれているとのこと。

しかし、ゆですぎるとアントシアニンの色素が抜けて、緑色になってしまうので、加熱時間を短くしたり、レモン汁で紫色を定着させるなどの工夫が必要のようです。

初物とあって、せりにも力が入ります!

道外産、外国産のアスパラガスも入荷されていましたが、やはり道内産は産地からの輸送距離が短く、新鮮なため、アスパラガスのせりだけでこの人だかりです!

小売業者さんに話を聞いてみると、「早速食べてみたけど、今年のアスパラもとってもおいしかったよ。」とのこと。

卸売業者さんによると、まだ出始めのため、これからもっとおいしくなるとのことでした。

最初はお菓子の箱かと思ってしまいました。。。

ちなみにこちらは、当市場における平成26年のアスパラガス取扱高第2位のメキシコ産のものです。

メキシコ産アスパラガスの箱がなかなかユニークでしたので、かなり脱線してしまいますが、他のユニークな箱も紹介してしまいます!

(左側写真)kabochaって。。。

どちらも外国産のカボチャです。左側がニュージーランド産、右側がメキシコ産です。

箱の中の野菜と全く関係のなさそうなイラストが描かれているのが、外国産の特徴かもしれません。。。

私はこういうフレーズものが大好きです。

こちらは道外産のものになりますが、とにかくパンチが効いていますね(笑)

 

ということで、最後はアスパラガスとは全く違う話題になってしまいましたが、これからも道内産の初物がいろいろと入荷されます。

随時ご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!

仲卸業者さんが「トマト品評会」を開催しました!

水曜日, 3月 18th, 2015
クリックすると画像が大きくなります
さて、上の新聞記事は、青果物の流通販売に着目し、最新の情報を提供している「農経新聞」の3月16日付の記事です。
記事の内容は、当市場仲卸業者の株式会社 北一藏重商店さんが、3月10日(火)まで開催した「トマト品評会」に関するものです。
ということで、藏重商店の渡会さんにお話を聞いてみました。

渡会さん「北海道ではあまり知られていないブランド品種を、小売業者さんに試食も交えて紹介したいということと、トマトは俳句でいう夏の季語なんですが、実は一番おいしい季節は春だということで、今回の品評会を開催することにしました」

当市場では、トマトは5月から10月くらいまでは道内産のものが多く入荷され、その他の期間は道外産のトマトがほとんどを占めます。
したがって、この時期は、いろいろな品種がある道外産トマトを楽しむチャンスかもしれません。
なお、今回出展された全35種のトマトのうち、約3分の1ほどが札幌の八百屋さんなどでもお目にかかれるようです。

では、独断と偏見で3種類のトマトをご紹介したいと思います。

黄色もカラフルでいいですよね!
最初は、当市場でもほぼ一年を通して入荷している「アイコ」です。(品評会のものは少し高級品のようです)
名前の由来は、皇太子殿下のご息女である「愛子さま」であるとか。

市場でもこのように目にしますし、スーパーでもおなじみですね

形は丸というよりは長楕円形で、果肉が厚くて、ゼリーが少ないミニトマトです。
ミニトマトが流行るきっかけになったのは、アイコの影響が大きいとも卸売業者さんがおっしゃっていました。
ちなみにこの品評会では、渡会さんが各トマトの糖度を計り、その値も紹介しています。
なお、アイコの糖度は9.7度でした!(ミニトマトの平均の糖度は6~7度です)

ピ、ピンボケではありません そのまばゆい輝きゆえです。。。

次は今回一番高い糖度を計測した「超特選ミニトマト」です。その糖度は何と14.5度!

みかんの糖度が大体10~14度ですので、ある意味、果実と野菜の垣根を越えたと言っても過言ではない。。。言い過ぎですかね(汗)

その糖度の秘密は、日光が多く入るよう計算されたクラウンメロンの温室で作られたということですから、作り方もぜいたくです!

小売業者さんに試食も提供していました!

「塩トマト」を皆さんは知っていますか?

塩を含んだ海岸の干拓地などでトマトを育てると、トマトが水分を吸い上げられない分(浸透圧の関係とか?)、うま味が濃縮されたものができるということ。

仲卸業者さんによると、ただ甘いだけではなく、コクやうま味もあるんだそうです。

ちなみに、糖度はこの大きさで10.7度。熊本県の八代地域が発祥のようです。

そして、この「塩トマト」に目をつけたのが、東北大震災で総面積の約半分が海水につかってしまったという宮城県岩沼市です。

トマトは塩分が多い土壌でも育ち、なおかつ塩トマトとして味が濃くなるということで、市は塩トマトの栽培を復興策の一つに掲げました。

近頃、リコピンなどで栄養面でも注目を浴びていますが、こういう特徴もあるのだなと思わず感心してしまいました。

 

では、そんなトマトのスゴイところが詰まった、「トマトってこんなにすご~い!!」(藏重商店製)をご紹介して、今回の特集を終わりにしたいと思います。

八百屋さんやスーパーでどれくらいの種類のトマトに出会えるかわかりませんが、もし、見かけたらぜひご賞味ください!

トマトの奥深さに心打たれるかも!!!

画面をクリックすると、画像が大きくなります!

 

ヤリイカ入荷中です

月曜日, 3月 16th, 2015

3月16日月曜日、本日はヤリイカを紹介いたします。
こちらは本日入荷していた松前産。

松前産ヤリイカ

こちらは寿都産です。

寿都産ヤリイカ

青森県からの入荷も多くありますよ。

青森県産ヤリイカ

ヤリイカの名前は、胴体が細長く円錐形で、その姿形が槍の穂に似ていることに由来するようです。
寿命は約1年で、早春から産卵期に入り、各地の沿岸に集まってきます。
そして春に産卵を終え一生を終えます。
現在は、その産卵期に入ったヤリイカが漁獲されているそうです。

ヤリイカは、加熱しても身が柔らかいのが特徴で、天ぷらやフライ、バター焼きなどがおすすめなのだそうです。
また、卵を抱えたメスは、そのまま卵と一緒に煮つけにするのもおいしいそうですよ。
もちろん、新鮮なものは寿司ネタや刺身としておいしくいただけます。

これから道内物も入荷が増え、5月くらいまでは楽しめそうです。
ぜひ、ご賞味ください!

「はまぐり」入荷中です

土曜日, 2月 28th, 2015

本日2月28日は「ハマグリ」を紹介いたします。
もうすぐひな祭りということもあり、当市場にも普段より多く入荷しています。

こちらは中国産です。

はまぐり(中国産)

「ハマグリ」は、北海道以南や朝鮮、中国、台湾などに広く分布している、ほぼ三角形の厚みのある二枚貝で、内海の浅い砂地に生息しています。
全国各地の沿岸でとれるそうですが、当市場に入荷する主な産地は、三重県、東京都、千葉県となっています。

こちらは三重県産です。

はまぐり(三重県産)

こちらは千葉県産です。

はまぐり(千葉県産)

ところで、ひな祭りには古くから伝わる伝統的なお祝い料理があり、春の訪れを伝える旬の食材が使われます。
代表的なものとしては、菱餅、ひなあられ、白酒、ちらし寿司、そして、はまぐりのお吸い物などがあります。

はまぐりが使われる由来についてですが、はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合わないという特徴があり、それは仲の良い夫婦を表していると言われています。
「一生その人と添い遂げられるような、良い相手と巡り合って結ばれて幸せになってほしい」という親から娘への願いが込められ、はまぐりが使われるようになったのだそうです。

お吸い物のほかにも、焼きはまぐり、、酒蒸し、パスタの具材など、いろいろな調理方法で楽しめます。
旬は春先の2月~4月なのだそうですよ。
ひな祭りの食卓にぜひ!

桃の節句ですが…「いちご」をご紹介します!

金曜日, 2月 27th, 2015

2月も終わりにさしかかり、早朝の寒さも若干弱まりつつある当市場の青果売場。

そんな売場で、さらに春の訪れを感じさせる光景に出会いました。

”商売繁盛”とは気が利いていますね!

3年前に当市場の仲卸業者、㈱ 北一藏重商店の渡会さんが石山南小学校で出前授業を行ったのですが、生徒さんがその感謝のしるしとして、この「ひな人形」を贈ったそうです。(詳細は「りんごの先生へ~かわいい贈り物~」をご参照ください)

渡会さんがこのひな人形を大事に保管しているところにも、ご両者のステキな関係を感じてしまいます。

ということで、ひなまつりと言えば「ハマグリ」や「ちらし寿司」などを連想する方も多いかと思いますが、今回は青果売場から「いちご」をご紹介したいと思います。

やっぱり「絵文字りんご」はほのぼのしますね!

いちごを紹介すると言いつつ、最初はりんごです(汗)

このホームページでもたびたびご紹介している「絵文字りんご」ですが、今回はまだシートを取っていないバージョンです。(というか、ひなまつりまでまだ日にちがありますので。。。)

リカちゃんも好きなら僕も好きです~♡

当市場の平成26年のいちごの取扱量が2番目となる佐賀県産。(ちなみにいちごの生産量日本一は栃木県です)

こちらの代表的な銘柄と言えば「さがほのか」です。

「さがほのか」については、「佐賀県唐津玄海地区農産物販売促進キャンペーン」において詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ちなみに、「さがほのか」は平成26年3月18日で命名15周年を迎えたということで、ポスターを作成しました。

1年前の話になりますが、とってもステキなポスターなのでご紹介しますね!

JAさがの広報の方が快く掲載を許可してくれました

何とこのポスター、「笑顔写真」を集合させて作成したとのこと。しかも、「笑顔写真」の応募総数は996人というから驚きです!(クリックして拡大してみてください!)

味もさることながら、こういった宣伝活動もさすが!といった感じです。

写真右下の「わたリーナ」が気になるのは、私だけでしょうか?

これぞ正真正銘?の「わたリーナ」! あら、カワイイ♡

当市場の平成26年のいちごの取扱量1位は宮城県産です。

宮城県オリジナルの品種である「もういっこ」は果実が大きいことと、甘味と酸味のバランスが良く、すっきりとした甘さが特徴のいちごです。

さて、先ほどから当市場における産地別のいちごの取扱量をお伝えしてきましたが、それを調べている最中にあることに気付きました。

宮城県産のいちごの取扱量が、平成23年から約半分以下になっているのです。

平成23年というと、東北大震災が起きた年です。やはり、その影響なのではと思い、早速宮城県庁に話を聞いてみました。

宮城県の職員「東北大震災では、亘理町が壊滅的な被害を受けました。亘理町は主に札幌向けのいちごを生産しています。」

この「亘理町」というキーワードに反応したのが、青果の同僚でした。

平成26年1月頃にJAみやぎ亘理の関係者の皆さんが「仙台いちご」のPRに来ていたというのです。

早速、その時の記事を見てみますと。。。⇒ 「JAみやぎ亘理の関係者の皆さんが「仙台いちご」のトップセールスを行いました」

「”町の復興は、イチゴの再生なくしてない!”との信念のもとがんばってきた」という亘理町長の言葉には、私などには計れない深い思いがあるのでしょう。

あくまでも当市場での宮城県産のいちごの取扱量ですが、平成26年には震災前に近いレベルまで復活してきている模様。

亘理町の皆さんの努力は結実しつつあると言えるのではないでしょうか?

佐賀県産ももちろん、宮城県産のいちごも今後注目していきましょう!

 

<番外編>

ちょっとタダモノではない感じ、わかります?

最近青果の担当者の間で話題に上るのが、徳島産の「さくらももいちご」です。

というのも、インターネットで「さくらももいちご」を調べてみると、一粒あたり500円近くすることも。。。

主に上場されるのが大阪くらいまでですので、札幌で購入するとなるとデパートなどに限られてしまうようです。

金額もレア度も高いので「番外編」ということにしましたが、もし、見かけることがありましたらぜひご賞味ください!

 

では、ステキなひなまつりを!

「しろうお」が入荷しました

金曜日, 2月 20th, 2015

本日、当市場の水産売場で、袋の中で魚が元気に泳いでいるのを見つけました。

しろうお

袋には「白魚(しろうお)」と書いておりました。
佐賀県唐津市産なのだそうですよ。

「しろうお」はスズキ目ハゼ科シロウオ属、体長約4cmの小さな魚で、体にはうろこがなく、飴色がかった色をしています。

しろうお
よく見ると、にっこり笑ったような、かわいらしい顔をしていますね。
唐津市では毎年春になると、産卵のため、玉島川という川に白魚が上がってくるそうです。
袋にも「早春を告げる」と書いているとおり、春の訪れともいえる味覚で地元に親しまれています。

「しろうお」と言えば、「おどり食い」ですよね。
このまま酢じょうゆなどをかけて食べるそうです。
その他には、天ぷら、茶碗蒸し、吸いものなど様々な料理があるそうですよ。

ちなみに、北海道の網走湖などで漁獲される「白魚(しらうお)」は、こちらとは違う種類の鮭の仲間で、体長は約10㎝になるそうです。

春を告げる「しろうお」。
お目にかかった際は、感謝の気持ちをこめて「おどり食い」してはいかがでしょうか。