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6月3日火曜日、札幌の本日の予想最高気温は31℃。
札幌でも初夏の強い日差しが感じられるようになりました。
本日は道内産スイカの一番乗りで、JAふらの「黒小玉すいか」の初競りが行われました。
生産地は、四方が山々に囲まれた、ドラマ「北の国から」で有名な富良野市麓郷(ろくごう)地区です。
麓郷地区はスイカの生産に力を入れており、生産者は23戸とのこと。
競り場には、小さなかわいいのぼりも登場しました。
「黒小玉すいか」は、名前のとおり、皮が黒く、直径15センチほどの小さいスイカです。
また、家庭の冷蔵庫で保管するにもちょうどよい大きさで、人数の少ない家族でも食べ切れることから人気上昇中だそうです。
試食の時には、その場でスイカを割ってくれました。
実が真っ赤でおいしそう!
糖度は約12度と、とても甘く、シャキシャキとした食感が特徴です。
また、皮は固いので日持ちが良いそうです。
競りではご祝儀価格がつきました!
これから約110,000玉を出荷する予定で、6月末から7月上旬が出荷のピークだそうです。
冷たく冷やして、甘みがギュッと詰まった「黒小玉すいか」をぜひ!
本日、卸売場にひときわ目を引く大きな魚が入荷していました。
せたな町より、頭に大きなコブのある「コブダイ」です。
入荷した2尾のうち、大きいものは7.8㎏ありました。
コブがあるので一見いかつい感じですが、よく見ると目が小さくて、ちょっとかわいらしい顔をしていますよ。
ところで、「コブダイ」はちょっと変わった生態の魚だそうです。
これはどうやら雄の個体のようですね。
なぜ雄とわかったかは、2012年6月6日の記事「大きなコブ!」をご覧ください。
また、主な生息地は日本海側では新潟県以南、太平洋側は東北以南とのことで、道内産の入荷は少ないそうです。
くせのない白身魚で、主にポワレ、焼き物、煮物、酒蒸しなど、様々な料理に合うようです。
冬季に脂がのって、よりおいしくなることから、別名「寒鯛」とも呼ばれ、寒い時期には刺身や鍋などにも合うようです。
お目にかかることは少ないと思いますが、機会があれば、ぜひ!
先週末は10℃程度だった最高気温も昨日は20℃近くまで上がり、札幌にも初夏の気配が感じられます。
そんな穏やかな天気の5月20日火曜日、JA月形町から「北海カンロ」が初入荷です。
夏場のごちそうとして古くから親しまれてきた「マクワウリ」の仲間で、近年では月形町、浦臼町周辺などの限られた地域で生産されている希少な果物です。
味はプリンスメロンに近く、爽やかな甘みが特徴です。
種付近のワタ部分が最も甘いそうで、冷やして皮をむき、種ごとまるかじりするのがおすすめだそうです。
出された試食には次々と手が伸びていて、「メロンより甘いんじゃない?」、「懐かしい、青春の味だね~。」なんて声が聞こえました。
のぼりやパネルもなかなか素敵です。
出荷者であるJA月形町の方にお話を伺ったところ、現在の糖度は11~12%まで上がっており、4月後半の暖かさで甘みが増したとのこと。
入荷のピークは7月上旬で、9月ごろまで入荷する予定だそうです。
暑い夏には冷やした「北海カンロ」をぜひ!
今週は道内産メロンの初出荷が続いております。
5月17日土曜日は、JAふらの東山支所から「やまとうメロン」が初入荷です。
「やまとうメロン」は赤肉の「レノン」という品種で、種が少なく皮が薄いため、果肉部分が厚いそうです。
果肉の色も鮮やかですね。
糖度は16度前後。深い甘みで試食も大好評でした。
「やまとうメロン」の生産者は26軒、10月上旬までおよそ37,000ケースを出荷する予定とのこと。
昨年は天候に恵まれず、苦労されたそうですが、今年は順調に生育し、この日を迎えられたそうです。
出荷者さんからは、自信が感じられます!
本日もご祝儀価格で競り落とされました。
道内産メロンの初出荷は、まだまだ続きそうです。楽しみですね!