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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

道東産秋サケの初競りがありました

月曜日, 8月 26th, 2013

当市場で、8月24日に漁解禁となった道東産秋サケの初競りがありました。

「秋サケ」は、シロザケ、ギンザケ、カラフトマス、マスノスケなど多くの種類があるサケの中のシロザケの別の呼び名。北海道や東北では、産卵のため秋に産まれた川へ戻ってくることから、「秋アジ」と呼んだりもします。

今年の初競りは昨年並みの約12トンの入荷があり、昨年よりやや高い値がつきました。9~10月の最漁期に向け、今後の入荷にも期待が高まります。

威勢のよい掛け声が場内に響き、熱気に包まれます

サケは良質なたんぱく質が豊富で、EPAやDHAなどの脂質やカルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含み、優れた栄養源となります。

焼いても煮てもおいしいサケ。北海道で水揚げされた活きのよいサケを、皆さんもぜひ味わってください。

スルメイカ!

木曜日, 8月 8th, 2013

夏ですね~。

ということで、今回ご紹介するのは「スルメイカ」です。

写真は北海道盃産

「スルメイカ」は筒型で中央部がやや太く、後方からだんだん細くなって、先端はとがっています。

生まれた時期の違いから、秋生まれ、冬生まれ、夏生まれの3系群に分けられるのだそうです。

夏が旬のイカなので、別名「夏イカ」。「マイカ」や「バライカ」とも呼ばれます。

お刺身で食べるのが一般的ですが、「お勧めはイカそうめんかな~」とは、小売業者さん。

身が透き通った新鮮なものを細作りにして、しょうゆや麺つゆで食べるイカそうめんは絶品なのだそうです。

加工品も多く、スルメや塩辛、松前漬けなどに幅広く利用されています。

また、北海道函館市では「イカ」が市の魚に選ばれており、市民や観光客に親しまれているのだそう。

この時季、お勧めですよ!

「ハナサキガニ」入荷しています

水曜日, 7月 31st, 2013

水産の競り場を歩いていたら、「ハナサキガニ」を見つけました。

甲羅がハート型の「ハナサキガニ」は、殻が固く、甲羅や脚など体中にたくさんのトゲがあるのが特徴。

名前に「カニ」と付いていますが、ヤドカリのお仲間なのだそう。

北海道根室産

「ハナサキ」の名前の由来は、主な漁獲地である根室の地名「花咲」に由来する説や、熱を加えると鮮やかな朱色に変わり、花が咲いたように見えることから付いたとする説などが有力だそうです。

また、昆布の生えている海域にも生息することから、「コンブガニ」と呼ばれることも。

主に北海道のえりも岬から納沙布岬にかけての太平洋と根室半島北側のオホーツク海に分布し、沿岸近くの浅瀬に生息するのだそうです。

塩ゆでにしたり、煮て食べるのが一般的だそうですが、「ぶつ切りにして、みそ味仕立てにした鉄砲汁が絶品でお勧めだよ!」とは、仲卸業者さん。

夏から秋にかけてが漁期とのことです。ぜひ!

「大浜みやこカボチャ」JAさっぽろから初入荷です

火曜日, 7月 30th, 2013

7月29日、JAさっぽろから「大浜みやこカボチャ」が初入荷しました。

「大浜みやこ」は、札幌市手稲区の山口地区で栽培されているカボチャ。

強い甘みとホクホクの食感が特徴です。

今年は大雪と春先の低温の影響で、生育が心配されたそうですが、出来は例年以上とのこと。

色も濃く、表面には糖分が吹き出すほど甘みたっぷりなのだそうです。

試食用のカボチャ。「甘い!」と、大好評でした!

市場関係者や報道関係者が見守る中、注目の競りが始まりました。

競りは大盛況

 

キャンペーンガールの「みやこガール」も訪れ、おいしさをPRしていました

入荷は9月中旬頃までとのことです。

ぜひ、札幌のカボチャを味わってみてください!

〈おまけ〉

こんなのも見つけました。

かぼちゃ焼酎の「みやこっ酎」

 

札幌も夏本番!「サッポロスイカ」登場です!

月曜日, 7月 29th, 2013

7月27日、JAさっぽろから「サッポロスイカ」が初入荷しました。

「サッポロスイカ」は、札幌市手稲区の山口地区で栽培されているスイカです。

元々、農家の自家用として栽培されていたのだそうで、当初の名前は山口スイカ。全国各地に販路を広げる際に今の名前に変更して、今ではサッポロブランドの一つとして、市民に愛されています。

水分たっぷりでみずみずしい!甘さも十分です!

入荷したのは市内7件の農家から計214玉。

初競りでは、報道関係者も駆け付け、市場関係者の注目を集めていましたよ。

競りの様子(動画 約5.1MB)

当市場への入荷は、お盆過ぎ頃までとのこと。

まだまだ暑い日が続きそうです。

ぜひ、サッポロブランドのスイカを食べて札幌の夏を感じてみてください!

〈おまけ〉

こんなのも見つけました・・・

 

JA新しのつから「タマネギ」が入荷しました

木曜日, 7月 25th, 2013

本日(平成25年7月25日)、JA新しのつから「タマネギ」が道内産の先陣を切って、当市場に入荷しました。

今年は、春先の低温や日照不足により、生育に遅れがありましたが、7月以降の天候の回復もあって、例年とさほど変わらない出荷にこぎつけたとのことです。

道内産タマネギの初入荷ということで、生産者の皆さんも見守る中、盛大に競りが行われました。

新篠津村のタマネギは、泥炭地という特徴を生かして、水分の多い、ふわっとした甘みのあるのが特徴。

露地に被覆資材を使用して、地温効果と前進栽培による早出し出荷を行っており、手掘りでの収穫を行っているのだそうです。

品種は「収太郎(しゅうたろう)」

そして、減農薬栽培にもこだわっており、「北のクリーン農作物表示制度」の栽培基準を満たした農作物だけに承認される

「YES!clean」の認定タマネギです!!

「この甘さを楽しむなら、1玉まるごと、ホイル焼きがおすすめだよ!」とは、小売業者さん。

皮をむき、縦に切れ目を入れて、アルミホイルに包んで、オーブンに入れるだけで、おいしく食べれるそうです。

8月頃まで出荷されるとのこと。

ぜひ、その甘さ、堪能してみてはいかかでしょう。

道内産「サクランボ」が入荷しています

月曜日, 7月 22nd, 2013

青果の競り場には、道内産の「メロン」や「スイカ」が、ドーンと入荷していますが、その中で道内産「サクランボ」が、北海道の仁木町や増毛町から顔を見せてくれています。

北海道の仁木町や増毛町は、サクランボの産地だそうで、地元では「サクランボ狩り」も盛んなのだとか。

入荷しているこのサクランボ。さまざまな種類があることに驚かされます。

国内で最も多く生産されている「佐藤錦(さとうにしき)」。交配育成した山形県の生産者、佐藤栄助氏にちなんで命名され、「砂糖のように甘い」との、意味が込められているのだとか。

こちらは、比較的大粒の「南陽(なんよう)」。果肉は比較的硬めで、酸味が少ないのが特徴なのだとか。

1991年に品種登録された「紅秀峰(べにしゅうほう)」。日持ちするのが特徴とのことです。

カナダで育成された黒褐色の「サミット」。大粒品種で、赤い果肉がやわらかく肉厚感もあるのだとか。

鮮やかな黄色が目を引く「月山錦(がっさんにしき)」。軟化しにくく、日持ちがしやすいとのことです。

どれも個性豊かに、宝石のような輝きで、青果の競り場を彩ってくれています。

その他にも、「ナポレオン」、「ゴールドキング」、「水門」、・・・・などなど。

どれにしようか、迷ってしまいますが。。。。。。

食べ比べて、お好きなサクランボ、見つけてみてはいかがでしょう。

ホッカイシマエビ!旬です

金曜日, 7月 19th, 2013

「ホッカイシマエビ」がおいしい季節です!

正式なお名前は「ホッカイエビ」

加熱すると、身がきれいな紅白のしま模様となることから、道内では「ホッカイシマエビ」と呼ばれることが多いのだそうです。

主に太平洋とオホーツク海沿岸の内湾の藻場に生息しているそうで、産卵期は8月から9月頃。

「刺身でもおいしいけど、塩ゆでするとよりうまみが出るから絶品だよ!」とは、卸売業者さん。

僕も大好きです!

皆さんもぜひ!

kai。

JA月形町から「月」と「ゴジラ」がやってきた!

金曜日, 7月 12th, 2013

久しぶりに青果の競り場を歩いていたら、ユニークなネーミングのメロンやスイカたちがたくさん入荷していました。

今回ご紹介するのは、JA月形町から顔を見せてくれたメロンとスイカの3連発!

まずは、「月雫(つきのしずく)」。

北海道では珍しい青肉のメロン。

糖度は17度以上で甘さは抜群。にもかかわらず、しつこさのないさっぱりとした甘さと滑らかな舌触りが人気です。

次は、怪獣・・・

「ゴジラのたまご」です。

ラグビーボールのような楕円形の大型スイカは、まるで恐竜の卵のよう。。。

生産量がとても少なく、貴重なスイカです!

最後は、大きなまあるい月とうさぎの箱が目を引くスイカ「おつきさま」。

黒皮の大玉で、果肉は鮮やかな黄色のクリームスイカ。

こちらも生産量が少なく、なかなか手に入らないスイカだそうです。

寝苦しい夜は、「月」でも眺めながら、「ゴジラ」を食べると涼しくなるかも?

kai。

サンマ初競り!

木曜日, 7月 11th, 2013

北海道東部太平洋沖でサンマ流し網漁が7月8日に解禁され、本日(7月11日)、水揚げされた「サンマ」が当市場に入荷し、初競りが行われました。

入荷量は約2.3トン。

銀色に輝く、活きの良い新鮮なサンマが顔を見せてくれました。

一足早い「秋」の訪れに、たくさんの報道関係者も駆け付けた初競りは大盛り上がり。

競り人の威勢の良い掛け声が場内に響き渡っていましたよ。

最高値は1キロ2万円超えのご祝儀価格!

今月15日からは5トン未満の漁船での棒受網漁、22日から10トン未満の漁船での棒受網漁が始まる予定とのことです。

夏はこれからが本番。

札幌もまだまだ暑い日が続きそうですが、寝苦しい夜は、「サンマ」で秋を感じながら涼むのはいかがでしょう。