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カテゴリ: ‘食育関連情報’

市場で学生実習が行われました

金曜日, 9月 19th, 2014

9月17日から19日までの3日間、当市場において、酪農学園大学循環農学類の3年生、9名が学生実習を行いました。
学生のカリキュラムのうち、農畜産物の流通、販売に関する実習の一環として行ったものです。

今回の実習内容は青果部の卸売業者としての実務ということで、最初は職場である青果棟を見学しました。
移動ぜり、固定ぜりの様子を真剣に見学していましたよ。

見学の様子

競りが終わると、すぐに作業の実習です。
競りが終わって販売先が決まった荷物を運び出しやすいように、段ボールのふたを閉めたり、移動したりする作業です。
とにかく体力を使います。皆さん一生懸命作業していました。

作業の様子

作業の様子

午後の講義では、当市場の管理課より札幌市中央卸売市場の仕組みと役割、他の市場との関わり、卸売市場法などについて説明があり、1日目は終了です。

講義の様子

2日目と3日目は、朝早くからの実習と講義を繰り返し、パイナップルの加工場の見学や、販売品の運搬等を行いました。

実習の最後は閉講式です。

閉講式

実習生の皆様に感想をお聞きしたところ、
「3日間とも、毎日新鮮な気持ちで競りを見ることができました。」
「他の市場に比べて清掃が行き届いていて思ったより場内がきれいだった。」
「実習前は閉鎖的なイメージだったが、場内の様々な業者さんがいろいろと話しかけてくれたり、周りの方が親切にしてくれた。」
「毎日じゃがいもとタマネギを運び続けて大変だった。」
「毎朝早起きしたので、体のリズムがいつもと違う。」
といった声が聞かれました。

実習生の皆さんは、普段、農業政策、経営、流通等について学んでいるそうです。
流通拠点である市場で、体を張って学ぶ、貴重な経験になったのではないでしょうか。
実習が終わっても、市場に興味関心を持ってくださることを期待していますよ。
3日間、お疲れ様でした!

 

「2014小学生料理コンテスト」開催! 予選会パート3

金曜日, 9月 12th, 2014

札幌市中央卸売市場 青果部運営協議会主催の「2014小学生料理コンテスト」の予選会パート3が9月6日(土)に開催されました。

このコンテストは「食育」をテーマに、こどもたちの食材を見る目を養い、友人たちと一緒に調理することで集団での協調性や自主性を育み、「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されたもので、今年度で6回目になります。

8月23日(土)、30日(土)、9月6日(土)の3回に分けて予選会が行われ、各予選会の上位2チームと、特別枠として選ばれたチームと併せて、最大8チームが9月14日(土)の決勝大会に進出します。

今回は計6チームが出場した予選会パート3の模様をご紹介します。(予選会の詳しい進行等については、予選会パート1をご参照ください)

山際睦子先生による「食育ミニセミナー」です。皆さんとっても真剣に聞いています。

 

さあ、いよいよコンテストの開始です!まずは買い物です。

妥協を許さない野菜選び!まさに目利きの達人です!

食材の料金計算です。調理よりたいへんかも。。。数字合う?

ここからが本番!レッツ クッキング!

恒例の「いただきます!」 審査員さんはこれからもう一仕事!

では、優秀賞2組と努力賞4組の発表です。なお、予選会パート1~3の優秀賞6組と、努力賞8組の中から2組、計8組が決勝に進出できますが、実は今回の予選会の努力賞からその2組が選出されました。

優秀賞1組目は「ミラクルクッキング5」(日新小学校)で、料理名は「野菜たっぷりセット」です。


続いて、優秀賞2組目は「クッキングマスター」(西野小学校)で、料理名は「栄養たっぷり家ぞくご飯」です。

次に優秀賞には届きませんでしたが、決勝進出の2組を含めた努力賞の発表です!

決勝進出となりました努力賞1組目は「クッキングSUT̂A☆」(清田小学校)で、料理名は「栄養たっぷりかんたんパーティーコース」です。

決勝進出となりました努力賞2組目は「̂OKURAチーム」(大倉山小学校)で、料理名は「家族でかこむ夜ご飯」です。

惜しくも決勝進出とはなりませんでしたが、努力賞3組目は「Last stage Maruyama sweet girls♡」(円山小学校)で、料理名は「敬老の日のお祝いメニュー」です。

努力賞4組目は「スマイル」(南小学校)で、料理名は「休日のランチ」です。

決勝進出となったチームの皆さん、予選会で見せてくれた実力をそのまま発揮して、決勝大会でもがんばってくださいね!

惜しくも決勝進出できなかった皆さん、決勝に進出したチームとはほんのわずかな差しかありませんでした。来年参加資格のある方はぜひまた参加してくださいね。参加できない方もこれを機会にもっともっと料理に触れてみてくださいね。

次回は決勝大会の模様をご紹介します!お楽しみに!

「2014小学生料理コンテスト」開催! 予選会パート2

木曜日, 9月 11th, 2014

札幌市中央卸売市場 青果部運営協議会主催の「2014小学生料理コンテスト」の予選会パート2が8月30日(土)に開催されました。

このコンテストは「食育」をテーマに、こどもたちの食材を見る目を養い、友人たちと一緒に調理することで集団での協調性や自主性を育み、「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されたもので、今年度で6回目になります。

8月23日(土)、30日(土)、9月6日(土)の3回に分けて予選会が行われ、各予選会の上位2チームと、特別枠として選ばれたチームと併せて、最大8チームが9月14日(土)の決勝大会に進出します。

今回は計3チームが出場した予選会パート2の模様をご紹介します。(予選会の詳しい進行等については、予選会パート1をご参照ください)

最初は買い物です。野菜ごとに値段は決まっているので、安くて良い素材を見つけたいですね!

調理の時もチームワークはバッチリです!

「いただきます!」の後はお食事タイム! おいしそう! いや、おいしいんです!!!

「ごちそうさま!」の後は後片付け!う~ん、皆さん手際がいいですね~。

では、決勝に残る優秀賞2組と努力賞1組の発表です。

まずは優秀賞1組目、「おりょうり5(ファイブ)」(二十四軒小学校)の「家族でホットタイム」です。

続いて、優秀賞2組目、「大谷地っ子3年生チーム」(大谷地小学校)の「小学生でもできるかんたんレシピ」です。

最後に惜しくも努力賞になりました、「M2-FIT」(緑丘小学校)の「みんな大好き♡ごきげんごはん」です。

出場チームは3チームと少なかったものの、審査員泣かせの大接戦が繰り広げられました!

予選会パート3も決勝大会も本当に楽しみです。

市場見学と料理講習を開催しました

木曜日, 9月 4th, 2014

9月2日、魚食普及委員会と当市場売買参加者の生活協同組合コープさっぽろが連携し、市場見学と料理講習を開催しました。

ビデオで、市場のしくみを説明後に市場水産棟を見学していただきました。

この日、午前の回には16名の方が参加し、水産・青果のせりの仕組みについて説明を受けました。

次に料理講習に移ります。道央水産物商業協同組合、金澤専務理事に講師をお願いし、サバ・秋サケ・イカを使用しました。

サバの三枚おろし、秋サケのさばき方、イカのむき方の説明を聞きながら、興味をもって講師の包丁さばきを見つめていました。

いよいよ、調理開始です。各テーブルにベテランスタッフが必ずおりますから安心してください。

 

スタッフの皆さんの説明も丁寧で、どんどん下ごしらえが進んでいます。

そして、出来上がった品がこちら。作 金澤講師

(上)イカの刺身、(下)サバの味噌煮

そして、皆さんの完成品がこちら。全て掲載できず、すみません。

サバの味噌煮、秋サケのムニエル、サバのムニエルも・・・

 

 

 

 

お待ちかねの、お食事タイムです。

1名からでも、朝5時から夕方4時まで(市場の休市日を除く)の見学が可能ですので、ご希望の方は、一般社団法人札幌市中央卸売市場協会 電話番号011-611-3176(受付時間7:45~16:15)へお申込みください。

「2014小学生料理コンテスト」開催! 予選会パート1

木曜日, 8月 28th, 2014

札幌市中央卸売市場 青果部運営協議会主催の「2014小学生料理コンテスト」が開催されました。

このコンテストは「食育」をテーマに、こどもたちの食材を見る目を養い、友人たちと一緒に調理することで集団での協調性や自主性を育み、「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されたもので、今年度で6回目になります。

8月23日(土)、30日(土)、9月6日(土)の3回に分けて予選会が行われ、各予選会の上位2チームと、特別枠として選ばれたチームと併せて、最大8チームが9月14日(土)の決勝大会に進出します。

では、8月23日(土)に行われた予選会の様子をお届けします。

最初は、以前に親子料理教室の講師もしていただいた山際睦子先生による「食育ミニセミナー」です。

なお、右側の写真の4名の方と山際先生の計5名で、今日の料理コンテストの審査員をしていただいております。

とてもしっかりとした回答をしていました。

先生から小学生の皆さんに「「五大栄養素」って習ったことある?」と質問すると、自ら手を挙げて積極的に回答する場面も。ビタミンは五大栄養素の中で、体の調子を保つ役割を担っており、野菜・果物に多く含まれています。

「皆さん、ピーマン好きですか~?」との質問には、多くの方が「好き~!」。最近の小学生は好き嫌いがあまりないんだなと私が感心していますと、全国の小学生の嫌いな野菜のランキングでは、ピーマンがダントツで1位とのこと。ちなみに、好きな野菜では枝豆がナンバー1。これには皆さんも「え~!」と驚きの声。

なお、野菜は色の濃い野菜(緑黄色野菜)と薄い野菜に分けられ、レシピを考える際には、色の濃い野菜:色の薄い野菜=1:2の分量で考えるといいとのこと。なすの皮の色は輝くほどの紫色ですが、中身は薄い黄色なのでそちらを基準にします。

最後に、小学校5年生までに脳がつくられるので、食べ物の採り方には気をつけましょうねとのことでした。

これが買い物シート、時間内に完成させるのは大変そうです。では、特設売店に移動!

さあ、早速コンテストの開始です。まずは特設売店で食材を購入します。これは生徒さんが事前に提出したレシピをもとに、計3,500円以内で買い物をしてもらいます。なお、参加者にはお金の負担はありません。

食材を買って、各食材の金額を記入した買い物シートを完成させるまでの時間は30分と決められています!皆さん、がんばってね!

(注意)「このごぼう、痛んでいるから安くしてよ!」と値切っている場面ではありません。

特設売店でスイカを割ったところ、新鮮なスイカの匂いが漂い、「スイカの匂い、すご~い!」との声も。皆さん、真剣に目利きをしていますよ!

さあ、調理室に戻ってきたら、買い物シートを完成させなければいけません。制限時間を過ぎたり、金額に間違いがあっても減点ととってもシビア!

さあ、何とか完成したみたいですね。制限時間をちょっとだけオーバーしたチームも。。。 いやいや、料理コンテストたるもの、料理でまだまだ挽回できますよ!

保護者の方のアドバイスが効いていますね~!

ちなみに各チームは、小学生5名と保護者(ご両親、先生など)1名の計6名で構成されています。保護者の方は調理には参加できないルールです。

魚をおろす手さばきなど、素晴らしい腕前でした。

練習の成果なのか、普段から当たり前に行っていることなのか、本当に皆さん、料理がお上手ですね。さあ、料理が完成したみたいです。では、「いただきます」をしてから、皆さんでいただきましょう!

さて、審査員が料理を試食して、最終審査を行います。何と各項目を合計すると500点満点!審査員も大変です(汗)

どの料理も素晴らしいので、審査は難しそうですね。審査員の方々もかなり真剣です。

最初に申しあげたとおり、上位2チームが決勝進出。残りのチームは特別枠で決勝に残れるかどうかです。では、決勝に進出する優秀賞の2組の発表です。

まずは「山の手南クッキングガールズ」(山の手南小学校)の「4ヵ国をいただき!」です。

料理内容は、①マシソヨ!かん国ビビンバ、②イタリアントマトサラダ、③中国風カニのふんわりとろとろスープ、④ジャパンミルクかんてん です。

①のお肉の味付けの絶妙さも素晴らしいですし、④のかんてんの食感がとても良く、味付けもバッチリでした。

優秀賞のもう1チームは、「美香保っ子クッキング隊」(美香保小学校)の「カラフル洋風ランチ」です。

料理内容は、①ツナと昆布の炊き込みごはん、②ソーセージのひとくち揚げ、③野菜たっぷりポテトサラダ、④あざやかフルーツ盛り、⑤わかめのみそしる です。

①の炊き込みごはんは、ある審査員の方が「これはおいしいわ!」とうなるほどでした。②、③も個人的には、お酒のつまみにしたいほどおいしかったです(笑)

次に努力賞です。まだ、決勝に進出できないと決まったわけではないので、気を落とさないでね!

「ニコニコチーム」(真駒内公園小学校)の「ごまはやさしい定食」

「HAPPY!」(西野小学校)の「HAPPYカラフル!」

「日新クッキングガールズ」(日新小学校)の「野菜たくさんオムライス」

5つのチームの間には、ほとんど点差はなかったようです。それほど各チームの力は拮抗していたようですよ。本当にお疲れ様でした。

大会が終了し、審査員の方々とお話しをする機会があったのですが、「今の子どもたちは料理の後片付けまできちんとしてますよ。自分が子どもの頃は、そんなにテキパキできなかったですね」とおっしゃっていました。

以前は「全く今の若者は!」とよく耳にしたものですが、親子料理教室なども取材して、最近の子どもたちは本当にしっかりしているなあと感じるばかりです。

予選会パート2、パート3、決勝大会と続きますが、小学生の皆さんの活躍に期待しましょう!

 


市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第8弾!!!

火曜日, 8月 12th, 2014

8月7日(木)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は41名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

本日の講師は、すすきのにあるスペインレストラン&バー 「スプーン」の相河一馬先生です。

先生はスペイン料理のお店を経営していて、さらにラテンな雰囲気漂うイケメンのためか、よくスペイン人やブラジル人に間違えられるそうです。

そんな先生がスペイン料理を勉強し始めたきっかけは、何とサッカーのスペインリーグを観てからとのこと。しかも、先生は野球部出身とのことで、サッカーの魅力恐るべしですね。ちなみにスペインには一度も行ったことがなく、10年もの間、日本で洋食の修行を積んだとのことでした。

なお、「スプーン」では「パーフェクトクラシック」(某ビール会社さんによると、そのまま「パーフェクトな生ビール」だそうです)というビールを提供している、市内ではごくわずかしかないお店の一つということでした。

それでは料理の紹介です。まずは「フルーツのガスパチョ」です。

ガスパチョというのは、トマトやニンジンなどの野菜をマリネ状にして、1日寝かせたものをジューサーですり潰したり、角切りにしたものとのこと。今回は食べやすい果物で調理していただきました。

左下写真・・・レシピに記載されている「軽く煮て適当に実が崩れたら…」という写真です。

右下写真・・・レシピに記載されている「ダイスカット」は12分割にカットすることですね。最初真ん中で半分に切り、その後、各々6分割にします。

食べてみて、甘さが足りない場合は、砂糖やバニラアイスを足すのもあり。

次は「いろいろ野菜のスペインオムレツ」です。

右上写真・・・ズッキーニとパプリカは半分にしてからスライス。白い部分も取り除きましょう。

左下写真・・・フライパンで野菜やベーコンを炒めた後、卵を流し込みますが、その時温度が一気に下がるので、最初は強火で調理です。

右下写真・・・オムレツをひっくり返して、下半分を焼いている場面です。この時は弱火で5分くらいとのこと。

さて、ここでの先生の見せ場は、フライパンで片面を焼いたオムレツを、そのままひっくり返した状態で皿に載せるところです。

一瞬にして、フライパンをひっくり返し、皿の上に。。。でも、ちょびっとだけこぼれてしまい、先生苦笑!

「今日は自信ない感じ」とおっしゃっていましたが、十二分に職人の技を拝見させていただきました。最後はマヨネーズをかけて完成です。

ちなみに先生によると、「スペイン人は何でもマヨネーズをかけたがる」とのこと。これはちょっと意外でしたが、完成したオムレツを食べて納得です。

先生のお店では、さらにスペインの生ハムやジャガイモをすり潰したものなどを混ぜています。

最後は「トマトと十勝マッシュルームのアヒージョ」です。

アヒージョとはオリーブオイルとにんにくで、エビ、砂肝、アサリなどを炒める料理です。居酒屋でよくつまみとして提供されているとのこと。

先生のお店では前述の食材のほか、ジンギスカンのアヒージョを出していまして、これが特に人気があるようです。(ジンギスカンを焼いてから、オイルとにんにくで炒めるとのこと)

左上写真・・・にんにくは、熱が同じ速度で通るように、均一にスライスします。

左下写真・・・マッシュルーム、ベーコン、トマトを鍋に入れる際は、トマトが割れないように、100℃くらいの弱火にしてください。

これで3品完成しました。レシピを掲載しておきますね。

どの料理も、食べただけでまるでスペインに行ったような気持ちにさせてくれました。

生徒の皆さんも上手にできたみたいですよ。

相河先生、どうもありがとうございました。生徒の皆さんもお疲れ様でした。

 

 

 

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第7弾!!!

火曜日, 8月 5th, 2014

8月1日(金)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は18組計36名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

本日の講師は、札幌ベルエポック製菓調理専門学校の副校長で、料理研究家でもある小笠原登志子先生です。

とても、エネルギッシュな先生で、終始笑顔の絶えない料理教室となりました。では、先生の講義風景です。

先生は以前にも、この親子料理教室の講師をされたことがあり、「子どもたちを講義に集中させるためには、調理しているところを近くで見せながら、さらに調理に参加させるのが一番!」と持論を私に語ってくれました。

そのとおりに、生徒さんにスイカの果実を取るお手伝いをしてもらいましたが、生徒さんはスイカの固さに大苦戦!(汗)

先生と助手さんの連携はとても息が合っていて、生徒さんから「二人のコンビネーションがスゴイ!」とのお褒めの言葉も(笑)

さて、これからは生徒さん達の料理風景です。まずは、「先生も奮闘編!」

カメラでは全て撮影できないほどの先生の運動量です。。。そして、次は「親子で奮闘編!」

冒頭で先生は、「今日の料理は簡単なものだから、なるべく子どもたちだけにやらせてくださいね」と仰っていましたが、手伝わないわけないでしょ!とばかりに親子仲良く調理しております。

そして、「僕たちできるもん編!」です。

では、ここで先生の料理を見てみましょう!なお、こちらにレシピを掲載しております。

左の写真に、「ピーマン器のハンバーグ」、「かぼちゃのツナサラダ」、「コーンおこわ」で、右の写真が「スイカとメロンのソーダかん」です。おいしいのは当たり前、見た目もキレイです!

最後は「いただきます」です。

ありがとうございました。料理もおいしくできたようですね。

次回も機会がありましたら、また参加してくださいね!

市場で「さっぽろ子ども食品Gメン体験事業」が開催されました

月曜日, 8月 4th, 2014

札幌市保健所では、子どもや若年層へ、食の安全に関する正しい知識を啓発するため、「さっぽろ子ども食品Gメン体験事業」を実施しています。
「食品Gメン」とは、食品取扱施設の衛生状態の点検や検査などを行う「食品衛生監視員」のこと。
この事業は次世代を担う子どもたちに、食品衛生監視員の仕事を体験してもらうことで、食の安全確保に対する事業者や札幌市の取り組みを学び、食の安全について理解を深めてもらうことを目的としています。

8月4日月曜日、最高気温が31.7℃と大変暑い中、市内の小学生親子8組16名が、「食品Gメン」を体験するため朝早くから市場に来てくださいました。
簡単な説明の後、早速市場内を見学です。まずは青果棟に行って、くだものの競りを見学しました。

青果棟を見学

その後、水産棟に移動して展示室へ。ここでは競りの方法についての説明を真剣に聞いていました。

展示室を見学

水産のせり場で放射温度計でマグロなどの表面温度を測定し、測った温度をメモしました。

温度測定の様子

卸売業者さんのご好意で、特別に目の前でマグロを解体してくれました。
皆さん、大きなマグロが解体されていくのに興味津々でした。

マグロの解体を見学

市場内を見学した後、市場内にある札幌市保健所の検査室へ移動し、通常行っている業務の説明や検査方法などを勉強しました。
「細菌検査」は、魚や貝などの水産物に付着している細菌をチェックする検査。
シャーレに入った色々な種類の「培地」で食中毒を起こす細菌を増やすのだそうです。
実際にシャーレに入った培地に細菌を移す技術を模擬体験しましたよ。

細菌検査を体験

「理化学検査」は、保存料や甘味料、着色料などの食品添加物、放射性物質の検査のことです。
今日は放射性物質の検査方法についても勉強しました。

その後、みんなで「手洗いチェック」体験。「ATP測定器」と呼ばれる機械を使って、手の汚れを数値化しました。手を洗わないで測定すると、高い数値が検出され、皆さん驚いていましたよ。
そこで、正しい手洗いの方法を教えてもらいました。手の甲や指先、親指の付け根まで丁寧にこすって洗います。

手洗いの方法

最後は、みんなで「しろくま忍者の手あらいソング」を教えてもらって踊りました。
これは、正しい手洗いの方法を身につけて食中毒や感染症を予防するために札幌市が作成したオリジナルソングです。
事前にDVDを見てくれていたので、皆さんとても上手に踊ってくれました。

手洗いソング

みんなで踊った後は、一人一人に「食の安全・安心マスター」の認定証が手渡されました。

認定証授与

皆さん、正しい手洗いの方法をマスターして、食の安全についてたくさんの質問をしてくれました。
楽しい夏休みの思い出になるといいですね!

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第6弾!!!

火曜日, 7月 29th, 2014

7月26日(土)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は18組計36名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

                            

本日の講師は、食育コーディネーター兼北海道文教大学非常勤講師の山際睦子先生です。

先生はいわゆる「給食のおばちゃん」だったそうで、市役所職員として、私の大先輩になります。退職してから現在の仕事に就いたとのことです。

ちなみにここで給食マメ知識です。小学校の給食はおかずの量は全学年同じで、ごはんやパンで学年ごとの必要なカロリーを調整しているんですって。意外ですね。

では、先生の講義風景をどうぞ!

先生の講義に子どもたちも前のめりになって聞いています。先生の「しそは好きですか~?」の問いに、「キライ~」。私も子供の頃、大嫌いでした。。。

料理教室に来られた先生が必ずおっしゃるのが、「市場の野菜は大きい!」。きゅうりと青じその梅風味あえでは、レシピでは3本のきゅうりが必要なんですが、2本で足りますねとのこと。

なお、ハンバーグのトマト煮について、レシピにはない先生の一言ポイントをかいつまんでご紹介します。

・ひき肉は、つなぎなどを使わずに、肉だけでこねればいいですよ。

・ブロッコリーの芯を捨てる人もいますが、甘くておいしいので使いましょうね。

・ハンバーグは表面だけ焼いてから煮ましょう。

では、完成したものはこちらです。レシピも掲載しておきます。

左上から時計回りに、雑穀ごはん、えのきだけのかきたまスープ、きゅうりと青じその梅風味あえ、ハンバーグのトマト煮です。(さっぱりフルーツはスペースの都合上載せておりません(汗))

これで成人に必要とされる1日分の野菜と0.5日分の果物が取れるとのこと。ヘルシーこの上ないですが、どの料理も本当においしかったですよ!

では、皆さんの調理風景をどうぞ!

たまねぎを切った時の涙をぬぐいながらも、皆さん、楽しそうに調理しています。

お~、とっても上手に出来ましたね。給食当番?のお二人に、「いただきます!」のあいさつをしてもらいました。

今回も野菜・果物のこと、料理のこと、とっても楽しく学べたようです。山際先生どうもありがとうございました!

 

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第5弾!!!

水曜日, 7月 23rd, 2014

7月19日(土)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は17組計34名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

今回は、「北海道市場ICHIBA」の料理長、「添田 司」先生を講師に迎え、野菜や果物をおいしく「食」に取り入れる方法を教わりながら調理実習を行いました。

先生の包丁さばきは見事で、まさに匠の技といった感じです。では、皆さんのお手並みを拝見です!

最初の難関はタコのスライスです。それほど扱う食材ではないので、子どもたちは大苦戦!先生とお父さん、お母さんも心配そう。。。

次は油揚げをスライスして、ダシと調味料を合わせた鍋に入れます。

はい! 二つともうまくできましたね。ここまで来れば、あとはもうひとふんばり!

皆さん、がんばりましたね~。最後には自信がついた表情に変わっていましたよ。先生からもお褒めの言葉を頂きました。

では、先生の料理を見てみましょう!レシピはこちらです。

アスパラとポテトの黄身醤油かけ

 

夏野菜と蟹の揚げ出し豆腐
蛸飯

添田先生のおかげで、終始なごやかに料理教室を終えることができました。

参加していただいた皆さんも本当にお疲れ様でした。