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Archive for 5月, 2013

幻の魚「イトウ」です!

金曜日, 5月 17th, 2013

kai です。

今朝、水産の競り場で「幻の魚」を見つけちゃいました!

「イトウ」です

「イトウ」はサケのお仲間で、国内最大の淡水魚。大きいものだと150センチくらいになるのだそう。

日本では北海道周辺にしか生息していないそうで、絶滅危惧種にも指定されています。

人間の生活圏に密着した淡水域で暮らすせいか、生育環境の悪化により、だんだん個体数が減少してしまったのだそう。

北海道天塩産です

体型は細長く、両顎に丈夫で鋭い歯を持っています。

背中から側面にかけて無数の黒い斑点があるのが特徴です。

食べ方は、塩焼きやムニエル、フライ、ルイベ、マリネなどなど。

身は適度な脂があって、とっても美味なんだそうです。

「幻の魚」と呼ばれるイトウ。

もし見かけたら、絶対食べてくださいね!

びらとりメロン「ルピアレッド」初登場!

金曜日, 5月 17th, 2013

先日の「アサヒメロン」に引き続き、JA平取町から「びらとりメロン」が初入荷です。

品種は赤肉のルピアレッド。糖度15度前後で、熟成された甘みが人気のメロンです。

去年は6月の登場だったので、2週間以上も早い入荷になりました。

箱には「ニシパの恋人」。びらとりトマトやその加工品でおなじみのブランド商品です。

「甘い!これはうまいな~」なんて声も聞かれ、試食もあっという間になくなってしまいました。。。

競りの様子はこちら(動画)からどうぞ

これから、道内メロンがどんどん入荷してきます。

楽しみですね~

kai。

石狩湾産カワガ二

金曜日, 5月 17th, 2013

先日、北海道石狩湾から「カワガニ」がやってきていました。

正式な名前は「モクズガニ」なのだそうで、道内では「カワガニ」のほか、「クマガニ」、「マルガニ」、「モックラガニ」とも呼ばれます。関西では「ツガニ」の名で親しまれているそうです。

全身濃い灰色で、全国各地の河川に生息しているとのこと。中華料理の高級食材として知られる「上海ガニ」とは同属種なんだそう。

ネットに入れられて市場にやってきました。

「カワガニ」は、はさみや脚の部分が藻のような濃い毛に覆われているのが特徴。

海で生まれた後、淡水域に移動しながら成長し、成体は海で産卵するのだそう。

脚には毛がびっしり 

石狩湾では、5月から6月の春漁と9月から11月の秋漁があるとのことです。

ゆでたり、蒸したりして食べるのが一般的ですが、「いいダシが出るので、みそ汁がお勧めだよ~」とは卸売業者さん。

他には、ぶつ切りにして炊き込みご飯にしてもかなりイケるそう。

手頃なお値段だそうですので、ぜひ!

kai。

「追分アサヒメロン」が初入荷しました

木曜日, 5月 16th, 2013

平成25年5月16日、JAとまこまい広域追分支所から「アサヒメロン」が当市場に初入荷しました。

この「アサヒメロン」は、北海道安平町追分地区の特産品の一つで、赤肉系の果肉。糖度14度以上の出荷制限を設けているのだそうです。

この低温続きの中、例年とほぼ変わらない初出荷に、関係者の皆さんは一様に驚いていらっしゃいました。

青果の競り場にさわやかな香りが・・・。肌寒い早朝、関係者を笑顔にさせる「ルピアレッド」の登場です。

「みずみずしいわ~!」「しつこさのない甘さね~!」などの声とともに、生産者へのねぎらいの言葉も・・・・。

関係者の熱い視線を浴びて盛大に競りが行われました。 (動画はこちら

10月中旬まで、さわやかな香りと甘さを楽しめるとのことです、ぜひ・・・・。

透き通った美しい魚!「シラウオ」です

木曜日, 5月 16th, 2013

今回ご紹介するのは、「白魚(シラウオ)」です。

「シラウオ」は半透明の細長い小魚で、顎の先端に小さな黒点があるのが特徴。大きさは10センチ前後ですが、大きく分けるとサケのお仲間なのだそう。

他には「シラオ」、「シラス」、「トノサマウオ」なんて呼ばれます。

生きているうちは、背骨や内臓が見えるくらい透き通っているのだそうで、蒸したり煮たりすると白くなることから「白魚」と呼ばれるようになったのだそうです。

春先に産卵のため、川に上るところを取るのだそうで、地元の漁師さんたちにとっては「春の訪れを告げる小魚」なのだそう。俳句では春の季語として使用されることも多いのだとか。

また、女性の美しい手を「シラウオ」で例えることもありますよね。

北海道から九州沿岸にかけて生息しており、主に北海道や青森、島根が産地として有名とのこと。写真は青森県産です。

食べ方は天ぷらや卵とじ、お吸い物、しらす干しが一般的。地域によっては踊り食いで食べることもあるのだそう。

仲卸業者さんに聞くと、なかなかいいお値段です。。。

誰か食べさせてくれないかな~~

kai。

韓国から市場へ見学に来ました(5月9日)

月曜日, 5月 13th, 2013

気温も上がり、少し暖かく感じた5月9日の早朝、韓国から農協関係者の方が市場へ見学に来てくれました。

足を運んでくれたのは、韓国の北西部に位置する京畿道地区農協中央会の皆さん20名。京畿道の近くには首都のソウルがあります。

皆さん野菜やお米などを作っている農家の後継ぎの方だそうで、後継者育成のため、当市場への見学を決めてくれたのだそう。

「‘青果のせりを生で見たい’と言って、みんな楽しみにしていたんですよ」と、通訳の方はにこやかに話してくれました。

「今時期、入荷の多いものはなんですか?」、「品物は生産者の方が直接持ってくるのですか?」などなど。

中には、「夕張メロンはまだないのですか?」なんて質問も。

その後、展示室に移動しました。

 

札幌に来る前には北海道の長沼町や美瑛町の農家も訪れ、いろいろと勉強してきたのだそう。

日本に留学したことがあり、流ちょうに日本語を話せる男性は、「とても勉強になりました。これからも農業をがんばっていきます!」と、力強く話してくれました。

皆さん、笑顔で市場を後にされました。

kai 。

ホタルイカ

月曜日, 5月 13th, 2013

水産の競り場を歩いていたら、おいしそうな小さい「イカ」たちを見つけました。

富山県産「ホタルイカ」です

「ホタルイカ」は全身が青白く光るイカ。

もともと、地元ではマツイカと呼ばれていたそうですが、ホタルのように美しい発光をするイカであることから「ホタルイカ」と名付けられたのだとか。

日本海を中心に分布しており、水深200~600mくらいのところに生息しているのだそうです。

春になると産卵のため富山湾の岸近くまで集まってくるそうで、漁で見られる群れをなしたホタルイカが海面に放つ光は、宝石のように美しく、春の風物詩なのだとか。

富山県の「さかな」に指定されていて、同県滑川市には「ほたるいかミュージアム」もあります。

食べ方はつくだ煮、酢みそあえ、沖漬けがお勧めとのこと。

お酒が進みそうですね~

kai。

 

平取町特産!「びらとりトマト」初入荷です

月曜日, 5月 13th, 2013

5月10日、北海道平取町から真っ赤なトマトたちがやってきました!

平取町は、100ヘクタールを超える栽培敷地面積を持つトマトの一大産地。出荷量も全道でトップクラスです。

今年の春は低温が続き、出荷が心配されていましたが、生産者の皆さんの大きな愛情に包まれて元気に登場してくれました!

桃太郎という種類のトマトで、「ニシパの恋人」の名で親しまれています

甘みに富んだ「びらとりトマト」は、身がしっかりと詰まっていて日持ちするのが特徴。

ビタミンA(カロチン)やB1、C、ミネラル等がたくさん含まれていて、体にやさしく、とてもヘルシーです。

お店で「恋人」を見つけたら、ぜひ!

kai。

市場へ見学に来ました(5月8日)

木曜日, 5月 9th, 2013

5月8日、北海道ビジネスアカデミー専門学院の生徒さん13名が、市場へ見学に来てくれました。

皆さん、食材販売のお仕事を希望しているのだそうで、今回の見学は店舗販売のスキルを育成する授業の一環なのだそう。

「市場へは毎年、職業訓練の現地学習で来ているんですよ」とは、引率の先生。

案内ビデオを見た後、市場内を見学して回りました。

競りは終わっていましたので、ビデオで

展示室では、市場の流通のしくみや取引方法などを勉強。

 

最後は、当市場の仲卸業者「米内青果㈱」さんの店舗へ。

良い野菜の見分け方や販売する際に気を付けることなどを教わりました。

ある生徒さんは「今回の見学で教わったことを今後仕事をする上で活かしたいと思います!」と、力強く話してくれました。

kai 。

市場の案内パンフレットを掲載しました

火曜日, 5月 7th, 2013

当市場の案内パンフレットを掲載します。

これは、市場へ見学に来てくれた方にお渡ししているもので、施設の概要や市場取扱高などが記載されています。

パンフレットのダウンロードはこちら(札幌市中央卸売市場見学施設のごあんない

当市場へは、年間約5,000人の方が足を運んでくれています。

皆さん、ぜひ市場へ見学に来てください!