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9月7日、NHK札幌つながる@きたカフェ「とれたて市場だより」に、当市場の仲卸業者である㈱北一蔵重商店の渡会和雄さんと蔵重友恵さんが出演。
果物のプロフェッショナルのお二人が、この時季おすすめのフルーツを紹介してくれました!
カンロは、メロンとは少し違った昔ながらの味で、懐かしいと感じる根強いファンも多く、特に種を含んだワタの部分が柔らかくておいしいんだとか。
また、ブドウは種がなく、皮も薄くてそのまま食べられる種類が人気だそうです。
番組の後半では、メロン農家さんを訪ねて北海道の安平町まで。。。
ここで作っているメロンは、とれたてよりも、収穫後しばらく置いておいたほうがおいしい品種なのだそう。「追熟」という、常温で10日間程度置いておくのがおいしく食べるポイントです。
つるが細くなってきたり、枯れたりしてきたら食べ頃のサインなんだとか。
「メロン」といえば、夏のイメージでそろそろ終わりかなと思われるかもしれませんが、まだまだ収穫は10月末頃まで続くのだそうです。
秋になってもまだまだメロンを楽しめそうですね!
kai。
当市場に珍しいお魚の入荷がありました!
「ヨコシマサワラ」です。
このお魚、その名のとおりサワラのお仲間ですが、めったにとれない種類なんだそうで、「当市場にもなかなか入ってこないんだよ。」とは、市場関係者のお話。
サワラは、漢字で「鰆」。ほっそりとした体型で、腹幅が狭いという意味の「狭腹(さはら)」が語源と言われているそうです。
サワラは、成長とともに呼び名の変わる出世魚。体長40~50センチの若魚・小型魚を「サゴチ」・「サゴシ」、体長50~70センチを「ヤナギ」・「ナギ」、体長1メートル以上の成魚を「サワラ」と呼ぶことが多いのだそうです。また、ヨコシマサワラ等の他の種類と区別するため、「ホンサワラ」なんて呼ぶ地域も。
「ヨコシマサワラ」は体に黒っぽい横しま模様が多数入っていて、体長2~3メートルにもなる大型魚。日本近海を含むインド太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布しているのだそう。
食べ方は、やっぱりお刺身。他にはみそ漬けにして焼いたり、ムニエルにしたりするのもお勧めだそうです。
kai。
6日朝、当市場に「マンボウ」がやって来ました。
「マンボウ」は、巨体と丸みを帯びた独特の体型が特徴の海水魚。
世界的に広く分布している魚だそうで、特に日本や台湾などアジアでの消費が多いとのことです。
「マンボウ」は、一度に3億もの卵を産むと言われ、脊椎動物の中でもトップクラスの多さなんだそう。でも、ほとんどが他の魚に食べられてしまい、成長できるのはごくわずかなんだとか。
今回入荷されたのは、北海道昆布森でとれた82キロの巨大クラス。
「水揚げする時、大変だったろうな~」とは、市場関係者さん。
食べ方は、お刺身のほか、塩焼きやムニエルなどにして食べるのがお勧め。
天ぷらやフライにしても美味だそうで、「揚げて時間がたつと水分が出ることもあるから、揚げたてがカラっとしておいしいんだよ」と、卸売業者さんは教えてくれました。
kai。
まだまだ暑い日が続く札幌ですが、当市場には早くも(?)秋の訪れが・・・
「秋サケ」初入荷です!
24日に定置網漁が解禁され、北海道の十勝や日高方面からたくさんの入荷がありました。
サケにはシロザケ、ギンザケ、カラフトマス、マスノスケなど多くの種類があり、「秋サケ」はシロザケの別のお名前。
北海道や東北では、産卵のため、秋に産まれた川に戻ってくることから「秋サケ」、「秋アジ」と呼ばれます。
9月から10月が最も旬の時期で、来月には道内のほぼ全域で漁が始まるそうです。
詳しくは、北海道の食の情報サイト「さっぽろもぐ~」(こちら)をご覧ください。
「秋サケ」の初競り動画は、こちらからどうぞ。
今日の入荷量は約12トン。関係者の皆さんは、初競りの様子を興味深く見ていましたよ。
kai。
先日、水産の競り場で見かけたお魚を紹介します。
カナガシラです。
漢字だと「金頭」。ほかに「金頭魚」、「鉄頭」なんて書くこともあるそうです。
由来は、頭部が硬い骨で覆われているからなんだとか。
胸ヒレの一部が太く発達しており、それを脚のように動かして海底を歩くのだそうです。
食べ方は、刺身はもちろん、煮つけや鍋物がおすすめとのこと。
秋から冬にかけてが旬とのことで、これからの季節、楽しみなお魚のひとつですね。
また、長崎では「カナガシラ(金頭)」を「ガッツ」と呼び、「縁起が良い」、「お金が貯まる」などとという意味で、節分に食べる風習があるそうです。
kai。
最近、水産の競り場で愛嬌(あいきょう)たっぷりの魚を見かけます。。。
目と口が近く、オデコが広いこの魚の名前は「シイラ」と言います。
「シイラ」のトレードマークは、何といってもこの張り出した大きいオデコ。これは雄の成魚だけにしか見られない特徴なんだそうで、成長するにつれてどんどん張り出してくるのだとか。それに対して雌のオデコは成長とともに丸みを帯びてくるのだそうです。
呼び名はシラ、マンビキ、マンサク、クマビキなど地域によってさまざま。
ハワイでは「マヒマヒ」なんて呼ばれ、高級魚として扱われるのだとか。
バターや油との相性が良く、フライやソテーにして食べる「マヒマヒ」は、ハワイの名物料理の一つなのだそうです。
夏が旬のお魚とのことですので、この時季にピッタリではないでしょうか。
熱帯や温帯の海域に広く分布しており、北海道にも夏から秋にかけ、暖流に乗って北上することもあるのだそうで、「今後見かけることも多くなるよ」とは、市場の関係者さん。
この夏、ぜひ食べてみたいです。
kai。
札幌市中央卸売市場では、持続可能な強い市場づくりのため、市場関係者が一体となり、市民の皆さんが必要とするさまざまな「食」の情報を広く発信しています。
当市場の「食」の安全・安心に向けた取り組みをご紹介!今回は、水産物部の卸売業者である「曲〆高橋水産株式会社」の自主的な放射能物質検査を取り上げます。
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