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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

マスノスケ(キングサーモン)が入荷しています!

金曜日, 6月 4th, 2021

今回は水産物の紹介です。
当市場に日高産の「マスノスケ(キングサーモン)」が入荷しました!

マスノスケとは、キングサーモンの和名で、その他、「オオスケ」「スケ」とも呼ばれています。

北海道では少数しか漁獲されないため高級魚として高値で取引されています。

脂の乗ったキングサーモンは、塩焼き等で食べると非常に美味しいです!
皆さんも是非ご賞味ください。

支笏湖・洞爺湖産チップ(ひめます)初入荷!

木曜日, 6月 3rd, 2021

6月3日(木)、6月から漁が解禁された支笏湖・洞爺湖産のチップ(ひめます)が初入荷しました。

「チップ」というのは北海道ならではの呼び方であり、淡水域にとどまるものを「チップ」、降海するものを「ベニザケ」と呼びます。

こちらが洞爺湖産
こちらが支笏湖産
また、このように生きたまま入荷されるものもあります。

チップは刺身や塩焼きにして食べると美味しいとのことです!
8月頃まで入荷する予定ですので、ぜひご賞味ください。

紀州みなべの「南高梅」初入荷です!

木曜日, 6月 3rd, 2021

6月3日(木)、JA紀州から「南高梅」が初入荷しました。

本日は50箱分がせりとなりましたが、6月下旬頃まで入荷されるとのことです。

梅には、クエン酸が多く含まれ、乳酸を抑え疲労回復の手助けをしてくれるそうです。
まもなく店頭にも並ぶと思いますので、健康に良い「南高梅」、梅干しや梅酒等でぜひご賞味ください!

「カンロ」続々入荷!!

木曜日, 6月 3rd, 2021

JA月形町とJAとまこまい広域から、「カンロ」が入荷しました。

JA月形町の「北海カンロ」は5月29日(土)、JAとまこまい広域の「カンロ( 小林香瓜 )」は6月3日(木)にそれぞれ初入荷いたしました!

こちらは JA月形町の「北海カンロ」
こちらは JAとまこまい広域の「カンロ( 小林香瓜 )」

8月にかけてどんどん出荷されるそうです。
皆さんもどうぞご賞味ください!

JAピンネから「北海カンロ」初入荷!

火曜日, 5月 25th, 2021

 5月25日(火)、JAピンネから「北海カンロ」が初入荷しました。

 カンロとは、中国伝来の東洋系メロンで、一般的には「あじうり」「まくわうり」と呼ばれており、北海道では「カンロ」と呼ばれることが多いそうです。

 最も糖度が高いのは、種を包むワタの部分で、冷やして皮をむき、種ごと丸かじりして食べるのがオススメとのこと。

 本日は25箱の入荷でしたが、8月にかけてどんどん出荷されるそうです。
 皆さんもどうぞご賞味ください!

令和3年、「夕張メロン」初入荷!!!

月曜日, 5月 24th, 2021

 令和3年の「夕張メロン」は、昨年より1日早い本日5月24日に初入荷となり、初せりが行われました。
 なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者以外立入禁止とした上で、 マスク着用、手指消毒、入場前の検温の義務付け、カラーコーンで十分な距離を設ける等、万全な感染防止対策を行ったうえでせり取引を実施しております。

 さて、本日の初入荷は、102ケース466玉となりました。
今年は春先の天候が安定しない状況の中でしたが、生産者の方々の努力によりハウス施設のビニール被覆作業や苗床の管理も順調に進められた結果、遅れなく順調に生育され、出来上がりは上々とのことです。

 せり人からせり参加者に対してソーシャルディスタンスを保つようアナウンスした後、いよいよせりがスタートしました。

 最高値はなんと・・・270!?
270万円です! 昨年の20倍以上!!
落札されたメロンは、無償提供(抽選)されるとの情報も!

上位落札者にはこちらのパネルも贈呈されます。

 今年の生産者102名による作付計画は面積で190ヘクタール、販売計画数量は3,675トンを予定しているとのことでした。
 北海道が誇る特産品「夕張メロン」、皆様もぜひご賞味ください!!

JAからつから「唐津みかん」初入荷!

月曜日, 5月 10th, 2021

 令和3年5月8日(土)、JAからつから「唐津みかん」が初入荷となりました。

  JAからつは、ハウスみかんの生産量が日本一の産地です。
 冬が旬のイメージのみかんですが、 ハウスで栽培し、冬の間にみかんを成長させる唐津のみかんは、5月~9月が食べ頃とのこと。

 ハウスの中で徹底的に栽培管理された「唐津みかん」は 、甘みと酸味のバランスが絶妙。
 「この美味しさ、ぜひご賞味ください!」

道内メロン一番乗り!「追分アサヒメロン」

月曜日, 5月 10th, 2021

令和3年5月8日(土)、JAとまこまい広域追分支所から「追分アサヒメロン」が初入荷しました。
「追分アサヒメロン」は、北海道安平町追分地区の特産品の一つで、赤肉系の果肉「ルピアレッド」。

本日は、45ケース271玉の入荷となりました。
入荷量は例年と比べても多め。並んだ姿は壮観ですね~!

産地の安平町追分の豊かな自然環境のもと、1月上旬から種を蒔き、適切な温度管理のもと、 約4か月かけて 糖度の高いメロンを生み出しているとのことです。
※コロナ禍の影響で試食はありません。当然の処置ですが、非常に残念・・・

常温(18℃~20℃位)にて追熟させ、ツルの先端部がしおれてきたら食べごろの目安となります。
食べる前に2時間ほど冷蔵庫で冷やすと、いっそう美味しく食べられるとのことです。

せり人からせり参加者に対してソーシャルディスタンスを保つようアナウンスした後、いよいよせりがスタートしました。

ご祝儀価格がつきました!!
上品で豊かな味わいの「追分アサヒメロン」、是非ともご賞味ください!

今後も、続々と道内産メロンの入荷が続きますので、どうぞご期待ください。

春の訪れ(果実編)

水曜日, 3月 31st, 2021

水産物編野菜編に引き続き、最後は果実編をお送りします!

この時期、果実売場で大きく目を引くのが柑橘類です。

文字通り柑橘類の山。

一様に高く積まれたこれらの段ボールは、すべて「中晩柑」と言われる柑橘類です。
中晩柑とは、1月~5月ごろに収穫・出荷される、温州みかん以外の柑橘類の総称です。

これらの中晩柑は、本当に種類が豊富で、大きさも味もさまざまです。
当市場にもたくさんの種類が入荷しており、売場に行く度に違う種類を見かけることができて楽しいです。
そんな中晩柑の一部を紹介します。

おしゃれな箱詰め。
肥後ぽんかん

こちらは「ポンカン」です。温州みかんより少し大きいくらいでしょうか。
私も今年食べてみましたが、甘みが濃縮されていてジュースのような味わいでした!
熊本県から入荷していました。

温州みかんとオレンジの交配によって生まれた清見タンゴール。

こちらは「清見タンゴール」です。「清見オレンジ」と言った方がなじみ深いかもしれません。こちらも果汁と甘みがたっぷり詰まっています。
この「清見」を親にもつ柑橘類は数多く、「不知火」、「せとか」、「はるみ」などがあります。
愛媛県から入荷していました。

和製グレープフルーツとも言われるジューシーオレンジ。

こちらは「ジューシーオレンジ」です。
この品種は、生産者や出荷団体によってさまざまな呼び名がつけられており、熊本県(JA熊本果実連)から入荷しているこちらは「ジューシーオレンジ」ですが、ほかにも「河内晩柑」、「美生柑」、「宇和ゴールド」、「愛南ゴールド」、「夏文旦」などと呼ばれています。
前述の「ポンカン」や「清見タンゴール」に比べると、爽やかな甘みが特長です。

実は、八朔(8月1日)の頃はまだ食べ頃ではないというのは有名な話。

こちらは「八朔」です。
爽やかな香りと少しの苦みと酸味が特長。発見されたのは江戸時代と、古くから日本人になじみの深い柑橘類です。
和歌山県から入荷していました。

大玉果実。これよりも大きい「晩白柚(ばんぺいゆ)」というのもあります。

こちらは「パール柑」です。
かなり大玉の果実で、名前のごとく真珠のような見た目。文旦のような爽やかな甘みが特長です。
熊本県から入荷していました。

選び抜かれたデコポンたち。

最後はこちらの「デコポン」です。
見た目はすこしいびつですが、その甘みと食味は良い意味で期待を裏切ります。
なお、品種名は「不知火」です。「デコポン」というのはJA熊本果実連の商標登録であり、一定の糖度と酸度を満たし、系統団体から出荷されたものだけが「デコポン」を名乗ることができます。

このように、柑橘類は時期や産地でいろいろな種類があります。
甘みが強いものから、酸味が強いもの、香りが良いものなど、ご自身の好みに合わせてご購入してみてください。

続きまして、この時期に多く入荷している、いちご類を紹介します。
卸売場にはいちごの良い香りが漂っています。
こちらも、産地や出荷団体によってさまざまな名前がつけられ、そのパッケージも可愛らしいものばかりですのでご覧ください。

思わず「もういっこ」食べたくなるおいしさ。
おいしさに思わず「にこにこ」。

宮城県からは、「もういっこ」と「にこにこベリー」です。

東日本を代表するいちご「とちおとめ」。

福島県からは、「とちおとめ」。

3月になってもおいしいことから「やよいひめ」。

群馬県からは、「やよいひめ」。

2018年デビューの新顔、「いちごさん」。
贈答用にもおすすめな白いちご「淡雪」。

佐賀県からは、「いちごさん」と白いちごの「淡雪」です。

くまモンも恋する「恋みのり」。

熊本県からは、くまモンと「恋みのり」。

あかい・まるい・おおきい・うまいでおなじみの「あまおう」。

福岡県からは、「あまおう」です。

どうでしょう。どれもスーパーや八百屋さんで見かけることが多いと思いますので、食べ比べてみてはいかがでしょうか。

以上、春の旬の果実類をご紹介しましたが、この他に早くもこんなものが入荷していました。

すいかの名産地。

熊本県産の「すいか」です!
北海道もここ数日はかなり暖かい日が続いていますが、熊本県では早くもすいかが出荷されているのですね。日本は広い。

水産物編、野菜編、果実編と、3回にわたり当市場に入荷している旬の食材をご紹介いたしました。

今年度の更新もこれで最後となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
来年度も、旬の食材や市場の情報をお届けいたしますので、ぜひ当市場ホームページをご覧ください!

春の訪れ(野菜編)

金曜日, 3月 26th, 2021

前回の水産物編に引き続き、今回は野菜編をお届けいたします!

まずはこちら。

甘みと食感が特長の春キャベツ。

春キャベツです。

キャベツには、1月頃からが旬の冬キャベツと、3月頃からが旬の春キャベツがあります。 冬キャベツもまだ入荷はありますが、卸売場では春キャベツが目立つようになってきました。

山積み。

春キャベツは、冬キャベツに比べ、葉の巻きがゆるく、やわらかくみずみずしい食感が特長。
サラダや生食など、食感が味わえる食べ方がオススメです。 愛知県や神奈川県などから入荷しています。

続いて、雪下にんじんです。

ひと冬の間雪の中で眠ったにんじんは、甘みたっぷり。

こちらは、前年の秋に収穫されたにんじんを、ひと冬の間、雪の下で保存したもので、3月から4月頃に出荷されます。

雪国である北海道ならではの、天然の冷蔵庫で保存されたにんじんは、臭みがなく、なんと言っても甘みが強いのが特長です。 他にも、キャベツや大根なども越冬野菜として北海道で収穫されています。

山積みその2。

こちらの雪下にんじんは、JAようていより羊蹄山麓地域で収穫されたものが入荷しています。

続いて、新たまねぎです。

サラダにしてもよし、そのまま食べてもよし。

通常、たまねぎは収穫した後、保存性を高めるために乾燥をさせますが、新たまねぎの場合は、収穫後間もなく出荷されます。 そのため、皮が薄く、みずみずしく甘みが強いのが特長。サラダや生食に向いています。

山積みその3。

佐賀県、長崎県から入荷しています。

アスパラはグリーンアスパラのほか、ホワイトアスパラや紫アスパラもあります。

こちらは、グリーンアスパラです。

ハウスで促成栽培された道内物です。

大地の魔法使い。

仲卸業者さん曰く、今年は札幌の雪解けは早いが、産地での収穫は10日ほど遅れているとのこと。
アスパラは、5月頃になると露地栽培のものも本格的に出回り始めます。
本日は 富良野、門別、東神楽から入荷していました。

最後は、春野菜に欠かせない山菜シリーズです。

たらの芽とは、タラノキの新芽のこと。

たらの芽。天ぷらにするととても美味しいですよね。

ふきのとうは、文字通り「蕗の薹」。

春を感じさせてくれるふきのとう。見た目も可愛らしいです。

こごみ。大量に生食するとお腹を下すので注意。

ぐるぐると巻いた葉が特徴的なこごみ。

ギョウジャニンニク。またの名を、ヒトビロ、アイヌネギ。

においも味も独特なギョウジャニンニク。市場では「ヒトビロ」という名前で流通しています。

カタクリの花の花言葉は、「初恋」。

カタクリです。今ではばれいしょでん粉が主流の原料である片栗粉ですが、昔はこのカタクリの鱗茎に含まれるでん粉を原料としていたため、片栗粉と呼ばれています。

浜防風。漢方としても利用されるそうです。

浜防風という山菜です。恥ずかしながら筆者は初めて見ました・・・。
どんな味か気になります。

以上、春が旬の野菜を紹介いたしました。
印象としては、甘みや苦みなどの味覚が特徴的な品物が多い、といったところでしょうか。

最後は果実編をお送りいたしますので、お楽しみに!