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カテゴリ: ‘食育関連情報’

市場へ見学に来ました(8月31日)

月曜日, 9月 3rd, 2012

8月31日、北海道江別市の学校法人酪農学園 とわの森三愛高等学校の生徒さんが、当市場に見学にいらっしゃいました。

朝早く、午前6時前から来てくれたのは、フードクリエイトコースの3年生17名、2年生18名の計35名。

フードクリエイトコースは、自分の手で食材を育てることからはじまり、調理や加工、流通や販売まで「食」をトータルに学ぶのだそうで、今回は2・3年生合同の特別授業です。

引率された先生は、「3年生は昨年の修学旅行で、韓国ソウル市の可楽洞(カラクドン)市場を見学しました。2年生も10月に行く予定なんです。日本と韓国の市場を比較して、流通のシステムや食材の違いなど、いろいろなことを勉強できればと思っています。」と、にこやかに教えてくれました。

可楽洞市場(正式な名称は可楽洞農水産物総合卸売市場)は、農家直送の色鮮やかで新鮮な野菜をはじめとしたさまざまな農水産物を扱う、韓国最大級の卸売市場。ソウル市内の農産物のほとんどはこの可楽洞市場に入荷されているそうで、「韓国の食の台所」と呼ばれているのだとか。

昨年、この可楽洞市場を見学した3年生の生徒さんは、「韓国の市場はとても大きかったです。でも、札幌のほうがきれいですね。」と、話してくれました。

「売り上げが一番多い水産物は何ですか?」、「今が旬の果物は?」、「帽子に表示された三桁の番号の人は何をする人ですか?」など、たくさん質問をしていました。

「市場を案内してくれる人の帽子はないのですか?」、なんて質問も。

仲卸業者のお店も見学しました。

たくさん荷物があるんですね~ 

競り場を見た後は、保健所の担当者から「食の安全・安心」について講義を受けました。

日頃から「トータルフード」を学んでいる皆さんの目は真剣そのもの。中には食品衛生責任者の講習を受けている生徒さんもいて、細かくメモを取っていました。

この後、市場内の食堂で遅めの朝食をとりました。。。

kai。

サンマを使った料理教室を開催しました!

火曜日, 8月 28th, 2012

8月24日、サンマをメインに使った料理教室を開催しました。

この料理教室は、(株)北舞水産(ほくぶすいさん)主催、札幌市中央卸売市場水産協議会が協賛し、市民の皆さんに魚の調理方法を知ってもらい、もっと魚を食べていただくことを目的にして、6月から開催しております。

講師は栄養士の資格を持ち、家庭料理指導や食生活アドバイザーとして活躍されている野村洋子先生です。

メニューは「サンマのかば焼丼」、「サンマのつみれ汁」です。(レシピはこちら

かば焼丼の作り方を画像付きで紹介しますね。

北海道根室産のサンマ

サンマを3枚におろします。

頭を切り取り、内臓を除いてよく水洗いしましょう。

まな板とサンマの水分をよく取ると、さばきやすくなりますよ

刃が上向きになると骨に身が残ります。刃に骨が当たる感覚で。

半身がとれました

ひっくり返して、反対側の身も骨からはずします

3つに切り分けられました

教室では、先生とお魚屋さん(北舞水産)がお手伝いしながら、参加者全員にサンマをおろしてもらっています。ぜひ、3枚おろしの技術を覚えてくださいね!

ハラス(内臓側)の骨のある部分は包丁で切り除いてしまいます。

骨についた身は捨てずにこそげ取って、つみれ汁に使います。

切り分けたサンマに調味料を加え混ぜ、味をなじませます。

揚げましょう。

油はねを少なくするため、よく水分を取ってから小麦粉を薄くつけます。

余分な小麦粉は、よく落としてくださいね

最初は皮側を下にして揚げます。

身の周りに火が通ってきたら、ひっくり返しましょう。

きれいなキツネ色に揚がっています

サンマが揚がったら油を切ります。

皮側を上、身を下にして置くと油が落ちやすくなるとのことです。

キッチンペーパーの上で油を切っています

フライパンに調味料を入れて熱し、先ほど揚げたサンマを入れます。

ひっくり返して裏表十分に味を付けてください。

ご飯にのせて。

タレの濃さや量は、お好みで調整してください

料理の完成!

サンマづくしの料理です。塩焼きも添えて

塩焼きは脂が乗り始め、皮もパリッと焼けておいしい!新鮮なので内臓も生臭くなく、おいしく食べられましたよ。

8月中旬から大型のサンマ漁船の漁が始まり、漁獲量が増えてきました。秋を迎え、これからますます身に脂が乗り、サンマの旬が到来します。

市場へ見学に来ました(8月27日)

火曜日, 8月 28th, 2012

真夏日になり、日差しがまぶしく感じられた8月27日、札幌市清田区の平岡地区町内会女性部の皆さん、30名が当市場に見学にいらっしゃいました。

女性部では、親睦を深めることを目的として定期的に学習見学会を開催しているとのことで、「市場に身内が働いており、とても興味がありました。」とは、代表者さん。

市場の紹介ビデオを見た後、施設内を見学して回りました。

水産と青果の競りの違いや手形(指で数字を表す方法)、場内でかぶる帽子の種類などを教えてもらいました。

案内人の「競り人のモノマネ」に、自然と笑みがこぼれます

「競り人には男性が多いイメージがありますが、女性もなることができるのですか?」と質問した方は、当市場にも女性の競り人がいると聞いて驚いていました。

「今まで市場に入ってきたマグロで、一番重いものは何キロぐらいですか?」なんて質問も。

展示室に置いてあるお魚屋さんとやおやさんのガイドマップは大好評!

仲卸業者さんのお店も見学しました

 見学後、皆さんで昼食へ・・・

当市場に入っている食堂です。

 楽しいランチになったといいな。。。

kai。

もっと食べよう!北のおさかな応援キャンペーン親子料理教室開催!!

土曜日, 8月 25th, 2012

北海道産の魚介類を皆さんに食べていただくことを目的とし、生産者の北海道ぎょれんと流通の札幌市中央卸売市場が共催して「もっと食べよう!北のおさかな応援キャンペーン」を展開しています。

その一環として、北海道で身近な食材の「ホタテ」、「コンブ」、「サケ」を使用した料理教室を、小学生とその保護者の方を対象として8月に3回開催しました。

8月8日開催 使用した食材「ホタテ」

17組41人の皆さんが参加。

講師は、KKRホテル札幌の総料理長、大江廣嗣先生です。

「皆さんにたくさん食べてもらうために、ホタテが多めのレシピにしました。」と、先生のお話。

「ほたて貝と小えびの香草クリームソース ポーチドエッグとヌードルパスタそえ」

「ほたて貝と若鶏のソティー トマトのポリネシアンソース バターライスとブロッコリーをそえて」

の2品です。

ホタテには、亜鉛や鉄分などのミネラルや、肝臓の機能を高め疲労回復に効果のあるタウリンが多く含まれます。

100グラム中の鉄分含有量は、ホウレンソウやプルーンよりも多いとのこと。

高タンパク低カロリーのヘルシーな食材です。

 ちゃんとゴミの分別も出来ました!

 

  

8月11日開催 使用した食材「コンブ」

16組36人の皆さんが参加。

講師は、お料理サロンうららか主宰、坂下美樹先生です。

ダシの取り方を学び、ダシを取ったあとのコンブも料理に利用しました。

「鶏つくねと夏野菜の冷やし鉢」

「昆布と五目野菜の混ぜご飯」

の2品におみそ汁がつきました。

コンブには食物繊維、ヨウ素、そして骨の成長を促進するカルシウムが多く含まれています。

牛乳の約7倍のカルシウムを含むので、成長期のお子さんにもお勧めです。

コンブは北海道全域でとれますが、産地によって種類が異なり、味も用途もさまざまなので、いろいろな種類のコンブを使ってみていただきたいです(*^_^*)

 

8月17日開催 使用した食材「サケ」

16組35人の皆さんが参加。

講師は、札幌グランドホテル総料理長、小泉哲也先生です。

「鮭とじゃがいものスープ カレー風味」

「彩り鮭の親子ボール」

の2品になります。

スープは捨ててしまいがちなサケのあらを使用し、味を引き出しています。親子ボールはコラーゲンたっぷりのサケの皮も食べられるレシピになっています。 

料理実習を始める前に、当市場の道央水産物商業協同組合の「鮮魚かなざわ」金澤さんが一匹まるごと、大きいサケをさばいてくれました。

見事な手さばきで大きなサケが小さな切り身になってゆく様子は、子どもたちも興味津々です。

サケには生活習慣病予防や脳の活性化に効果があるとされるDHA(ドコサヘキサ酸)と EPA(エイコサペンタエン酸)、カルシウムとその吸収を助けるビタミンDが多く含まれます。また、抗酸化作用のあるアスタキサンチンなども。

他のビタミン類も豊富で、栄養に優れた食材なんですね。

「サケがたくさん入っていておいしい」、なんて声も聞かれました。

北海道産の魚介類を、今後もご家庭で食べてくださいね!

「もっと食べよう!北のおさかな応援キャンペーン」では、9月1日~30日まで、札幌市内9ホテルで「食べておいしい!当たってうれしい!北海道 海のめぐみメニューフェア2012」が開催されます。

ホテルで道産魚を使用した対象メニューを利用すると、スピードくじで素敵な景品が当たります。ぜひ、お試しください! 

市場へ見学に来ました(8月23日)

金曜日, 8月 24th, 2012

厳しい残暑が一息ついた8月23日、北海道北広島市立大曲中学校1年生の生徒さん11名が、市場に足を運んでくれました。

札幌の施設を見学する「札幌研修学習」授業の一環として、生徒さんがたくさんの施設候補の中から当市場を選んでくれたのだそうで、「市場には初めて来ました。普段食べている身近な魚や野菜のことを聞いてみたいです。」とは、ある生徒さん。

また、同行された先生は、「通っている中学校から市場までの利用する公共交通機関やその料金なども生徒だけで調べたんですよ。」と、ほほ笑みながら教えてくれました。

競りは終わっていましたので、ビデオで・・・ 

展示室では、水産と青果の競りの違いや市場の歴史を勉強しました。

熱心にメモを取りながら、説明を真剣に聞いていました

「魚は何種類くらい扱っているのですか?」、「市場に会社は何社くらい入ってるのですか?」、「今、一番どんなお魚が売れていますか?」などと、質問していましたよ。

この道具、見たことないね~

帰り際、みんなを代表してあいさつしてくれた生徒さんは、「魚や野菜のことを教えていただきありがとうございました。とても勉強になりました。」と、笑顔で話してくれました。

「市場で学ぶ・作る・食べる やさい・くだもの料理教室」開催!第9弾

火曜日, 8月 21st, 2012
8月18日(土)、当市場の青果部運営協議会主催「やさい・くだもの料理教室」が調理実習室で開催され、18組の親子36名が参加しました。

この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

今年度9回目となる今回の講師は、第5弾に続いて2回目の「お料理サロンうららか 主宰 坂下美樹先生」です。

この野菜の名前は知ってますか?

はじめに今回使用する野菜の勉強です。

「ズッキーニはキュウリに似てますが、実はカボチャの仲間なんですよ!知ってましたか?」

「青ピーマンが熟すと赤ピーマンになるんです。栄養価もアップするんですよ。」と、先生。

料理の彩りが整っていると、栄養のバランスが良いそうです。

「タマネギは水にさらすと辛味成分が抜けて涙がでにくくなるんです。でも同時に栄養分も抜けちゃうんですよ。今回は冷蔵庫で冷やしただけのタマネギを使用しましょうね。」との先生の合図で調理スタート!
タマネギのみじん切りに挑戦!
しばらくすると…
涙がどんどん出てきちゃいます…
こんなこともあったけど…

「僕たち、卵を割るの失敗しちゃった…」    「次は失敗しないからね!」

 目が痛かったけど、みんなで協力して完成です。本日のメニューのレシピはこちらから

「野菜たっぷりパエリア」
「ズッキーニの肉詰めフライ」と「ごぼうとツナのサラダ」
「オレンジプディング」
そして、みんなで試食。
自然と笑顔になっちゃいます

 「おいしい!」、「意外と簡単だったね」、「お父さんに作ってあげようよ」なんて声があちらこちらから…

今回、お母さんと一緒に作った料理のことは、夏休みの思い出のひとつになったことでしょう!

水産の料理教室を開催!

土曜日, 8月 18th, 2012

8月17日、㈱北舞水産主催の料理教室が市場の調理実習室で開催され、21名の皆さんが参加しました。

この料理教室は、市民の皆さんにお魚をもっと食べてもらうことを目的に6月から開催され、普段から魚食普及活動を行っている当市場の水産協議会も協賛しています。

講師は「野村 洋子」先生

8月は「サンマ」を使って、「かば焼き風丼」と「つみれ汁」を作ります。

サンマの下ろし方を丁寧に説明してくれました

 

つみれ汁用のサンマ。皮が付いたまましっかりたたいて、細かくすることがポイントだそうです。

 

皆さん、協力して調理していました

かば焼き風丼は、(左上)三枚に下ろしたものを小麦粉につけて・・・(右上)油で揚げて・・・(右下)キツネ色になったら取り上げて・・・(左下)たれを絡めます

 

上手に出来ました~!

 

ネギの千切りを添えて完成。つみれ汁と一緒に・・・

「サンマ」を使った料理教室を開催!

金曜日, 8月 10th, 2012

8月10日、水産の料理教室が市場の調理実習室で開かれました。

この料理教室は、当市場の水産協議会が市民の皆さんにお魚をもっと食べてもらうことを目的に、㈱北舞水産さんにご協力いただき、6月から開催しています。

講師は「野村 洋子」先生

8月の食材は「サンマ」。時期的にまだ少し早いせいかちょっと小さめとのことですが、鮮度はバツグンです!

「サンマは血栓ができるのを防ぎ、アルツハイマー病予防にも効果があります。また、骨を丈夫にするビタミンDも多く、成長期のお子さんにはぜひ食べさせてください。」と、先生。

また、納豆に多く含まれるカルシウムはビタミンDの吸収を助けるので、サンマと一緒に納豆を食べると栄養素の吸収が良い、なんてお話も。。。

今日は先生の他に、一テーブルごとに一人のお魚のプロ(㈱北舞水産さん)が付いて、アドバイスを受けながらみんなで作りました。

「かば焼き風丼」と「つみれ汁」です!

参加された皆さん、おいしい昼食になったようです。

他にサンマの塩焼きも・・・

こっちもおいしそう・・・

kai。

「市場で学ぶ・作る・食べる やさい・くだもの料理教室」開催!第8弾

金曜日, 8月 10th, 2012

8月7日(火)、当市場の青果部運営協議会主催の「やさい・くだもの料理教室」が調理実習室で開催され、19組の親子40名が参加しました。

この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されており、今年度8回目の開催。

本日の講師は、北海道食育コーディネーターで元北海道栄養士会副会長の山際睦子先生です。

まず、調理実習前に北海道民の野菜・果物の摂取量のお話を聞き、夏野菜が身体に良い理由といった「栄養」についての勉強をしました。(北海道民の野菜摂取量は全国平均よりかなり低いそうです)

そして、先生による調理ポイントの解説開始。

真剣にメモしています。        「先生、ここはどうしたらいいの?」

 いよいよ調理開始。

みんな、上手にできましたね

本日のメニューは「豆腐の炊き込みご飯」(左下)、「オクラと海藻の味噌汁」(右下)、「野菜と鮭の味噌チーズ焼き」(左上)、「ゆで野菜のサラダ・ヨーグルトソース」(中)、「フルーツサワー」(右上)の5品です。

この5品で262gの野菜が摂取できるそうです。日本人が一日に必要とされる野菜摂取量は350g以上とされていますので、この食事でおよそ75%の野菜がおいしく摂取できますね。

みんなで試食。 「いただきま~す」

後片付けもバッチリできました

 最後に先生から「みなさん、〝まごはやさしい〟って言葉を聞いたことがありますか」?

「まごは(わ)やさしいとは、身体によく、栄養やミネラルなどの豊富な食材の頭文字を並べたものです。私はこれに〝に〟を加えて『まごにはやさしい』を推奨します。」

  • ま:(豆類)豆腐・大豆など。たんぱく質・ビタミン・食物繊維が豊富
  • ご:(ゴマ)たんぱく質・食物繊維・カルシウム・ミネラルなどが豊富
  • に:(乳製品)カルシウム・ビタミンが豊富
  • わ:(ワカメなど海藻類)たんぱく質・ミネラル・食物繊維が豊富
  • や:(野菜)ビタミン・ミネラルが豊富
  • さ:(魚・肉)カルシウム・たんぱく質が豊富
  • し:(椎茸などキノコ類)ビタミン・食物繊維が豊富
  • い:(イモ類)炭水化物・ビタミンC・食物繊維が豊富
  • 一日の食事の中に、これらの栄養素を含んだ食材を組み合わせて取り入れることで、バランスのとれた理想的な食事になるそうです。覚えておくと便利ですね。

    市場へ見学に来ました(8月6日)

    金曜日, 8月 10th, 2012

    8月6日、北海道古平町立古平小学校の生徒さんが、当市場に足を運んでくれました。

    古平町の教育委員会が、夏休みを利用して小学生対象の見学会を企画したそうで、来てくれたのは3年生から6年生の計36名。お父さんやお母さんが漁業や農業関係のお仕事をしている生徒さんも多く、「とても市場に興味がありました!」と、ある生徒さんはにこやかに話してくれました。

    なかには、「僕の友達のお父さんは、毎週市場までお魚を運んでるよ」と、教えてくれた生徒さんも。

    「水産の魚介図鑑」で仲良く学習

    野菜や果物の旬の時期もお勉強。夏野菜は、ビタミンが豊富で苦みや辛みで清涼感を得られるものが多いのが特徴です。

    「今はキュウリやトマトが旬なんだね~」

    みんなで難しい漢字に挑戦!読めるかな?

    「この漢字、分かる~!」

     

    来場記念にスタンプも・・・

    今度は、お父さんお母さんと一緒に見学に来てね~