当市場最大のイベント??の夕張メロンの初競りがあった日の午後。

夕張メロンを1番高い価格で競り落とした、当市場仲卸業者(蔵重商店)の渡会さんと札幌市立藻岩北小学校へ・・・。
そこには・・・。
昨年から取材でお世話になっている佐藤先生の姿が。
佐藤先生は、渡会さんと一緒に「リンゴの授業」をしている先生で、今年の4月に「札幌市立石山南小学校」から「札幌市立藻岩北小学校」に転勤されたとのことです。
tanu:「ところで先生?今日は、夕張メロンの初競りがあったのですが・・・。今回は理科?社会?の授業ですか・・・??」
佐藤先生:「いいえ! 国語の授業です!!」
tanu:「???」
案内されたのが多目的室。
そこには5年生2クラスのみんな。

よく見ると、腕には腕章??

今日の国語の授業は、全国的ニュース「夕張メロンの初競り」を題材として、みんなが新聞記事を作り、次の日の報道各社の記事と比べてみよう!!というものだそうです。
そんなことで、かわいい記者たちが「夕張メロンを最高値で競り落とした仲卸業者を独占取材!!」となったわけです。
記者のみんなは、ビデオや新聞などで市場のこと、夕張メロンのことを事前に予習していました。

予習をするとたくさんの疑問が・・・!!
なんで100万円もするんだろ?? 競り落とした時の気分は?? どこで売られるのかなぁ?
今日の競りでいくら使ったの? 値段はどうやって決めたんだろ?? 今までで一番高かった値段は??
今年のメロンの出来は?? などなど・・・・
その疑問を直接、仲卸業者さんへ!!

最初は「●●新聞の○○です。」なんて感じで始まり、質問の終わりには「ありがとうございました!!」
と、みんな本物の記者さんみたいでしたよ!!
各社の記者さんから次々と質問が・・・。

真剣にメモを取る記者たち・・・。

たくさんの質問が終わった後には・・・。
仲卸業者さんに、競りについて教えていただきました。
仲卸業者さん:「札幌市中央卸売市場の青果では、“上げ競り”を使っています。いわゆるオークション形式でせり人が値段を上げていき、価格を競わせる方法です。」
みんなは、指で数字を表す方法(手形)を教わりました。
仲卸業者さん:「手形は1~9までしかありません!! 1は100円の時もあれば・・・今日の夕張メロンのように100万円の時もあります!!」
みんな:「へ~」っと、どよめきが・・・。
仲卸業者さん:「じゃぁ1から行くよ!! はい、イーチ これは普通ですね!!」
「はい、ニー(ピース)」・・・。これも普通ですね。
「はい、サーン・・・。」

みんな:「これやりづらい・・・。」
そして、4、5と進んで行き・・・。
仲卸業者さん:「それではみんな!!6は、分かりますか?!」
みんな:「・・・・。」「あれ!4と同じになっちゃう・・・」
仲卸業者さん:「(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-」 「正解者の君!!前に来て!!」
はい、みんなで「イエーィ!!・・・ これが6です!!」

と、楽しい授業はあっという間に・・・。
取材を終えた記者の一人は・・・。
「メロンのことをたくさん知ることができて楽しかったです。」と、ほほ笑みながら話してくれました。
きっと、この後仲卸業者さんから聞いた「まる秘情報」を記事に書いたことでしょう!!
どんなスクープ記事が書けたのかな・・・。
tanu。