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Archive for 10月, 2014

旬の北海道産ハタハタ

火曜日, 10月 21st, 2014

今日ご紹介するのは、冬の産卵期を前に、脂がのって今が旬のハタハタです。

こちらは北海道十勝沖でとれたものです。当市場には、この広尾産の他、増毛産の生鮮のハタハタが多く入荷されています。ウロコがなくて、骨からの身はがれもよく、とても食べやすい魚です。

ハタハタの食べ方で、よく見聞きするのは煮付けでしょうか?

この他、塩焼きや鍋の具材、いずしとしても人気があります。さらに、唐揚げにすると骨ごと食べられるというのは、今回取材してわかりました。きっと、香ばしくておいしいのでしょうね。自分でも試してみたくなりました。

そして、当市場で見つけたのは…

一夜干しです。魚を天日に当てず、冷風で乾燥させることで身が締まり、より脂や旨みが凝縮されます。天日干しで乾燥させる乾物よりは水分が残るので、保存期間は短くなりますが、生魚に近い食感でおいしいです!とは卸売業者さん。

http://www.kaneshime.co.jp/goods.aspx 曲〆髙橋水産株式会社ホームページ「商品情報」2014年11月号より引用)

また、このようなものも見つけました。

ハタハタの三五八(さごはち)漬けです。塩、麹(こうじ)、蒸し米をそれぞれ3:5:8の割合で混ぜた漬床に漬けたものを焼いて食べます。麹が効いて、味がまろやかになるそうです。

 

かつてその昔は、ふんだんにとれたハタハタですが、漁獲量が減ったために資源管理をしている地域があります。

今や高級魚のような扱いとなっていますが、もし店頭で見かけたら、北海道産のハタハタ、ぜひ食べてみてください。おススメです。

2015年(平成27年)の開市休市カレンダーを追加しました

月曜日, 10月 20th, 2014

市場カレンダーに「2015年(平成27年)の開市休市カレンダー」を追加いたしました。

開市日数は水産物部、青果部ともに同一日程の269日となっております。

※なお、「2014年の開市休市カレンダー」が表示されますので、お手数ですが「次の年」をクリックしてご確認をお願いいたします。

 

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第11弾!!!

金曜日, 10月 17th, 2014

10月10日(金)、当市場の青果部運営協議会主催の「市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室」が開催されました。今回は42名が参加しました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

本日の講師は、「札幌パークホテル」洋食料理長、舟橋裕司先生です。

先生によると、ご家庭で6割の力でおいしい食事が作れるようにお手伝いするのが、今回の趣旨とのことです。

いろいろな料理に当てはまるコツがいくつかあり、それをサボらないでやるかどうかで、料理の味が決まるようなので、微力ながら、少しでもそのコツをお伝えできれば幸いです。

では、先生の調理風景をご紹介します。レシピをご参照ください。

順番は先生の講義に沿って、まずは「2.野菜たっぷりジャンバラヤ」です。

「ジャンバラヤ」とは、「アメリカの炊き込みご飯」だそうです。「ジャンバラヤ」はケイジャンパウダーが入っていて、それを「サフラン」(「ターメリック」でも代用可)に代えると「パエリア」になるとのこと。

レシピには鶏もも肉や豚肉バラなどが入っていますが、うま味に関係するのはアサリとソーセージです。あとは野菜をたっぷり入れましょう!

ケチャップごはんに、野菜が混ぜ込んであれば、お子さんも野菜を食べてしまうとのこと。

ちなみに、先生が勤務されているパークホテルでも、バイキングコースのメニューにあるようです。

早速、先生から「今日一つだけ覚えて帰ってほしいこと」があるとのこと。

最初は鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて、その後に野菜、魚介、肉類を炒めるのですが、まずはニンニクを決して焦がさないである程度まで炒めたら、鍋を振ることで匂いを引き出します。

鍋から2メートルくらい離れていた私にも、ニンニクの匂いが届きます。匂いというのは、味を構成する大きな要素なので、この作業はとっても大事とのこと。

同じ鍋で野菜などを炒めたら、白ワインで蒸します。白ワインは無くてもいいとのこと。フタをして蒸すことで、アサリを開き、同時にワインのアルコールを飛ばしています。

写真左側・・・次に、水、コンソメ、ケイジャンパウダー、ケチャップを加えますが、アサリにケイジャンパウダーがくっついてしまうので、アサリだけをいったん取り除きます。また、ケイジャンパウダーとケチャップは半分の分量だけ使います。

写真右側・・・煮たものを具材とブイヨンに分けて、米の分量にブイヨンを合わせます。残ったブイヨンは最後に使いますよ。

炊き上がったら、残りのケイジャンパウダーとケチャップ、ブイヨン、さらに具材とバターを加えて、味を整えると完成です。

 

2品目は、「4.秋のフルーツのグレナデンシロップ煮 バニラアイス添え」です。

先生がおっしゃるには、
「色がキレイなので、つかみとして最高です。このキレイな色の正体は、グレナデンシロップに含まれるザクロの色素で、このシロップがあれば、冷蔵庫で朽ち果てたリンゴもキレイになり、子どもも喜んで食べるようになります。さらにアイスを入れれば、100人中100人がおいしいと言うはず。そうじゃない人はフルーツが嫌いな人ですね(笑)」
ここで舟橋先生節が全開です!

 

写真左上・・・鍋に入れた砂糖と水を煮て、砂糖が溶けたら、グレナデンシロップとバニラエッセンスを加えます。(レシピとはちょっと違うかも)

写真右上・・・バニラエッセンスのふたが開かないので、助手の方も一緒に困っているところです。

写真左下・・・いちじくを使う場合、皮をむくと実がもったいない場合があるので、そのままでもいいとのこと。

写真右下・・・鍋が沸いてきたら、リンゴや他のフルーツを入れて、煮ます。

冷蔵庫で冷やして、バニラアイスを添えれば完成です。

 

3品目は、「3.野菜たっぷりクリームシチュー」です。

先生が料理教室の前に、缶詰のトウモロコシで作ってみたら、?な味でしたが、市場のトウモロコシを使ってみて、ビックリするほどおいしい味に変わったとのこと。皆さんも調理する時は、ぜひ新鮮なトウモロコシをお使いください。

写真左側・・・鶏もも肉に、塩、コショウをして、薄く小麦粉をからめます。先生「星澤先生だとビニール袋でやるやつですね(笑) あのようなアイデアはいいと思いますよ!」

写真右側・・・からめましたら、鶏もも肉をバターで焼きますが、その前にバターの風味を十分に引き出します。これはジャンバラヤを調理した時に、まずニンニクの香りを引き出したのと同じですね。いい匂いが漂います。レシピにはありませんが、ここでオリーブ油を少し加えてもいいようです。

鶏もも肉を焼いて、次に一口大に切ったジャガイモ、タマネギ、ニンジン、マッシュルームを炒めます。その後、ここがコツのようで、フタをして2,3分待ちます。これにより、野菜に圧力がかかり、うま味が蒸気となりフタにつくとのこと。このうま味は鍋に落とします。

これを省いてしまうと、残念な料理になってしまうとのこと。ジャンバラヤでもアサリを開くのと、白ワインのアルコールを飛ばすために、フタをして煮ていましたが、同様な意味合いがあるのかもしれませんね。

こちらでは、助手さんがブールマニエを作っています。ブールマニエとは、「とろみをつける道具」とのこと。料理において、とろみはとても大事なもので、例えば中華料理ではとろみがなければ、全くダメになるものもあるとか。

一旦作っておけば、冷蔵庫でいくらでも持ちますので、スープカレーに飽きたらとろみを加えて、カレールーにするなどいろいろな応用が利くようです。

さあ、鍋に戻ります。牛乳を加えて、野菜(ニンジン)に火が通るまで煮ます。ここで牛乳を入れないと「ポトフ」になるとのこと。

あとはレシピのとおりに進みますと、最後にトウモロコシを身の部分まで切って入れまして、他に生クリームも加えます。お好みでコショウをかけて出来上がりです。

 

最後の4品目は、「1.秋のいろいろキノコとニンニクの健康スープ」です。

先生はこのスープのレシピからキノコを除き、ニンニクを2倍入れたスープを息子さんによく飲ませるとのことでした。(料理教室の趣旨上、皆さんは野菜をたっぷり使いましょうね。。。)

そのおかげか、息子さんは3年くらい風邪をひいていないとのこと。ニンニクは決して安いものではないですが、ご自宅でぜひ役立ててほしいスープとのことでした。

写真左側・・・ここでも先ほどのとおり、最初にニンニクの匂いを十分に引き出します。ちなみにキノコを入れるタイミングは、ニンニクが若干焦げるタイミングです。

写真右側・・・レシピでパン粉、水、コンソメを入れるところですが、味に深みがない場合は、コンソメの代わりに粉チーズでもいいとのことです。

さあ、皆さんも作ってみましょう!

皆さんも上手にできたようですよ。「野菜たっぷりクリームシチュー」を味見した方は、「すっごく濃厚!」と感嘆していました。

ちなみに、私は「野菜たっぷりジャンバラヤ」、「秋のいろいろキノコとニンニクの健康スープ」をおかわりしまして、普通に昼食を堪能してしまいました。

 

「ナポリタン」でご飯を食べれるほどの「ケチャップマン」こと、舟橋先生による有意義な料理教室、本当に勉強になりました。

私はあまり料理をしませんが、聞いているだけで料理が上手になった気がしてきましたので、早速ニンニクスープを試してみたいと思います。

皆さんもレシピを参考に、野菜をふんだんに使った料理の数々をお試しください!

 

天然物「キノコ」の入荷も終わりに近づいて来ました。。。

金曜日, 10月 17th, 2014

秋も深まり、めっきり寒さを増してきましたね。せり場でも温度表示が9℃と冬へ一直線、入荷される品目にも若干変化が見られるようになってきました。

以前に「キノコ」のご紹介をしましたが、その中で一番入荷量がある「ラクヨウ」も、今では半分くらいに減ってきました。(前回紹介ページ⇒「キノコ」が大盛況です!

今回の記事のために、先日写真を撮っていたら、小売業者さんに「もう、キノコのシーズンは終わるから、やめたほうがいいんんじゃないの?」と苦言を呈されることも。。。

しかし、今年ご紹介していない、おいしいキノコもまだまだありますので、最後に取り上げたいと思います。なお、今回のキノコの呼称については、「札幌市中央卸売市場におけるキノコの取扱要領」を参照しております。

まずは、10月から入荷が始まるというキノコ、「ムラサキシメジ」です。

一瞬お菓子のようにも見えて、匂いを嗅いでみると、ちょっとチーズっぽいような、土っぽいような匂いがします。しかし、味、食感はしっかりキノコそのもので、上品さもあるとのこと。煮物、鍋、お吸い物によく使われるようです。

次にご紹介するのは、「ナラタケ」(ボリボリ)です。正式名称が「ナラタケ」で、北海道での呼称が「ボリボリ」です。

写真は市場で撮ったものですが、つい先日、知り合いから「ボリボリ」と「ラクヨウ」をもらう機会がありました。

家族も「ラクヨウ」はおいしそうなキノコ!といった感じですぐに食べてしまったのですが、「ボリボリ」は、「虫に食べられた後みたい」とか「本当にキノコ?」などと躊躇する始末。。。

でも、卸売業者さんのアドバイスのとおり、お味噌汁にして食べてみると、「おいしい」、「ダシが出てる」、「本当にボリボリする」など、家族でもなかなかの評判でした。

これは天然物の「マイタケ」です。1㎏あたり3,500円くらいです。。。

「マイタケ」です。

「山奥でこのキノコを見つけた者が、喜びのあまり踊りだすというところから舞い茸(マイタケ)と呼ばれるようになった」
「江戸時代に、ある殿様が徳川将軍にまいたけを献上するため、まいたけを見つけた者には同じ重さの銀と交換した」

などなど逸話もたいへん興味深いですが、天然物は希少価値もたいへん高く、高価です。私もいつか天然物の「マイタケ」を天ぷらにして、食べてみたいものです。

カメラが寄り過ぎましたが、これも「マイタケ」。単価は上のものと同じです。

そして、前回に引き続き登場の「マツタケ」です。

「マツタケ」って、こんな形でしたっけ?

傘が広がっていると金額は高くならないようですが、その分、普通の「マツタケ」よりも強い香りを放っています。

そして、何と言ってもその大きさ!柄は20cmを超えています(汗)

「マツタケ」担当ではない卸売業者さんも、「いやあ、こんなのめったに見ないね~、匂いがここまで来てるよ~」と見物に来るほどです。

せりが終わった後の小売業者さんも、「2万円を超えてたら、買ったのにね~」と冗談が出るほど、皆さん大注目でした。

 

秋の味覚の一つであるキノコ。秋の終わりを感じながら、深イイキノコの味を堪能してみてはいかがでしょうか?

 

新潟「おけさ柿」の販売促進PRが行われました!

金曜日, 10月 17th, 2014

平成26年10月17日金曜日、JA全農にいがたをはじめとするおけさ柿の産地、JA羽茂(はもち)、JA佐渡、JA越後中央の皆さんが当市場で、おけさ柿の販売促進にむけてPRを行いました。

丸果札幌青果㈱の果実売り場では、JA全農にいがたの土田副本部長がごあいさつされました。
「『味よし』、『色よし』、『形よし』、三拍子そろったおけさ柿は、今年も玉太りも味も良く仕上がりました。おけさ柿は札幌に育てていただいたといっても過言ではないと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

丸果売場でのあいさつ

また、札幌ホクレン青果㈱の果実売り場では、JA佐渡の末武常務がごあいさつされました。

札果売場でのあいさつ

JA全農にいがたの方に、新潟県を代表する特産物の一つであるおけさ柿について、いろいろと教えていただきました。

おけさ柿は渋柿で、「渋抜き」を行ってから出荷され、炭酸ガスを使用する方法または、アルコールを噴霧する方法により行われますが、それらを併用することもあるそうです。
アルコールを噴霧する方法は、特に食感がなめらかに仕上がるのだそうです。

出荷時点での糖度は13~14度で、時間が経過し、熟してくるとさらに糖度が増します。
また、おけさ柿は種がなくて食べやすいのも特徴で、おけさ柿の約3割が札幌に出荷されているそうです。

JA羽茂のおけさ柿は「マルハおけさ柿」として親しまれており、新潟県のおけさ柿の出荷量の約半分を占めているそうです。

JA羽茂のおけさ柿

こちらはJA佐渡のおけさ柿。箱には「トキ」のイラストが描かれています。

JA佐渡のおけさ柿

こちらはJA越後中央のおけさ柿。キラキラと光るオレンジ色の実がとてもおいしそうですね。

JA越後中央のおけさ柿
関係者が見守る中、威勢の良い掛け声とともに競りが始まり、次々に競り落とされていました。

せりの様子

「おけさ柿」の入荷予定は11月中旬ごろまでだそうです。
秋の味覚の代表「おけさ柿」を、ぜひ、ご賞味ください!

おなじみの「ホッケ」です

木曜日, 10月 16th, 2014

今朝の当市場水産棟のせり場気温は11℃台と、朝の寒さが体にこたえるようになってきました。
本日は、北海道に住んでいる方にとって、なじみ深い魚、ホッケを紹介いたします。

ところで、ホッケは年中お店に並んでいるので、ホッケの旬の時期は意外に知られていないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
沿岸にホッケが寄ってきて漁獲される時期は、春と秋なのだそうです。
「秋のホッケは、特に産卵前のものが脂がのっていておいしいよ。そろそろ、卵を抱えたものが出始めているよ。」と卸売業者さんが教えてくれました。

こちらは本日入荷していた松前産。「船上氷〆」との案内がありました。鮮度が良さそうです。

松前産ホッケ

こちらは南茅部産。1尾が1㎏を超える大きめサイズです。

南茅部産ホッケ

こちらは先週入荷していた羅臼産です。こちらも大きめサイズですね。
ホッケは北海道全域に分布しており、様々な産地から入荷するのですが、羅臼産は特に人気があるのだそうです。

羅臼産ホッケ

ホッケは、漢字では、魚へんに花と書きます。
この漢字になった由来は、ホッケの幼魚が青緑色で美しく、群れで泳ぐと花のようであることが由来であるとの説があるそうです。

こちらの写真は積丹産のホッケですが、その青緑色がかった体表の模様がうっすら残っているのがご覧いただけるのではないかと思います。
確かにきれいな模様をしていますね。

ホッケ体表の模様

ホッケは、開き、チャンチャン焼き、つみれ汁、煮つけ、フライ等、いろいろな料理方法でおいしくいただけます。
また、飯寿司や乾燥珍味等、加工品としての用途もあり、食卓に欠かせない存在ですよね。
本日のごはんのおかずに、お酒のおつまみにいかがでしょうか。

報道機関の皆さまへ(新潟「おけさ柿」の販売促進PR開催予定日時のお知らせ)

水曜日, 10月 15th, 2014

「JA全農にいがた」をはじめとする新潟県内のJA関係者の皆さんが当市場に来場し、「おけさ柿」の販売促進に向けたPRを行います。

「おけさ柿」は、「八珍柿」と呼ばれる種の無い渋柿を改良し、代表的な産地である佐渡の民謡「佐渡おけさ」が由来して名付けられたもの。種の無いことが、越後国(現在の新潟県)に伝わる珍しいことがらを七つ集めた「越後七不思議」の次(八番目)に珍しいということで「八珍」として親しまれている柿で、新潟県の特産品です。

取材を希望される場合は、当ホームページのトップページ「報道機関・メディア等のみなさまへ 取材等のご案内」を参照いただき、「取材・撮影等許可申請書」の用紙をダウンロードの上、ご記入いただき、管理センター守衛室へ提出されますようお願いいたします。

日時:平成26年10月17日金曜日 午前7時30分~ (予定)

会場(所在地):中央区北12条西20丁目 札幌市中央卸売市場 青果棟1階
(丸果札幌青果㈱及び札幌ホクレン青果㈱ 果実部卸売場 B-10付近)

その他:当日は管理センター1階守衛室にて「取材・撮影等許可申請書」をご提出いただき、「取材の名札」を受取って入場されますようお願いいたします。
また、駐車場のスペースがありませんのでタクシー等での来場をお願いいたします。
通行規制を行っている場所から入場できます。
なお、一般の方は入場できませんのでご了承願います。

H25年の様子

H25年の様子

写真は昨年のものです。

 

「マグロの日」試食販売促進キャンペーンを開催しました

金曜日, 10月 10th, 2014

10月10日は日本かつお、まぐろ漁業協同組合が制定した「マグロの日」。

本日は、マグロをもっと食べていただき、理解を深めていただくため、当市場魚食普及委員会の主催により、「マグロの日試食販売キャンペーン」が開催されました。
「マグロの日」は、万葉集にちなんで、西暦726年10月10日に、山部赤人が聖武天皇のお供をして明石地方を旅し、マグロの歌を詠んだことに由来するとされております。

マグロ売場にはこんな画像も登場です。

マグロの日画像

本日は様々なマグロが入荷しましたので、それぞれ紹介いたします。

まずは「クロマグロ」。「本マグロ」とも呼ばれており、マグロ類の中でも最も大きくなり、3mほどにまで成長します。
秋から冬にかけての「クロマグロ」は、脂ののりも良く、最もおいしい時期と言われています。
本日は、カナダから空輸された約300㎏の天然クロマグロが9本入荷しました。
市場関係者の方は、空輸されて入荷するマグロのことを、通称「ジャンボマグロ」と呼んでいます。
「ジャンボ」は大きいという意味ではなく、「ジャンボジェット機」で運ばれてくることに由来するのだとか。

カナダ産クロマグロ

大きなマグロなので、解体するのも一苦労です。
巨大な刀のような包丁を使って、鮮やかに解体していきます。

マグロ解体の様子

二人がかりでどんどん解体が進みます。

マグロ解体の様子

当市場では、このように、解体した状態でせりにかけられます。

売場の様子

報道機関の方も、朝早くから、その様子を取材に来てくださいました。
普段なかなか見ることのできない、「ジャンボマグロ」の大きさに驚いていましたよ。

津軽海峡で漁獲された戸井産「クロマグロ」です。こちらはそのまま競りにかけられます。

戸井産クロマグロ

こちらは奄美大島の蓄養「クロマグロ」です。
約100kg程に成長したものが入荷されていました。

奄美大島産蓄養マグロ

こちらはメバチマグロです。
本マグロに比べると、外見上、目が大きくぱっちりとしていることから、「目鉢」と言われています。
味にさっぱりとしたわずかな酸味とうまみがあるのが特徴です。
写真はグアム産で、他にはインドネシア産も入荷していました。

グアム産メバチマグロ

本日限りで特別に用意された試食は、右側から奄美大島産蓄養「クロマグロ」、カナダ産天然「クロマグロ」、戸井産「クロマグロ」、インドネシア産「メバチマグロ」の4種類。

試食

試食が出されると人だかりができていました。
いずれも大好評で「養殖マグロもくせがなくておいしいねえ。」、「やっぱりジャンボマグロが一番だね。」なんて声も聞かれましたよ。

試食の様子

本日のせりも大盛況。
威勢の良い掛け声とともに、次々と競り落とされていきました。

せりの様子

今日は年に一度の「マグロの日」。
おいしいマグロを、ぜひ、ご賞味ください!

「JA和歌山県農」の皆さんが「柿の出前授業」を行いました

木曜日, 10月 9th, 2014

秋も深まる10月6日、JA和歌山県農(和歌山県農業協同組合連合会の略称です) 北海道事務所の樫山さんと当市場仲卸業者の株式会社 北一藏重商店さんが、札幌市立石山南小学校で和歌山県産「柿」の出前授業を行いました。

さて、今回の出前授業は、JA和歌山県農と仲卸業者の北一藏重商店さんが主催していますが、このいきさつについて、北一藏重商店の渡会さんに聞いてみました。

以前から果物を普及させるには、おいしい果物を知ってもらう・食べてもらうことが必要だと考えていた渡会さん。

5年ほど前にいろいろな教材に興味がある、小学校の先生とお知り合いになり、その先生の紹介により出前授業をするようになったとのことでした。

これは2年前の出前授業の写真で、渡会さん(中央)と藏重さん(右)が講師をしています。

上の写真のように、渡会さんと藏重さんが講師をすることもあり、毎年数回ほど行っています。(その時の「出前授業」の様子です。)

今回は札幌で柿の促販を担当している樫山さんに講師を依頼しました。

ちなみに「わかぱん」は30種類とバリエーションがかなり豊かです。

左側が和歌山観光PRシンボルキャラクターの「わかぱん」です。

和歌山県の白浜町には、現在8頭ものパンダがいることから「わかぱん」が生まれたとのこと。

子どもたちは思わず「カワイイ~~!」の歓声を上げます。

 

そして、右側がJAグループ和歌山のマスコットキャラクターの「かき音ちゃん」です。

「かき音ちゃん」が札幌のイベントに出演すると聞くと、「おお~~!」とさらなる歓声が(笑)

こうして、しっかり生徒の心をわしづかみにしたキャラクターを使いながら、授業はなごやかに進んでいきました。


「左側の4つの写真のうち、柿の花はどれでしょう?」となかなか難しい問題ですが、子どもたちは事もなげに正解。(正解は左下の写真です。)

他には、「柿が赤く色づくと〇〇が青くなる」という問題で、私はギブアップでしたが、子どもたちは「医者~!」とまた正解です。

また、「果物の中でビタミンCの含有量が第4位」、「二日酔いをやわらげる効果がある」などなど、意外?な柿の良いところも教えていただきました。

次は柿にハロウィンのシールを貼って、ハロウィン気分を味わいましょう!

うん、なかなかユーモアのあるものができましたね(笑)

最後は柿にヨーグルトとはちみつを混ぜたデザートを食べながら、樫山さんに質問しましょう!

Q:おいしい柿の見分け方は?

A:へたと実の間が空いていない、実が大きく、明るい色の柿を選んだほうがいいです。へたと実の間が空いていると、そこから虫が入るから。

また、柿にはショ糖が含まれているので、冷やさない方が甘いよ。だから、保存は常温でいいけど、長く保存させたいなら、濡れたティッシュにヘタを下にして冷蔵庫に入れよう。

ちなみにリンゴなどの果糖が含まれている果物は、冷やしたほうが甘くなるよ。

 

Q:1本の柿の木から、どれくらい柿は取れるの?

A: 農家さんは木を弱めず、毎年安定した収穫量になるように、250~300個くらい収穫しているよ。

 

Q:動物に食べられたりしないの?

A:イノシシは柿の木に突撃して、木を折ってから食べることもあるよ。

和歌山県の名産品であるみかんの話になるんだけど、サルはみかんの皮をむいて食べるんだよ。(子どもたち「やっぱ、サルって頭イイ~!」)

 

ということで、約30分間にわたる授業はあっという間に終了となりました。

柿があまり得意ではない男の子が、ヨーグルトと一緒だと柿を食べることができたと嬉しそうに話す姿に、樫山さんと北一藏重商店のお二人も今日の出前授業は成功だったと感じたのではないでしょうか?

石山南小学校の皆さん、ご協力ありがとうございました。

「平成27年度中央卸売市場事業予算編成方針の概要」を追加しました

水曜日, 10月 8th, 2014

平成27年度中央卸売市場事業予算編成方針の概要」を追加しました。