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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

卸売業者さんとJA和歌山県農さんが「梅酢」の販促を行いました!

木曜日, 9月 8th, 2016

9月7日、水曜日。

水曜日は、休市日といって市場が休みであることが多いため、小売屋さんも若干少なめです。

そんな中、最近、梅を使った健康料理が密かなブームになりつつあることから、卸売業者さんとJA和歌山県農さんが「梅酢」の販促キャンペーンを行いました。

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ひっきりなしにお客さんが来ましたよ!

当市場では、北海道産のスイカやメロンなどが初入荷するたびに、大きくキャンペーンを行っています。

しかし、野菜に関しても、もちろん”初せり”はあるのです。

今回は初せりではありませんが、野菜のほうももっと盛り上げていこうと、和歌山県農さんのご協力もいただき、テーマは「梅酢」になりました。ちなみに”梅”は当市場では”野菜”の分類になります。

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お値段もすっごいお手頃です!

左側の茶色のボトルは「白梅酢」で、右側が「梅酢」にかつおだしを混ぜたもの。

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さわやかな匂いが食欲をかき立てます。

これにこんにゃくを混ぜると、まさにブレッド&バターのような相性!

「これはおもしろそう!」と言って、ダンボール一箱買って行った小売屋さんもいました。

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左側が卸売業者さん、右側がJA和歌山県農さんです。

でも、「梅酢」って何なのでしょう?

梅干しを作る時に、いろいろな材料を入れますが、その時に梅と塩が反応して、自然に出てくる液体のようです。

昔から10倍に薄めてうがい薬に使ったり、料理の調味料にと重宝されてきました。

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ひっきりなしにお客さんが来るのです。

JA和歌山県農さんのおすすめは、そのままドレッシングに使ったり、から揚げの下味として使うと良いとか。

私も試食してみましたが、”もうどんぶりで持って来て状態”になるほどのおいしさでした。

なお、「梅酢」は八百屋さんなどの小売店での取扱いはあるかもとのこと。

皆さんも見つけたら、ぜひご賞味ください!

「道東産秋サケ」初入荷しました!

月曜日, 9月 5th, 2016

9月5日月曜日、北海道えりも以東海域で、今期の秋サケ定置網漁が解禁となったことに伴い、当市場に秋サケが入荷しました。

売場の様子

 

売場にはのぼりが立ててあり、雰囲気を盛り上げてくれています。

売り場の様子

 

木箱入りの秋サケもずらりと並んでいます。

木箱入り秋サケ

 

こちらには、ブランド鮭の「銀聖」もお目見えです。

ブランド鮭「銀聖」

 

秋サケは見た目も美しいですね・・・。

秋サケ

 

本日は約14トンの入荷があったそうです。

初競りも盛況で、大量に並べられた秋サケが、次々と競り落とされていきました。

せりの様子

せりの様子

秋サケはこれから旬を迎え、入荷も増えるそうですよ。

塩焼きや、フライ、ちゃんちゃん焼き、石狩鍋など、料理を想像するだけでおいしそうですね!

北海道産の秋サケ、ぜひ、ご賞味ください!

 

報道機関の皆さまへ(「秋鮭」初せり日時のお知らせ)

木曜日, 9月 1st, 2016

本年度の「秋鮭」初せり日時が決まりました。

  1. 日時
    平成28年9月5日月曜日 午前5時45分ころ
    (入荷状況等により日時が変更となる場合があります)
  2. 会場
    札幌市中央区北12条西20丁目 札幌市中央卸売市場水産棟1階卸売場
    (曲〆高橋水産株式会社近海売場、丸水札幌中央水産株式会社近海売場)
  3. その他
    一般の方はせり場への入場はできません。
    報道関係者の方は、当日、管理センター1階守衛室にて「取材・撮影等許可申請書」の提出と合わせ、「取材の名札」を受け取り入場してください。
    駐車スペースがありませんので、タクシー等で来場してください。通行規制を行っている場所から入場できます。

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写真は昨年のものです。

赤! 完結編

土曜日, 8月 27th, 2016

3回シリーズの最後は、「赤編」です。

まずは北海道余市産、赤と言えば「デラウェア」ですね!

デラウェア

「デラウエア」は巨峰に次いで多く作られており、価格的にも手頃で身近なブドウとして親しまれてきました。

店頭でも良く見かけますよね。

 

 

次はちょっとめずらしい品種で「甲斐路」です。

甲斐路

日本で栽培可能で、香りが「マスカット」に近いことから、「赤いマスカット」と呼ばれている純粋欧州種です。

皮と果肉は分離しにくく、皮の近くに甘みが強い部分があるので、一度口の中にまるごと入れて、皮を取り出して食べると、より甘みを感じることができます。

糖度は極めて高く18度から、高いもので23度にも達し、非常に甘いのが特徴です。

 

 

続いてはクインニーナ。

クインニーナ

こちらもあまり見かけない品種ですが、それもそのはず、品種登録されたのは平成23年。

登録されてからまだ数年しか経っていない新しい品種で、食味に優れた大粒の赤色ぶどうとして注目されています。

これから人気が出るかもしれません。

要チェックですね!

 

 

何だか似たような色の果物があったので、こちらもおまけでご紹介。

スタークリムソン

こちらはスタークリムソンという洋ナシです。

熟成させるととろけるように甘いそうですよ!

青果棟は、たくさんの種類の果物が入荷しています。

旬のブドウや洋ナシ、たくさん食べてくださいね!

白!

土曜日, 8月 27th, 2016

ブドウ特集の2回目は「白」編です。

まずは北海道余市産の「ポートランド」から!

ポートランド

ニューヨークで生まれた品種で、やや小さめですが、酸味が少なくて糖度が高く、香りも良いですよ。

 

 

次は「シャインマスカット」!

「シャインマスカット」は平成18年に品種登録された、比較的新しい品種の白ブドウです。

マスカットの香りと高い糖度、そして何よりも皮ごと食べられるという特徴があります。

こちらは山梨産のパック入り。

シャインマスカットパック入

袋入りもあります。

シャインマスカット(紙袋)

箱入り娘も見つけました。

箱入りシャインマスカット

 

 

続いては「ロザリオビアンコ」です。

1987年(昭和62年)に品種登録され、露地栽培も可能な大粒高級ブドウとして人気があります。

白ブドウ品種の中では、「シャインマスカット」に並ぶ人気なのだとか。

こちらは山梨産。

山梨県産ロザリオビアンコ

こちらは新潟県産。

新潟県産ロザリオビアンコ

 

 

続いては、「ネオ・マスカット」です。

ネオ・マスカット

酸味は少なめで上品な甘さが特徴で、1房は350~450gくらいと、粒は少し小さめで、ワインにも利用されています。

「マスカット」(正式名称は「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)よりも栽培がしやすいことから、同じ「マスカット」でも「ネオ・マスカット」のほうが手頃な価格で購入できます。

次は赤編で、完結を迎えます。

乞うご期待!

黒!

土曜日, 8月 27th, 2016

ここ数日は、朝晩の気温が下がってきて、過ごしやすくなってきましたね。

夜中の寝苦しさからもだいぶ解放されて、早朝、窓を開けるとひんやりとした風が入ってくるようになりました。

そんな本日8月27日はブドウの紹介です。

売場をうろうろしていると、あるわあるわ。

産地も本州から北海道まであちこちから入荷しており、種類もいろいろあって、よりどりみどりです。

種類が多すぎていっぺんに紹介できないので、色で分けることにしました。

今回は「黒」編です。

トップバッターはおなじみ「巨峰」!

こちらは福島産。

福島産巨峰

こちらは山梨産。

山梨産巨峰

どちらも種無しです。

「巨峰」は日本人が好むブドウとして、現在日本で最も多く生産されており、全体の約35%を占めています。

 

 

次は「ピオーネ」!

こちらは岡山県産です。こちらも種無しで、「巨峰」と同じくらい人気があるそうですよ。

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「ピオーネ」は粒が非常に大きく食べ応えがありますよね。

「ピオーネ」の香りはマスカットに似ているのですが、巨峰とマスカットの交配種だからなのだそうです。

特徴としては、風味良く、果汁も多くて、糖度は16度以上になり、強い甘さとそれを支える酸味を持っています。

 

 

続いてちょっと変わり種なのが、「マスカット・ベリーA」です。

ちょっと粒が小さめで、色もブルーベリーのような青紫色をしています。

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現在国内で生産される赤ワイン向けブドウ品種としては、この「マスカット・ベリーA」が最も多く作られているのだそうです。

このぶどうで作られたワインはイチゴのような香りと渋みがまろやかなのが特徴なのだそうですよ。

平成25年に「マスカット・ベリーA」は、ワイン用のブドウ品種として、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)により登録認定されました。

国際ブドウ・ワイン機構とは、ぶどうの栽培・ワイン造りに関する問題に取り組むフランスの政府機関のことです。

EUでは、国際ブドウ・ワイン機構が登録認定したぶどうの品種だけがワインのラベルに表示できることとなっていて、国内では、2010年に認定された「甲州」に次いで2番目。

日本固有のブドウ品種として世界のワインに表示できるのは、この2種類だけなのだそうです。

赤ワイン向けの用途も多いのですが、もちろんそのまま食べてもとても甘く、酸味もしっかりして味も濃厚なのだそうです。

 

 

ところで、ブドウの皮って、むきにくいですよね。

簡単に皮をむく方法を教えちゃいます。

用意するのは爪楊枝。

実を外した時にできる穴に爪楊枝を入れて、皮と実の間の隙間に差し込んでくるくるっと回すと、皮が綺麗に簡単に取れますよ!

YouTubeに動画もありましたよ。

簡単なので、ぜひお試しください!

 

今回はここまで。

次回は「白」編です!

もうすぐきのこの季節です

火曜日, 8月 23rd, 2016

このところ、台風が立て続けにやってきて、札幌も不安定な天気が続いています。

本日8月23日火曜日、青果棟を歩いていると、何やらおいしそうな匂いがしてきました。

匂いのする方へ行ってみると・・・。

キムチ鍋試食

キムチ鍋の試食をしておりました。

試食コーナー

今回は、きのこをたっぷりと使ったキムチ鍋を提案する企画で、きのこメーカーさんと調味料メーカーさんのコラボレーションなのだそうです。

試食で使ったきのこは、白いブナシメジ(商品名はブナピー)、エリンギの二種類です。

きのこたっぷりキムチ鍋パネル

きのこ以外の具材には、白菜、豚肉、ニラがおすすめなのだそうです。

調理方法は簡単で、具材を適当な大きさに切って鍋に加え、鍋つゆを加えて煮るだけです。

また、きのこは90%が水分なので、低カロリーでヘルシーにいただけます。

秋の味覚、きのこをたっぷり使ったキムチ鍋、これからの季節にぜひお試しください!

 

色鮮やか!ハナサキガニ入荷しています。

金曜日, 8月 5th, 2016

連日札幌でも最高気温が30℃前後となり、夏まっさかりですね。

本日8月5日は、今が旬のハナサキガニを紹介いたします。

一番の特徴はやはり、真夏の太陽のように鮮やかな真っ赤な色ですよね。

ハナサキガニ

根室産ハナサキガニ

 

元々は、黒っぽい色をしているのですが、茹でると、花が咲いたように鮮やかな赤色になることから、「花咲がに」という名前になったそうです。

また、名前は「カニ」ですが、本来は「ヤドカリ」の仲間なのだそうですよ。

茹でたハナサキガニは、そのままでも大変おいしいそうですが、ぶつ切りにしたものをみそ味仕立ての汁にした「鉄砲汁」もおいしいそうです。

流通量が「毛ガニ」や「タラバガニ」に比べると少ないため、一部では「幻のカニ」などと呼ばれているようですが、卸売業者さんによると、7月中旬からハナサキガニの漁が始まり、当市場には8月いっぱいまで入荷する予定とのことです。

お盆休みのごちそうに、「ハナサキガニ」をぜひ、ご賞味ください!

 

 

札幌ブランド!「大浜みやこかぼちゃ」初入荷!!

金曜日, 7月 29th, 2016

7月26日、JAさっぽろから「大浜みやこかぼちゃ」が初入荷しました!

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「大浜みやこかぼちゃ」は札幌市北西部の手稲山口地区で生産されており、近くの海水浴場「大浜」から名前を拝借し、名づけられたとのことです。

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試食には蒸かした「大浜みやこかぼちゃ」が提供されました。
ほくほくとして甘みがありましたよ!

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「大浜みやこかぼちゃ」から作った焼酎もあります!
その名も「みやこっ酎」!!どんな味がするのか興味深いですね。

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みやこガールもPRに来場し、せり場に華を添えました!

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テレビ局の方もカメラを向けるなか、せりが始まり・・・、

ご祝儀価格も出ました!

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これから9月中旬ころまで出荷されるとのことですので、
札幌ブランドの「大浜みやこかぼちゃ」をぜひご賞味ください!

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粒ぞろいの道内産さくらんぼ入荷しています!

水曜日, 7月 20th, 2016

道内産の果物が多数入荷しておりますが、本日はサクランボを紹介いたします。

佐藤錦

まずはこちら、さくらんぼ界では最も有名な品種、「佐藤錦」です。

名前のとおり、佐藤さんが育成した品種なのだそうです。

糖度が高く、18度から20度以上になることも珍しくなく、甘酸っぱいバランスのとれた味わいは現在の品種の中で、突出して人気があります。

 

南陽

こちらは「南陽」です。

糖度は佐藤錦ほどではありませんが、酸味が少ないため食味が良く、粒が大きめなのが特徴なのだそうです。

 

紅秀峰

こちらは「紅秀峰」。

品種登録されたのが1991年と、まだ新しい品種です。

糖度が20度前後でとても高く、酸度が低いので甘みが強く感じられ、肉質が硬く、比較的日持ちするのが特徴なのだそうです。

 

サミット

こちらは「サミット」という品種です。

見てのとおり、粒が大玉で濃い紫色をしています。

黒っぽさが増してくると、糖度がぐっと上がってくるのだそうです。

完熟すると日持ちしないので、早めに食べることをお勧めします。

 

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最後に「山形美人」を紹介いたします。

個人的には、こちらが粒ぞろいで見た目が一番きれいに見えました。

品種登録は1998年と比較的新しい品種で、佐藤錦の枝変わりでできた品種だそうです。

佐藤錦よりも赤色が濃いのが特徴で、果肉は甘みと酸味のバランスが良く、おいしいそうですよ。

 

道内産さくらんぼ、まだまだ入荷しています。

色々な品種を食べ比べるのもおもしろいかもしれませんね。

ぜひ、ご賞味ください!