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今回は、本日入荷のあった「生シャコ」を紹介します。
「シャコ」はエビに似ていることから「シャコエビ」なんて呼ぶこともあるそうですが、実はエビとは別の種類なのだそう。
地域によっては、「ガサエビ」・「シャッパ」・「シャク」なんて呼ぶところも。
春から夏にかけてが旬だそうで、「これから入荷が多くなるよ」とは、卸売業者さん。
北海道以南の全国各地でとれるそうで、道内産は大型(20センチ以上)のものが多いのだとか。
内湾の砂底に生息しており、肉食性で小魚やイソメなどを食べるのだそう。
「そのままゆでて、わさびしょうゆで食べたら絶品だよ!」と、仲卸業者さんに教えてもらいました。
kai 。
4月30日、JA上川中央から道内産メロン一番乗りで「愛別メロン」が初入荷です!
「愛別メロン」の品種はルピアレッド。しっかりとした甘みと、とろけるような舌触りが特徴の赤肉メロンです。
今年は春になっても寒い日が続き、出荷が心配されていましたが、昨年と同様、4月中の出荷に間に合いました。
試食にはたくさんの手が伸びていました。
「今年はまだ寒いのに、よくこの時期に出荷できたね~。生産者の方は大変だったろうな~」とは、仲卸業者さん。
「今年も甘い!」と、大好評です。
ご祝儀価格で競り落とされました。
これからどんどん道内産の果物が入ってきます。
楽しみですね!
kai 。
水産の競り場を歩いていると、白い発泡スチロールが真っ黒になった箱が目に入りました。。。
近づいてよく見てみると、中には・・・
「コウイカ」は関東以西に分布するイカで、背部(頭)の内側に甲羅上の骨を持つことが名前の由来だそう。
他にも大量の墨を吐くから「スミイカ」、頭の部分が張り出しているから「ハリイカ」なんて呼ぶところも。
砂場を好み、底付近に生息していることが多いそうです。
純白で肉厚な身はとても甘く、歯ざわりも抜群。おすしやお刺身のネタに使用される高級食材で、焼いても煮ても硬くなりにくいのだそうです。
他には天ぷらや干物、もちろんイカスミスパゲティにも。。。
イカは、低脂肪で高タンパクな食材。
カロリーも低く、コレステロールの低下や肝機能を高める作用があるとされるタウリンが、とても豊富なのだとか。
道内ではあまり見かけないですが、
もし見つけたら・・・
買います!
kai。
北海道根室沖から、「チカ」が入荷しています。
「チカ」はワカサギによく似たお魚で、同じキュウリウオ科の海水魚。地域によっては「ツカ」や「オタポッポ」、「ヒメアジ」とも呼ばれます。
北海道全域の沿岸に分布して、渡島半島周辺や道東の太平洋付近に多く生息しているのだそうです。
動物プランクトンやエビ類などの小型甲殻類を食べて成長し、大きいものだと体長は20cmほどにもなるのだそう。
調理法は天ぷらやフライ、煮干しが一般的です。
「大型のものは、素焼きや塩焼きにして食べるとおいしいよ!」とは、仲卸業者さんのお話。
値段もお手頃だそうですので、晩酌のお供にもぜひ!
kai 。
青空が広がった4月20日、北海道十勝から「春」が届きました。
「越冬春ネギ」は、成長した長ネギを雪の下で寝かせて熟成したもの。冬の寒さを乗り越え、雪の下でじっくり育てられた「春ネギ」は柔らかく、深みのある甘さになるのだとか。
早出し分は、雪解け後、トンネル型にビニールをかけて地上に出ている部分の成長を促すのだそうです。
土深くに根を張り巡らす長ネギの収穫はとても大変とのこと。すべて手作業のため、一度にたくさんの量は出荷できないので、ビニールをかける時期をずらして、安定的に出荷するよう工夫しているのだそうです。
生産者の手間暇・愛情がたっぷりです
「甘いから、そのまま焼いて食べても絶品だよ!バター炒めもお勧めかな~」とは卸売業者さん。
ぜひ、「越冬春ネギ」で「春」を感じてみてください!
kai 。
今日は、九州からやってきた「キス」をご紹介。
「キス」はスズキの仲間で、主に沿岸の浅瀬(砂底)に生息しているお魚。
日本では北海道南部から九州地方まで広く分布しているとのことですが、当市場には本州からの入荷が多いそうです。
気温が上がる晩春から夏にかけてが旬で、投げ釣りの対象として人気も高いのだとか。
種類は「シロギス」、「アオギス」、「ホシギス」など全部で30種類くらいあるそうで、「大きいものだと30センチくらいにはなるよ」と、仲卸業者さんに教えてもらいました。
身は柔らかくてクセもなく、脂肪がほとんどないお魚だそうで、食べ方は塩焼きのほか、刺身や天ぷら、フライ、干物などなど。
これから暖かくなる時季、おススメのお魚です!
kai 。
今日紹介するのは、「カスベ」です。
「カスベ」はエイのひれの部分のこと。北海道や東北地方では、「カスベ」や「真カスベ」の名でおなじみです。
あまりおいしくない魚のカスと言う意味から、「カスベ」と名づけられた説もあるようですが、いえいえ!味は絶品です。
ひれの軟骨部分を長時間煮込み、甘辛く味付けをした「カスベの煮付け」は北海道では定番!
クセもなく、コリコリとした食感が病みつきになる人も・・・
食べ方は煮付けのほか、空揚げやムニエルなどもお勧めです。
「お鍋に入れてもおいしいよ~」とは、小売業者さん。
「カスベ」には鉄やカルシウムのほか、コラーゲンも多く含まれているお魚なのだそう。
女性の方もお勧めです!
kai。
4月も中旬に入り、雪解けもだいぶ進んだ札幌。
今日は春色のお魚を紹介します。
「サクラマス」はサケのお仲間で、日本海やオホーツク海に広く分布しているお魚。
産まれて1~2年は川で暮らし、その後、海へ下りるそうです。そして、海で1年程度過ごした後、産まれた川に遡上(そじょう)して産卵するのだそう。
また、海へ行かずに河川で一生過ごすものは「ヤマメ」と呼ばれ、姿形もまったく違うんだとか。
「サクラマス」は漢字だと「桜鱒」。産卵期が近づくと体が桜色になることや、桜の咲く頃に多く取れることなどが名前の由来なんだとか。
食べ方は、塩焼きや刺身(酢締め)、ルイベ、煮付け、フライ、ムニエルなどなど。
「平凡だけど、やっぱり塩焼きが一番かな~」とは、卸売業者さん。程良い甘さと脂が乗った身は絶品だそうです。
また、酢との相性の良さは抜群で、発酵させずに酢で味付けをした「鱒寿司(ますずし)」は富山県の郷土料理として有名ですね。
北海道の桜の開花は、まだもう少し時間がかかりそうです。。。
ぜひ、「サクラマス」で一足早く「桜」を味わってみてください!
kai 。