トピックスTopics

ブログ検索

アーカイブ

カテゴリ: ‘食育関連情報’

市場へ小学生が見学に来ました(11月19日)

水曜日, 11月 21st, 2012

11月19日、札幌市立桑園小学校の児童の皆さんが当市場へ見学にいらっしゃいました。

前日は札幌で初雪を観測し、寒さも一段と厳しさを増した中、足を運んでくれたのは3年生の児童、121名。多人数のため2班に分けての来場です。

桑園小学校では、変化の激しい社会に対応するため、自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることをねらいとして「総合的な学習」に取り組んでいるのだそうで、今回の見学もその授業の一環。

今日を楽しみにしていたという女の子は、「普段食べているお魚や野菜のことをもっと勉強したいです」と、にこやかに話してくれました。

みんな「桑っ子市場調査隊」と称して、施設内を見て回りました。

競りは終わっていましたが、「荷物を運んだり、清掃したり、みんな忙しそう~」

展示室では市場内で被る帽子をチェック。「水産と青果では違うんだね」

競りのとき、同じ金額を出した業者さん同士でじゃんけんをすると聞いたある男の子は、「じゃあ、じゃんけんも強くないとダメなんだね~」なんて声も。

大人気だったターレット(構内運搬車)。「動かしてみたいな~」

 

みんなでお魚や野菜のクイズに挑戦しました。「やった~!100点取れた」

 

箸を使って一分間で何個大豆を移動させれるかな?「先生には負けないぞ~」

また、いつでも見学に来てくださいね。

料理教室を開催しました!

火曜日, 11月 20th, 2012

11月16日、カキを使った料理教室が当市場で開催され、20名の皆さんが参加しました。

この料理教室は、(株)北舞水産(ほくぶすいさん)が主催。当市場の水産協議会が協賛し、魚介類の取り扱い方や家庭向けの調理方法を紹介し、もっと気軽にお魚を食べていただくことを目的として行なっています。

講師は、栄養士の資格を持ち、家庭料理指導や食生活アドバイザーとして活躍されている野村洋子先生です。

メニューは、「カキのみそグラタン」と「カキのピカタ」です。(レシピはこちら

「カキのピカタ」の作り方をご紹介します。

今回は、北海道サロマ産の殻むきカキを使いました

最初にカキの下処理をします。

パックから出したカキにかたくり粉をまぶして軽く混ぜ、10分程度置いた後、水洗いをし、臭みや汚れを取り除きます。

カキは皿に並べてラップをかけて、電子レンジ(500ワット)で50秒ほど加熱し火を通します。

次に、衣を作ります。

このレシピのポイントは、「ふっくらと焼くことです」とは、野村先生。

ふっくらとした衣を作るためには、卵白を固めに泡立てるのがコツ。塩を少し入れると早く泡立つとのことですよ。

乾いたボールで泡立てます

さらに卵黄を加えよく混ぜ、小麦粉を加えて、卵白の泡をつぶさないように混ぜます。

カキの水分をしっかり取り、お好みでコショウをふります。

カキに小麦粉、衣を順にまぶし、形を整えながらフライパンでゆっくりと焼きます。

片面を焼いたら裏返します。

カキは火が通っているので、衣が焼けたら出来上がりです。

ふんわりと柔らかい食感のピカタです

お好みでケチャップやソースをなどを添えてください。

寒くなるこれからが濃厚で旨みの増すカキ、ぜひご賞味くださいね!

カキの料理教室を開催しました!

木曜日, 11月 15th, 2012

11月9日、(株)北舞水産(ほくぶすいさん)が主催、当市場水産協議会が協賛する料理教室が開催され、22名の皆さんが参加しました。

この料理教室は、旬で身近な魚介類を取り上げ、ご家庭でおいしく調理する方法をお伝えし、皆さんにもっと魚を食べていただくことを目的として開催しています。

今月は「カキ」を素材としたメニューを紹介しています。

講師は栄養士の資格を持ち、家庭料理指導や食生活アドバイザーとして活躍されている野村洋子先生です。

挑戦したのは「カキのみそグラタン」と「カキのピカタ」。(レシピはこちらです)

バターライスを添えました

今回は、「カキのみそグラタン」の作り方をご紹介します。

かたくり粉をなじませています

使用するカキは下処理をして臭みを抑えます。

殻むきカキにかたくり粉をまぶして軽く混ぜ、10分程度おき水洗いをします。

かたくり粉がカキの汚れや臭みを取ってくれます。

洗うと、このようになります

ラップをかけて電子レンジで50秒程度加熱します。

蒸し汁はホワイトソースに使います

ホワイトソースを作ります。

小麦粉を、熱したバターとサラダ油で炒めます。
沸騰してふつふつと泡立っています

火を止めて、みそを溶かしたスープと牛乳を入れ、よく混ぜます。

スープと牛乳は一気に入れると、小麦粉のダマ(固まり)が出来にくいとのことですよ。

スープは、市販のスープの素を表示の半分の量で使っています。 

レシピには載っていませんが、レンジで加熱した時に出るカキの蒸し汁を入れることにより、ソースにカキのうまみが加わります。

ソースにとろみがつくまで加熱して出来上がりです。

今回の料理教室では、手早くホワイトソースが完成するように小麦粉を多めに使っていますが、「半分の量の小麦粉でじっくり時間をかけて加熱した方がおいしいですよ」との先生のお話です。

玉ネギと茹でたホウレン草を炒めます。

木綿豆腐はまな板等の重しをのせて水を切り、食べやすく薄切りして耐熱皿に並べます。

豆腐の上に、玉ネギとホウレン草をのせます。

ホワイトソースをかけてシュレッドチーズをのせ、200℃のオーブンで加熱します。

焦げ目がついたら出来上がり!

熱々のグラタンが完成

試食中は、参加した皆さんから、「おいしい!」との声が。

ぜひご家庭でも作ってみてくださいね。

お魚料理講習会を開催しました

土曜日, 11月 10th, 2012

11月6日、当市場水産協議会主催で魚食普及を目的とした料理講習会を開催しました。

参加したのは「サロン 美味の会」31名の皆さんです。定期的に「おいしいもの」を食べるイベントを開催しており、今回は「お魚の食べやすい調理方法」を学ぶため、この料理教室に参加したとのことですよ(*^_^*)

講師は、ハーブ&クッキングルーム「KINA」(キナ)の大澄かほる先生です。

今回は、魚の臭さを抑え、素材や香辛料などの「香りを楽しむ」レシピとなっています。

また、先生は野菜ソムリエの資格をお持ちで、野菜の特性や扱い方なども丁寧に教えていただけましたよ。

「サンマの香り飯」(レシピはこちら

炊き込みご飯です。臭みを抑えるためにサンマを焼いてから昆布と一緒に炊きました。

炊き上がったらミョウガ・大葉・青ネギを混ぜて、サンマと薬味の香りを楽しみましょう。

「カブのサラダとじゃこドレッシング」(レシピはこちら)・「サケのショウガざんぎ」(レシピはこちら

一緒のお皿に盛りつけました

サラダは、ごま油でカリッと焼いたじゃこのドレッシングが野菜にとても合います。中でもサラダに入っているカブは、寒い時期が旬の今がとても甘みがあります。

ショウガざんぎは、香りが強いショウガの皮部分を細かくみじん切りし、漬け込み用だれに使いました。パリっと揚がったサケに、お好みで花椒(かしょう)をかけてください。

「ゴボウだしのすり身汁」(レシピはこちら

ゴボウと昆布でだしを取り、塩で味を調えています。旬のゴボウの香りがよく出て、素材そのものの味わいを堪能できます。

魚のすり身は汁が沸騰している状態で入れることが、魚臭さを残さないポイントとのことですよ。

試食時には、先生が用意したローズマリーと緑茶をブレンドしたハーブティを皆さんでいただきました。

ご家庭での魚料理が敬遠される理由の一つに、「魚の臭いが苦手で・・・」という意見が多いとのこと。ぜひ、今回紹介した方法を試してみてくださいね。

魚食普及のための料理教室を開催しました(11月はカキです)

水曜日, 11月 7th, 2012

11月2日に(株)北舞水産(ほくぶすいさん)が主催、当市場水産協議会が協賛する料理教室が当市場で開催され、24人の皆さんが参加しました。

この料理教室は魚食普及を目的としており、もっとお魚をご家庭で食べていただくために旬で身近な素材を取り上げ、お魚の栄養や扱い方、ご家庭で簡単にできる料理法をご紹介しています。

毎月取り扱う食材を代え、今月は旬のカキを使った料理を紹介します。

講師は栄養士の資格を持ち、家庭料理指導や食生活アドバイザーとして活躍されている野村洋子先生です。          

北海道サロマ産の殻むきカキです

カキには良質のタンパク質やビタミンB1・B2・B12・E、肝臓機能を高めるタウリン、味覚障害を改善する亜鉛をはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。また、すぐに活動するための源となるグリコーゲンも豊富であり、栄養価に優れているため、「海のミルク」と呼ばれます。

メニューは「カキのみそグラタン」、「カキのピカタ」です。(レシピはこちらです)

レシピの作り方にもありますが、カキにかたくり粉をまぶして10分ほどおき、水洗いをしてから調理するとカキの臭みが取れるそうです。ぜひ試してみてくださいね。

 

みそグラタンは、ホワイトソースにみそを入れています

 

協力してピカタを焼いています

最近は昔に比べ、ご家庭でお魚を調理することが少なくなってきたといわれています。

鮮魚店では、買った魚介類を必要に応じてさばいてくれるところも多いので、「魚や貝をおろすのは難しい・・・」という方は、気軽に利用してくださいね。

市場へ見学に来ました(11月2日)

月曜日, 11月 5th, 2012

小雨が降り、いつもより風が冷たく感じられた11月2日、北海道小樽水産高等学校の生徒の皆さんが市場へ見学にいらっしゃいました。

足を運んでくれたのは水産食品課の1年生、37名。水産物を中心とした食品の製造、管理、流通などについて学んでおり、毎年、施設見学の授業で当市場を訪れてくれています。

最近は女子の生徒さんの入学も多いそうで、「高校全体の半分くらいは女子です」とは引率の先生。

また、小樽水産高校の卒業生の中には当市場で働いている方も多く、今回の案内人さんもなんと卒業生です。

それを聞いたある生徒さんは、「びっくりしました。でも、OBの方に案内していただいてうれしいです。」と、にこやかに話してくれました。

先輩からの説明を熱心に聞いていました

展示室ではパネルやパソコン端末、昔の用具などが置かれていて、市場に関係するさまざまな情報を楽しみながら学ぶことができます。

みんなでお魚クイズに挑戦!何の魚か分かったかな?

 

「北海道でとれるお魚」をお勉強。熱心にメモを取っています

 

ターレット(構内運搬車)のエンジンもじっくり観察していました

 

見学中、すれ違う市場関係者の方に笑顔で元気良くあいさつする生徒さんを見て、なんだか元気をもらった感じがしたkaiでした。

市場は一人からでも見学することができます。

生徒の皆さん、また来てくださいね!

「プロから学ぶピクルス・漬物講習会」開催!

金曜日, 11月 2nd, 2012

平成24年10月27日(土)に当市場の青果部運営協議会主催「プロから学ぶピクルス・漬物講習会」が開催され、48名が参加しました。

この講習会は、生活習慣病予防に効果的とされる野菜や果物を普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催される「市場で学ぶ・作る・食べる やさい・くだもの料理教室」の一つとなっています。

本日の講師は、札幌市内で漬物やピクルスを販売する「しんこやふじ田」の藤田仁志先生です。

講習の初めに、北海道における漬物の歴史と現代の漬物事情についてのお話をいただきました。私たちの暮らす北海道には、全国のいろいろな地方から移り住んできた先人たちより継承してきた、たくさんの種類の漬物があるそうです。しかし、核家族化や住宅事情によって、だんだんと漬物を漬ける家庭が減ってしまい、代々受け継がれていた「家庭の味」が少なくなっているとのことです。

そして、今日教えていただく漬物は…この2品!(レシピは、こちら

「あっという間のトマトピクルス」

「白菜のこうじ漬け」

 先生からのアドバイス。白菜は流水に30分ほど浸けたあと、1枚1枚水洗いすることを忘れないように!

こんな感じです!

先生のアドバイスを受けながらの実習…

最後は、「ごはん」と「味噌汁」も調理して試食です。今日の2品のほかに先生の漬けた「にしん漬」も一緒にいただきました。

「にしん漬」

試食中の皆さん

最後に先生から、「漬物の文化を次世代に伝えることが大事です。ぜひ、お子さんやお孫さんに伝えてくださいね。」との言葉に参加された方は、大きくうなずいていました。

魚食普及のための料理教室を開催しました!

木曜日, 11月 1st, 2012

10月26日に(株)北舞水産(ほくぶすいさん)主催、当市場水産協議会協賛の料理教室を開催し、20名が参加しました。

この料理教室は、市民の皆さんに魚の調理方法や栄養を知っていただき、もっと魚を食べていただくことを目的としています。

月替わりで素材を代え、10月最後の今回はサバを使ったメニューとなります。

講師は栄養士の資格を持ち、家庭料理指導や食生活アドバイザーとして活躍されている野村洋子先生です。

サバにはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサ酸)が豊富に含まれ、生活習慣病予防などに効果があると言われています。

チャレンジしたのは「サバのみそ煮」「サバのごま酢あえ」「とりゴボウのすり身汁」。(レシピはこちらです)

この中から、タマネギをたっぷり使ったごま酢あえを紹介します。

まずは、サバは中骨を抜いてから薄皮をむきます。

皮で身の強度を保つので、先に皮をむくと身がくずれやすいとのことですよ。

「薄皮をむくと口当たりが良くなりますよ」との先生のお話です。

つぎに薄皮をむいた身を食べやすくそぎ切りします。

切ったサバと、魚の臭みを取るための長ネギとショウガを一緒に耐熱皿にのせ、酒を振ります。

ラップをかけて電子レンジで1.5分加熱します。

加熱後です。この長ネギとショウガは食べません

タマネギは薄切りにし、苦みを取るために塩もみして水にさらします。

それでもタマネギの苦みが気になる場合は、レンジで加熱して苦みを取ってくださいね。

キュウリとセロリは千切りにします。

タレにするごま酢です。ごま油の風味と酢が効いています。

切った野菜とごま酢をよく混ぜましょう。

お好みで、サバと野菜を器に盛ってからごま酢をかけてもOK

さらにサバも加え味をなじませます。

きれいに盛りつけて出来上がりです。

ぜひご家庭でも作ってくださいね!

「市場から発信!やさい・くだもの学べる料理教室」開催!!

月曜日, 10月 29th, 2012

10月17日と19日に当市場の青果部運営協議会主催「市場から発信!やさい・くだもの学べる料理教室」が、札幌市立月寒小学校で開催され、6年生3クラスの皆さんが参加しました。

山際先生(左)と矢代先生(右)

この料理教室は、「食育」をテーマに野菜・果物を食事に取り入れることの重要性や同級生と一緒に調理することで、集団での社会性と自主性を育み「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されたものです。

最初に、「なぜ卸売市場があるの?」と題しての流通のしくみを勉強です。

みなさん、真剣です。

続いて、月寒小学校栄養教諭の矢代先生から野菜や果物の栄養などについて教えていただきました。

日本人が一日に必要とされる野菜摂取量は350g以上とされていて、その内訳は「緑黄色野菜は120g以上」、「淡色野菜は230g以上」ということです。

350gってこんな感じ!

いよいよ、調理実習開始。

今日、調理方法を教えていただくのは、北海道食育コーディネーターで元北海道栄養士会副会長の山際睦子先生です。「ダイコンのいちょう切り」や「ニンジンの半月切り」、「ゴボウのささがき」といった料理に適した野菜の切り方テクニックを学びましたよ。

真剣なまなざしで調理ポイントの解説を聞いています…

先生の調理ポイントを思い出しながら…

今日の実習メニューは、「根菜ととりひき肉の具だくさん汁」(左)と「フルーツポンチ」(右)。

完成!

そして、今日の「給食」と一緒に試食です。給食とあわせて、この一食で240gの野菜と100gの果物が摂取できるそうです。

「いただきます!」

最後にクイズ形式で本日の復習。

頑張った皆さんには「野菜・果物博士」の称号が与えられました。

市場へ見学に来ました(10月18日)

木曜日, 10月 25th, 2012

10月18日、札幌市立北辰中学校1年生の皆さん、9名が市場へ見学にいらっしゃいました。

「総合的な学習」の一環です

札幌の市立学校では、教科の枠を超えた横断的・総合的な学習の時間の充実に努めており、さまざまなテーマや課題を設定して「総合的な学習」に取り組んでいるとのこと。

北辰中学校でも、生徒の皆さんが自主的に見学先を決めているそうで、事前に市場に対しての質問もいただきました。

「競りに参加する人数は1日どれくらいですか?」、「品質管理をする方法は何ですか?」、「市場で働く人はどんなことにやりがいを感じていますか?」などなど

市場の紹介ビデオを見た後、施設内を見学して回りました。

駐車場の大きさに驚いていました

 

競りは終わっていましたので、ビデオで・・・ 

 

昔使ってた道具の説明も熱心に聞いていました

 

ターレット(構内運搬車)にも乗りましたよ

「実際に乗って走りたいな~」という生徒さんに対して、「年に1回市場を一般開放している時があって、確かその時に乗れるはずだよ」とは、お友達の生徒さん。

そうです、今年は9月に開催した「消費拡大フェア」のことですね。

「消費拡大フェア」は市民向けの市場開放イベントで、普段一般の方が入場することのできない市場をもっと知ってもらい、市場ならではの新鮮な生鮮食料品を味わっていただくことで、消費の拡大につなげていくことを目的に開催しており、昨年から開催しています。

来年の一般開放についてはまだ未定ですが、開催の時には、ぜひ生徒さんにも来てほしいなぁ~。

kai。