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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

屈斜路湖産チップ初入荷!

水曜日, 5月 7th, 2014

連休明けの市場に、屈斜路湖より「チップ」が初入荷しました。

屈斜路湖産チップ 売り場

銀色の魚体がキラキラと輝いて、見た目にも美しい魚です。

「チップ」の名称については、2013年4月27日の記事「屈斜路湖産「チップ」入荷です」を参照してください。

ルイベや塩焼にするとおいしいとのこと。

6月には支笏湖からの入荷も予定されています。

機会があればぜひ!

「時鮭」入荷しています

火曜日, 4月 22nd, 2014

水産のセリ場に、春の訪れを感じさせる「時鮭」が入荷しています。
まだ入荷量は多くはありませんが、これから少しずつ増えてくるそうです。
「時鮭」は「トキシラズ」とも言われています。
名前の由来については、2012年4月24日の記事「時鮭、初入荷!」を参照してください。

セリ前の時鮭

顔は可愛らしいですが、脂がのって美味とのこと。

時鮭の顔
小売業者さんに聞いたところ、塩でしめてから焼き物にしたり、ルイベにして食べるのがお勧めだそうです。
塩でしめると余計な水分が抜けて、味がぎゅっと凝縮されるようです。
春の味覚をぜひ!

 

「あずきな」上場!

土曜日, 4月 19th, 2014

本日のセリ場気温は6.4℃。
まだ寒いですが、そろそろ山菜の入荷する時期になりました。

本日初上場された「あずきな」です!
正式名称は「ユキザサ」といいますが、ゆでると小豆のような匂いがすることから、「あずきな」と呼ばれています。

あずきな

おひたしにすると、甘みがあって大変おいしい山菜です。
ゆでた後は、さっと水にさらすと良いそうです。
仲卸業者さんによると、少し大きくなったものは、てんぷらにしてもおいしいそうです。

これから暖かくなると入荷が本格化します。
春の味覚をぜひ!

噴火湾産「ボタンエビ」!

金曜日, 3月 14th, 2014

今日、ご紹介するのは「ボタンエビ」です。

正式な名前は「トヤマエビ」。

元々、最初にとれたのが富山湾だったことからこの名前が付いたそうですが、漁獲量は北海道がダントツに多いのだそうです。

地域によっては、「タラエビ」や「シロエビ」、「オオエビ」などとも呼ばれます。

今月(3月)から噴火湾のエビ籠漁も解禁され、市場にも入荷が多くなってきました。

北海道沖に広く分布している「ボタンエビ」は、水深100~400mの所に生息しており、成長すると20センチ以上にもなるのだそうです。

身は透き通るような朱色で、食感は肉厚でプリプリ。

濃厚なミソととろけるような甘さが特徴です。

お刺身やおすしはもちろん、しゃぶしゃぶや天ぷら、塩焼きにしてもおいしく食べられます。

お値段はちょっとお高めですが、ぜひ!

「ひな祭り」には「ハマグリ」!

月曜日, 3月 3rd, 2014

さて、本日(3月3日)はひな祭りですね。

ということで、今回は「ハマグリ」です。

「ハマグリ」は、北海道以南や朝鮮、中国、台湾などに広く分布している貝で、内海の浅い砂地に生息しています。

全国各地の沿岸でとれるそうですが、熊本県や三重県、千葉県などの漁獲量が多いとのことです。

写真は千葉県産。ほぼ三角形の厚みのある二枚貝で、大きいものだと15センチほどにもなります。

もともと組み合わせ以外の貝殻とはぴったりとかみ合わないことから、「夫婦和合」の象徴ともされる「ハマグリ」。

縁起物として、お正月や誕生日などのほか、ひな祭りなどにお吸い物にして食べる習慣がある地域も多いのだとか。

そのほか、焼いても酒蒸しにしても美味とのことです。

カルシウムや鉄、ミネラルも豊富な「ハマグリ」。

旬は春先の2月~4月だそうで、今、お勧めですよ!

石狩湾産「ニシン」入荷しています

月曜日, 2月 17th, 2014

北海道石狩湾産の「ニシン」が、本格入荷しています。

「ニシン」は、別名「カド」、「カドイワシ」、「ハナジロ」、「ハナグロ」と呼ばれ、産卵期が春だったことから「春告魚」とも呼ばれています。

産卵期や回遊場所によって複数の系統があるそうで、北海道ではサハリン系群と石狩湾系に分けられるのだそう。

石狩湾系ニシンの産卵は1月下旬~5月上旬だそうです。

食べ方は塩焼き、煮付け、三平汁、昆布巻などなど。

こちらは活〆。

今時季が旬の「ニシン」。

ぜひ、食べてくださいね!

マダラ

火曜日, 1月 28th, 2014

今回、ご紹介するのは「マダラ」です。

「マダラ」は、顎の下にある1本のひげと全身に入った斑(まだら)模様が特徴のお魚。

冷水性で、北海道や東北地方に多く分布しているのだそうです。

写真は北海道積丹産。

口が大きく何でも食べる大食漢として知られ、「たらふく食べる」の「たらふく」は、「鱈腹」の漢字が当てられるほどです。

旬は冬で、「お勧めはやっぱり、タラチリ鍋かな~」とは小売業者さん。

また、身は柔らかく、脂肪も少ないので、鍋もの以外にも塩焼きや昆布しめ、寿司ネタなどに幅広く利用されるのだそうです。

オスの精巣は「たち」や「白子(しらこ)」「雲腸(くもわた)」などと呼ばれ、濃厚な味と栄養価の高さから人気の高い食材です。

卵巣のタラコ(真子)は、煮付けや焼き物すると美味だそうです。

寒いこの時季、「マダラ」お勧めですよ!

銀杏草

火曜日, 1月 21st, 2014

水産の競り場で、草を見つけました・・・

「銀杏草」です。

「銀杏草」はスギノリ科の海藻で、道内各地の岩場に広く分布しているのだそう。

地域によっては、その形から「仏の耳」なんて呼ばれます。

写真は北海道羽幌産。昔は、建築用ののりとして使用することもあったのだとか。

コリコリとした独特の食感で、みそ汁や酢の物の具に重宝されるのだそうです。

「寒い今時季だけだよ~」とは、仲卸業者さん。

ぜひ、食べてみてください!

ハタハタ

金曜日, 1月 17th, 2014

今日は「ハタハタ」をご紹介!

「ハタハタ」は、斜め上を向いている口が特徴のお魚で、漢字だと「鰰」や「波多波多」。

地域によっては「カミナリウオ」や「シマアジ」、「シロハタ」とも呼ばれます。

写真は北海道広尾産。

「ハタハタ」は秋田県の県魚に指定されており、郷土料理の「しょっつる鍋」はご存じの方も多いのではないでしょうか?

道内では一年を通してとれるそうですが、寒い今時季が特にお勧めなのだそうです。

食べ方は塩焼きや煮付け、ムニエル、飯寿司(いずし)などなど。

また、ブリコと呼ばれる卵巣も美味だそうです。ぜひ!

ニシンの卵・・・「カズノコ」です

金曜日, 12月 27th, 2013

もうすぐ、お正月ですね。

本日(12月27日)、水産の卸売場を歩いていたら、お正月を感じさせるものが・・・

「カズノコ」です。

「カズノコ」はニシンの卵を塩漬けしたもので、おせち料理の材料としてよくお目にかかりますね。

北海道でとれるニシンのほとんどは鮮魚で食べられるそうですが、「カズノコ」はカナダやアメリカなどからの輸入物が多いのだそうです。

価格もお高めで、黄金色をしていることから「黄色いダイヤ」なんて呼ぶ人もいるのだとか。

こちらはニシン(北海道日高産)

鮮魚での主な食べ方は塩焼きのほか、フライ、三平汁、煮付け、マリネなどなど。

また、加工品には「カズノコ」のほか、「身欠きにしん」、「にしん漬け」など、ニシンを使った地域の伝統料理がたくさんありますね。

こちらは「にしんそばの具」。

ニシンにはビタミンAやビタミンB12、ビタミンD、鉄分などが多く含まれていますので、動脈硬化や貧血、骨粗しょう症などの予防、美肌などに効果があると言われています。

ぜひ、食べてくださいね!