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カテゴリ: ‘食育関連情報’

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第3弾も親子料理教室!!!

月曜日, 7月 27th, 2015

7月11日(土)、青果部運営協議会主催の第3回「やさい・くだもの料理教室」「親子料理教室」が開催されました。

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東海林先生はとっても元気な先生ですよ!

この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

今回の講師は料理研究家の「東海林明子」先生です。

先生に今日の料理教室のテーマを聞いたところ、お子さん達に包丁でのいろいろな切り方を覚えてほしいとのことでした。

では、料理のほうを見ていきましょう! こちらがレシピです。

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左上から時計まわりに、「チンゲン菜とコーンスープ」、「フルーツドロップマフィン」、「野菜たっぷり煮込みハンバーグ」、「キャベツたっぷりポテトサラダ」です。

今回は「キャベツたっぷりポテトサラダ」と「野菜たっぷり煮込みハンバーグ」をご紹介します。

まずは、「キャベツたっぷりポテトサラダ」です。

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写真左・・・じゃがいもの皮をむく時は、先生が持っているピーラーを使いましょう!先生が左手で触っているデコボコのところでじゃがいもの根を取ります。

写真右・・・じゃがいもは皮をむいて、空気に触れると色が悪くなるので、すぐに水を張ったボールに入れてしまいます。

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さて、次にじゃがいもを煮るのですが、きちんと煮えたかどうかは、つまようじがしっかり刺さればOKです。

いったんザルに移して、水を取り除きます。

写真右・・・それからもう一度鍋で煮ると、水分が飛んで「こふきいも」の状態になります。

写真左・・・熱いうちにサラダ油、酢、塩、コショウを混ぜましょう!

これで下味がしっかりつきますよ!

あとは、千切りにしたキャベツを加えると完成です!

 

次はメインディッシュの「野菜たっぷり煮込みハンバーグ」です。

最初はボウルにひき肉を入れ、塩、コショウ、ナツメグを加えて、よく練ります。

それから玉ねぎのみじん切りです。

半分はみじん切りで、残りは後で角切りにします。

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写真左・・・玉ねぎの芯の部分を残して、縦に切れ目を入れるとこうなります。

写真右・・・そうすると、こんな風にキレイにみじん切りになりますね!

玉ねぎを切る時の包丁を支える手は「ネコの手」ですよ!

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この後、玉ねぎはフライパンで炒めて、パン粉、牛乳と卵を一緒にひき肉の中に入れ、良く練ります。

次にパプリカ、ズッキーニ、マッシュルーム、玉ねぎ、なすを角切りです。

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マッシュルームは十文字に切ります。

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写真左・・・玉ねぎの角切りの時は、まず根を三角に切って取り、輪切りにします。

写真右・・・外側と中側の厚さが違うので、二つに分けて切ると、同じ大きさに切ることができますね!

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切り終わりましたら、先ほど玉ねぎを炒めたフライパンを洗わないまま、そこにバターを入れます。

写真左・・・角切りにした野菜を炒めますが、まずは玉ねぎから炒めます。

写真右・・・すべて炒め終ったら、いったん皿へ。またまた洗わないで、このままハンバーグも焼いてしまいます!

これぞ「東海林先生マジック」!?

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写真左・・・ハンバーグを手でこねますが、手に少し油をつけておくと、こねやすいです。

また、手で叩くようにして、中に空気を入れましょう。

その後は、丸いハンバーグの形にしていきます。

ハンバーグを焼く時は、後で煮込むのも考慮し、強火で表面を焼き、中は少し生なくらいで。

表面を焼くことで、形を崩さない、うま味を逃さないという効果があります。

写真右・・・ハンバーグの横に余分な油などが溜まります。

これは調味料を入れる時に邪魔なので、ペーパータオルでふき取ってしまいます。

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後は調味料を加えて、先ほど角切りにした野菜も入れて、煮込むと完成です!

さあ、皆さんも作ってみましょう!

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皆さん、上手くできたようですね!

ハンバーグは肉汁がたっぷりと出て、本当にジューシーな仕上がり!

ポテトサラダもお酒の肴になりそうな、いい具合のお味でした!

東海林先生、とてもおいしい料理ありがとうございました。

生徒の皆さんもお疲れ様でした。

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室開催! 第2弾は親子料理教室!!!

月曜日, 7月 13th, 2015

7月4日(土)、当市場では毎年恒例となっている、青果部運営協議会主催の「やさい・くだもの料理教室」の「親子料理教室」が開催されました。

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左側の方が小笠原先生です。

この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

今回の講師は昨年も親子料理教室の講師をしていただいた、札幌ベルエポック製菓調理専門学校副校長で、料理研究家の「小笠原登志子」先生です。

野菜や果物をおいしく「食」に取り入れる方法を教わりながら、楽しく調理実習を行いました。

今回の料理教室のレシピをご参照ください。

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まずはお手本のご紹介!

左から「夏野菜たっぷりラーメンサラダ」、「とうきびたっぷりコーンスープ」、「カラフル白玉メロン」。

お味もさることながら、色彩も鮮やかです。

それでは、皆さんの調理風景です。

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18さすが、親子で息ピッタリです!

 

19料理も上手にできました!

小笠原先生、ステキな料理教室をありがとうございました。

また、生徒の皆さんもお疲れ様でした!

 

小売業者さんの組合が「旬の野菜果物試食会」を開催しました!

火曜日, 6月 30th, 2015

6月27日、青果部の小売業者さんで作る組合の一つ、「道央青果協同組合」さんが「旬の野菜果物試食会」を開催しました。

小売業者さんはもちろん卸売業者さんまで来ていましたよ!

ということで、今回の試食会の趣旨を組合の方に聞くことも忘れ、とりあえず試食!試食!!!

まずはサクランボです。

「紅佐藤錦」は「佐藤錦」よりも糖度がかなり高いんですが、酸味も少しある感じ。

佐藤錦はあっさり甘めでこちらもおいしいです。

それにしても、紅佐藤錦は色が濃い~~ですね。こんなサクランボは初めて見ました!

次は「とうもろこし」です。

「ふらのイエロー」は甘くて、おいしいです。

市場に来てから、とうもろこしがこんなにおいしいものだったんだと知りました。

「ゴールドラッシュ」は昔ながらのとうもろこしという感じです。

とにかく実がぎっしりつまっていて、「あ~、とうもろこし食べてる~」という感じです。。。わからないですね、この感想では。

 

そして、最後は、「メロン」です!

「夕張メロン」は久しぶりに食べたのですが、甘くて、果実のとろける感じがとっても私好み!

それに比べて「暑寒メロン」は果肉がしっかりしていて、甘さもバッチリです。

さて、ここで「メロン豆知識」です!

組合の事務員さんが組合員さんにメロンの説明をしています。

上の写真だと少し分かりずらいかもしれませんが、メロンには「上下」があるのをご存知でしたか?

実は先ほど試食したメロンも上側と下側が用意してあり、こんな素人の私でも下側のほうが甘いことがわかります。

ということで、そろそろこの試食会の趣旨について組合の方に聞いてみました。

左から「星田部長」、「椿原理事」です

星田部長「近年、量販店が消費者の好みに合わせて、”産地”、”品種”、”食味”にこだわって、青果物を販売しています。そのため、農地を買い上げる形でも進出しています。そういった中で、小売店もただ青果物を売るのではなく、もっと勉強して、お客様のニーズに合ったものを提供できるようにしなければいけないと考え、今回のような試食会を何度か行っています。」

アンケートと言いつつ、とても考えさせられる内容です

そのため、アンケートでも各青果物の「採点」、「店頭で勧めるポイント」を書くなどの高度な内容でして、私は途中でギブアップ。。。

最後に椿原理事にお話しを聞いてみました。

「最近の小売店はおのおの独自色を持つべき。私の店では自分で栽培した「にんにく」を売っていますが、これがとても好評です。他にも時々商品にできるものもありますが、「枝豆」、「アスパラ」なども自分で栽培していますよ。」

当市場に登録している小売店さんは、若干減りつつあります。

しかし、皆さん勉強して、創意工夫を凝らしながら取り組んでいることがよくわかりました。

皆さんも”野菜博士”のいる八百屋さんで、ぜひお買い物をしてみてはいかがでしょう?

出前講座を開催しました! あんなエピソードも!?

金曜日, 6月 26th, 2015

6月24日(水)、札幌市南区の町内会の親睦会を対象に「出前講座」を開催しました。

「出前講座」は、市の職員が市民の皆さんの地域に出向いて、市の事業などについてわかりやすく説明するもので、情報の共有及び市民の意見の反映を目的としております。

今回も経営支援課長が講師を務めました。(前回の様子です。「ロイトン札幌で「出前講座」を行いました!」

まず最初は「10年後の札幌はどうなるの?」というテーマで、まちづくり戦略ビジョン「つながる笑顔編」というDVDを観ていただきました。

今後人口が減少していく札幌の未来像について、とてもわかりやすい作りとなっています。

さあ、いよいよ「中央卸売市場のしくみ」と題して、パワーポイントを使い、経営支援課長が講座を進めていきます。

ここで講座からいくつかのエピソードをピックアップ!

スイマセン、ネタをばらすといけないので、空欄の中は実際に講座を受けた時のお楽しみということで。。。

最後は皆さんに拍手をいただき、終了となりました。

ご清聴いただきありがとうございました!

日本でただ一人! 「うめ課長」の出前授業!!!

火曜日, 6月 23rd, 2015

先日、石山南小学校の2年生のクラスを対象に、「和歌山 愛梅隊」こと和歌山県みなべ町「うめ課」の皆さんと、当市場仲卸業者の(株)北一蔵重商店さん及びJA和歌山県農さんが、みなべ町産「梅」について出前授業を行いました。(前回の授業はこちら⇒「和歌山県みなべ町うめ課」の皆さんが梅の出前授業を行いました!」)

左側からみなべ町うめ課の石田さん、うめ課長の林さんです。

さて、今回も梅の食育のため、わざわざ和歌山県から来ていただきました、みなべ町のうめ課長 林さんです。

和歌山県の果実などの消費において、札幌市が大きな割合を占めていることから、和歌山県の方々はたびたび出前授業のような販促・食育活動を行っているとのこと。

左側から藏重商店の渡会さん、JA和歌山県農の上野さん、藏重商店の藏重さんです。

ちなみにみなみ町では、全部で9つの課があり、「総務課」、「税務課」と町役場にあるごく普通の課と並んで「うめ課」があります。

みなべ町では、”うめ”を生産して、加工して、販売して、それに印刷業、運搬業が関連してきますので、町民の8割の人は何らかの形で”うめ”に関わっているとのこと。

そして、うめ課では、町を代表する”うめ”を主体とした観光や広報を進めて、さらなる”うめ”の販促に取り組んでいるようです。

林さんいわく、「”うめ”はみなべ町400年の歴史!!!」とのこと。

さらには今年でみなべ町特産の「南高梅」が誕生してから50年!

(ちなみに南高梅の南高は、和歌山県の南部高校から来ているらしいですよ)

そんな節目の年に、出前授業が始まりました。

林さんは元気いっぱいです!

林さんからまず「皆さん、梅干し好きですか? 正直に手を挙げよう!」

すると、ほとんどの生徒さんが手を挙げました。 林さん「うれしいね~~」

テレビってこれだけの機材でも撮影できるんですね!

つけ加えますと、林さんを「テレビ朝日」の「モーニングバード」という番組で追跡取材をしていまして、テレビ局の方もいらっしゃしました。

さすが”うめ課長”! 知名度もハンパではありません!!!

さて、次は実際に南高梅を味わってみましょう!ということで、「梅ジュース」を皆さんで試飲しました。

左が普通の「梅ジュース」。 右がそれに牛乳を混ぜたものです。

皆さんの反応としては、「梅ジュース」は「あま~~~い」、「牛乳入り梅ジュース」は「いちごミルクみた~い」とどちらも評判が良かったですよ!

そこで皆さんにどちらがおいしかったか手を挙げてもらいました!

担任の先生「どちらか片方に手を挙げるんだよ~」

林さん「まずは、梅ジュースのほうがおいしかった人!」

林さん「次に、牛乳を混ぜたほうがおいしかった人!」

林さん「じゃあ、両方おいしかった人!」

えっ! どちらかって言ったじゃん。。。(生徒さんの心の声)

生徒さん「・・・?」

林先生「ごめんね、先生酔っぱらっているみたいだね (笑)」

さすが、関西の方はとんちが効いています(笑)

じゃあ、実際に梅ジュースを作ってみましょう!

「梅ジュース」の作り方は、同じくみなべ町うめ課の田中さんが教えてくれました。

クリックすると画像が拡大します。

早速皆さんも作ってみましょう!

うまくできたみたいですよ!

次は「梅干し」を皆さんで食べましょう!果たして、全員食べれるかな?

この写真だけでご飯が進みそうですが、実はフルーティなんです!

ちなみにこの梅干し、「おみやげグランプリ2014」でグランプリに輝いたJAみなみいなべの「tomato-ume」です。

南高梅で作った梅干しを、高糖度のミニトマトで漬けこんだという一品。

梅干しというより、フルーツを食べている感覚です。

これなら皆さんも食べれそう。。。!?

「すっぱいのダメ~~(涙)」とは言っていないです。

あっ。。。やっぱり、ダメな子もいるよね。おじさんも子供の頃は苦手でした。。。

でも、たくさんのお子さんが食べることができてビックリです!

次に「販促グッズ」をもらって、皆さん、ニコニコ笑顔です!

中身はというと。。。

なんと梅ジュース・梅ジャムなどの作り方がわかるDVDまで入っています!

さすが太っ腹!!!

最後に生徒の皆さんから「ありがとうございます」の一言。

この後、林さんは東京へ向かわれるということ。

これからも全国唯一の”うめ課長”として、”うめ”の販促にがんばってください!

私も今日の晩酌は梅酒にします!

北一藏重商店さんが「夕張メロン」の出前授業を行いました!

月曜日, 6月 8th, 2015

「夕張メロン」の初せりで大いに賑わった5月22日からはや2週間。

当市場仲卸業者の株式会社 北一藏重商店の渡会さんと藏重さんが、6月3日に札幌市立石山南小学校で「夕張メロン」の出前授業を行いました。

講師役は主に渡会さんが担当されました。

皆さん、最初は緊張した様子。真剣なまなざしでスタートです!

はじめに札幌市中央市場はどのような場所なのか、藏重商店の仲卸業務とはどのような仕事なのかをお話ししました。

さて、次はクイズです!夕張メロンが作られている夕張は北海道のどこにあるでしょう?

それぞれ4年生の皆さんに手を挙げてもらいました。

すると③が一番多く手があがりましたが。。。正解は②! 残念!!!

次のクイズは、ホンモノの夕張メロンはどれでしょう?

3種類の形の違う果物を皆さんに手に触れてもらい、予想してもらいました。

答えを先に言ってしまうと、上写真の渡会さんが手に持っているのが夕張メロン、その下の緑色の濃い、たわら型のものがカンロ(ウリ科)、その隣の小さな球体の形のものが摘果メロン(成熟する前に摘果されたメロンのこと)です。

指で叩いたり、香りを嗅いだり、見比べたり、隣のお友達と相談したりと、いろいろな方法で予想をたてていますよ。

さあ、皆さんに手を挙げてもらうと、一番香りの良かったカンロにたくさんの手が挙がりました。。。残念!!!

でも、香りで選ぶというのは、良いセンスをしています!

次にデジタル糖度計で夕張メロンの糖度を測ってみます。

まずは糖度計の仕組みを説明し、その後、夕張メロンの果肉を糖度計に乗せて計測します。

普通のメロンは14~15度あれば、甘いメロンと言えるのですが、果たして果たして。。。

写真では糖度を全く確認できませんね。。。(汗)

な、なんと19度!!! さすが夕張メロンです。 数字にすると余計甘さが伝わってきます!

さあ、今度は「夕張メロンクイズ」! おいしそうなクイズです。

メロンに関する意外な知識がたくさんありましたので、ちょっとご紹介します。

 

Q.世界で一番メロンが作られている国はどこでしょう?

①    中国 ②日本 ③アメリカ

正解は①の中国。日本は世界で21位です。

 

Q.日本でメロンが一番作られている地域はどこでしょう?

①    北海道 ②熊本 ③茨城

正解は③茨城。北海道は全国2位で、もう少しがんばれば1位になれるかも。

 

Q.メロンを漢字で書くと??①甜瓜 ②甘焦 ③鳳梨

正解は①!! ②はバナナ、③は何とパイナップル! ずいぶんとリッチテイストなネーミングです。

最後に、藏重商店さんから皆さんに夕張メロンピュアゼリーが一人一人に配られました。

授業に参加してくれたお礼と、夕張メロンをより好きになってくれますようにという願いを込めてとのこと。

とっても素敵な皆さんの笑顔で、最後は締めくくりました。

藏重商店さんのお二方、そして生徒の皆さん、お疲れ様でした!

市場見学と魚の調理教室を開催しました

木曜日, 5月 21st, 2015

5月19日、魚食普及委員会と当市場売買参加者の生活協同組合コープさっぽろが連携し、市場見学と魚の調理教室を開催しました。

市場のしくみを説明後に市場内の水産棟を見学していただきました。

この日は、19名の方が参加し市場のベテラン説明員に水産・青果のせりの様子や仕組みについて説明を受けました。

次に調理教室に移ります。講師は、道央水産物商業協同組合、金澤専務理事に講師をお願いし、ホッケを使用し三枚おろし、二枚おろし、背開きを習得していただきます。

魚のさばき方を知る機会はなかなか無いですね。参加された方は、興味をもって講師の包丁さばきを見ていました。

説明が終わった後は、参加者皆さんの調理開始です。各テーブルにはベテランスタッフもおり、説明も丁寧で調理が進むにつれ身おろしが上達していきました。

おろしたホッケを使い煮つけにしていきます。

また、今が旬の時サケを使ったムニエルも調理しました。

こちらが完成した、ホッケの煮つけと時サケのムニエルです。

自分でおろした魚を料理して食べると、格別においしいようです。参加されたみなさん是非ご家庭でも調理してみてください。(ヨ)

調理実習室の利用者を募集しています!

木曜日, 3月 19th, 2015

※令和7年3月1日(土)~令和7年3月31日(月)の期間は、設備改修工事の為予約受付を休止しています。

札幌市中央卸売市場では、一般の方や市場外の企業向けに調理実習室を貸し出ししています。
市内で調理実習室をお探しの方、まずはお気軽にお問い合わせください。
事前の見学も可能です。

調理実習室のご案内(PDF:約293KB)

資料一括ダウンロード(PDF:約3MB、調理実習室のご案内、当市場までの地図、調理実習室終了時チェックリスト、札幌市中央卸売市場調理実習室使用要領、調理実習室使用指定申請書)

■概要

  • 住所 札幌市中央区北12条西20丁目2-1 札幌市中央卸売市場 管理センター2F 参考:当市場までの地図(PDF:約1MB)
  • 最大収容人数 48名
  • 面積 112.8㎡ / 縦9.4m・横12.0m
  • 調理台 9台 (IHクッキングヒーター〈3口〉・オーブンレンジ、ロースター付/車いす対応調理台有)
  • 付帯設備(無料) プレゼンテーションミラー1台・モニター2台(DVDプレイヤー・マイク付)・冷凍冷蔵庫1台・調理道具一式・食器一式・丸イス

調理実習室の見取図

■使用料

  • 1日 14,400円(税抜)※8:00~17:00
  • 半日  7,200円(税抜)※〈午前〉8:00~12:00 〈午後〉13:00~17:00
  • 時間延長 1,800円/1時間毎(税抜)
  • ※小中高生及び大学生が授業の一環として使用する場合は、使用料金の全額を免除することができます。

■利用に際して

  • ご来場には公共交通機関のご利用をお願いしておりますが、時間帯や台数によっては駐車場がご利用できますので申込時にご予約下さい。(無断駐車はできません)
  • 調理実習室内で飲酒はできません。
  • ごみはすべてお持ち帰り下さい。
  • 次のご利用者の為に、使用前と同じ状態になるよう片付け・清掃をお願いいたします。
  • 市場内でのお買物はできません。
  • 講師をお探しの場合は、ご相談ください。
  • 調理室内での販売等の営業行為や、寄付の募集はできません。
  • 多目的室(管理センター3階、定員48名、プロジェクター完備)が無料でご利用いただけます。 ※要予約

■活用事例

  • 町内会・同好会等の料理教室
  • お菓子作り教室・漬物づくり教室
  • 市場見学(※要予約10名様以上は市場ガイド付き)と調理実習を合わせての体験学習(授業・講義の一環としてもご利用いただけます。)
  • 料理番組の収録、料理の写真撮影スタジオ

■申込方法

  1. 【仮予約】お電話にて空き状況をお問い合わせ下さい。ご利用日の4ヶ月前から受付いたします。なお、事前に申し込みをいただければ、下見することができます。
  2. 【申し込み】調理実習室使用指定申請書(Word:37KB)」を、札幌市中央卸売市場協会へご提出下さい。
  3. 【お支払い】札幌市より「調理実習室使用許可書」と「使用料納入通知書」が郵送されましたら、ご利用日の前日までに使用料をお支払い下さい。なお、使用料のお支払い後はキャンセルができませんのでご注意下さい。

■当日のご利用方法

  1. 調理実習室は、管理センターの2Fです。管理センター1F受付にて「調理実習室使用許可書」を提示し、ご利用下さい。
  2. 使用後は、調理器具をすべて元の場所に戻して「調理実習室終了時チェックリスト(PDF:1MB)」を基に、清掃をお願いいたします。
  3. 清掃終了後に市場協会職員が点検いたします。

■参考

■お問い合わせ先

  • 一般社団法人札幌市中央卸売市場協会
  • 電話011-611-3176 FAX011-611-3179

調理実習室の様子

市場見学と料理教室を開催しました

金曜日, 3月 13th, 2015

3月13日、魚食普及委員会と当市場売買参加者の生活協同組合コープさっぽろが連携し、市場見学と料理講習を開催しました。

市場のしくみを説明後に、市場水産棟を見学していただきました。この日の午前の回では、市場のベテラン説明員に水産・青果のせりの様子や仕組みについて説明を受けました。

次に料理講習に移ります。道央水産物商業協同組合、金澤専務理事に講師をお願いし、タラ、サバを使用し三枚おろしを習得していただきます。タラの解体中です。鱗(ウロコ)は、包丁・たわし等を尾から頭に向けて軽く動かし取り除きます。また、血合いはスプーンを使い取り除きます。この下処理を丁寧に行うと臭みがなくおいしくいただけます。さらに、湯通し(身の色が少し変わるくらいの温度)で生臭さを消すことも忘にずにとのこと。あらっ!オスだと思ったらメスでした・・・・サケと違い、タラは顔で見分けるのは難しいそうです。

サバの三枚おろし中です。身おろしのポイントは、背びれと腹びれの上に軽く包丁を入れておくこと。(隠し包丁)そして、背骨に包丁がカリカリとあたっていることを感じながら包丁の刃元から刃先まで全体を使い水平に引くと上手におろせるそうです。包丁をノコギリのように押したり引いたり動かすと身がボロボロになってしまいますのでご注意を!

いよいよ、皆さんの調理開始です。各テーブルのベテランスタッフの説明も丁寧で、調理が進むにつれ身おろしが上達しております。

市販の「ムニエルの粉」や「味噌煮のたれ」等、便利な調味料もありますので時間も節約しながら簡単に出来上がりますよ。もうすぐ完成です。サバの味噌煮の香ばしさが、たまりません。この時間帯が、苦しぃ~!

そして、皆さんの完成品がこちら。タラのムニエル、サバの味噌煮と、金澤講師に作っていただいた「タラのあら汁」。そして、熱々の白いご飯・・・炭水化物抜きダイエット中の方、ごめんなさい。

お待ちかねの、お食事タイムです。本日は、春がもうすぐと思った矢先の雪の中を11名の方が参加していただきました。たいへんお疲れ様でした。(ち)

見学につきましては、1名からでも朝5時から夕方4時まで(市場の休市日を除く)可能ですので、ご希望の方は一般社団法人札幌市中央卸売市場協会 電話番号011-611-3176(受付時間7:45~16:15)へお申し込みください。

「市場のおすすめ!やさい・くだもの食育セミナー」開催!

火曜日, 3月 3rd, 2015

当市場の青果部運営協議会が主催する「市場のおすすめ!野菜果物食育セミナー」が2月26日(木)に開催され、140名が参加しました。

このセミナーは、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を摂取することの大切さを再認識し、野菜を多く摂取できるメニューをご紹介することで、野菜や果物を家庭での食生活に取り入れていただくことを目的とし開催しています。

今回の講師は、野菜ソムリエ・オーガニックコンシェルジュ・北海道フードマイスターなど様々な肩書きをお持ちになる大宮あゆみ先生です。

何でも1年半ほど暮らしたニュージーランドで、農業のスタイルなどに感銘を受けて、現在に至っているとのこと。

札幌市から「さっぽろ食の安全・安心推進委員」として、過去2年間任命されたこともあるようです。

セミナーでは、今話題の「フィトケミカル」や「酵素のはたらき」などについて、講義していただきました。

(写真右)青果部運営協議会消費対策委員長の堀崎さんにあいさつをいただきました

では、フィトケミカルについて、簡単にご説明しますね。

フィトケミカルとは、植物性の食材に含まれる化学物質の総称で、これまでは栄養素としては考えられていなかった「色」「香り」「苦み」などを作る成分のこと。

抗酸化作用や免疫力のアップ、解毒作用、コレステロールを抑制するなどの効果が強いことがわかってきました。

トマトのリコピン、ナスやブドウ、ブルーベリーのアントシアニン、お茶のカテキン、唐辛子のカプサイシン、緑黄色野菜のβ-カロチンなど例を挙げてみると、皆さん「聞いたことがある!」とうなずかれると思います。

皆さんは5大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)というものを聞いたことがあるかと思いますが、それに食物繊維とフィトケミカルを加えて7大栄養素と呼ばれることもあるとか。

最後に「ミニ試食会」と題して、「ホットサラダ」、「ベジブロスで作るジンジャースープ」が提供されました。レシピはこちらです。

ちなみに「ベジブロス」とは野菜を煮て、取ったダシのことです。たまたま朝の情報番組を見ていたら特集されていました。

ベジブロスは調理の際に出る「野菜くず」を煮るだけで作れて、フィトケミカルを含んでいるため、抗酸化作用などが手軽に得られるということ。

熊本のある幼稚園では、毎食時ベジブロスを入れたスープを給食に出していたら、ほとんどの園児がインフルエンザにかからなかったなど、今話題を集めているようですね。

受講者の皆さんからも「あったまる~!」、「ダシがとっても濃厚~~!」などの声が。

 

今回は野菜について、また新たな魅力を教えていただきました。

大宮先生、ありがとうございました!