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カテゴリ: ‘市場からの食の情報’

春の訪れ(水産物編)

木曜日, 3月 18th, 2021

3月に入り、すっかり雪解けが進み春間近といったところの札幌ですが、当市場にも春の訪れを感じさせる品物が入荷しています!

今回は水産物の紹介です。

まずは、3月15日に海明け(流氷が離岸し、出漁できる状態になること)となったオホーツク海沿岸から入荷した毛がにです。

当市場には、3月17日(水)に初入荷となり、各卸売業者でも初荷ののぼりを立てて、売場を盛り上げました。

この時期のオホーツク海沿岸の毛がには、流氷の下にあるたくさんのプランクトンをエサとしているため、上質な身と濃厚な味噌が特長なのだそう。

枝幸や雄武方面から、大量に入荷しています。

続いて、日本海沿岸から入荷しているぼたんえびです。

冷凍をしていない生のぼたんえびは、甘くてプリプリとした身が特長なのだそう。

このように活(生きたまま)の状態で売場に並べられているものもあります。

最後は、道南沿岸の本マスです。 桜の開花時期に漁獲されることや、婚姻色と呼ばれる身色からサクラマスとも呼ばれる魚です。

鮭と似た見た目をしていますが、鮭よりも身が柔らかくふっくらとしており、脂乗りが良いのが特長。

ちなみに、川魚の「ヤマメ」とこの本マスは同じ魚で、どちらも幼魚の頃は川で成長しますが、海へ下ったものを「本マス(サクラマス)」、川に残るものを「ヤマメ」と言います。

函館方面から入荷しています。

心なしか、春が旬の水産物は華やかな色合いが多いように感じられますね。

次回は青果物の春の旬をお伝えいたします!

「下津蔵出しみかん」のトップセールスが行われました!

金曜日, 1月 22nd, 2021

令和3年1月22日(金)、当市場青果棟において「下津蔵出しみかん」のトップセールスが行われました!

例年であれば、産地の方々が来場されトップセールスを行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、リモートにて実施されました。

「下津蔵出しみかん」というのは、和歌山県海南市“下津”地域において、“蔵出し”して出荷された“みかん”のことです。
この“蔵出し”という点が普通のみかんとは異なる部分で、12月ごろに収穫された完熟みかんを、温度・湿度を一定に維持するために設置された木造・土壁の蔵で1か月以上熟成することによって、酸が抜け、糖度の高いまろやかな味になるのだそうです。

みかんを保存するための蔵は、生産する園地ごとにあり、これも普通のみかんの栽培とは異なる点です。

また、この”下津蔵出しみかんシステム“の技術は、2019年2月に農林水産大臣が認定する「日本農業遺産」に認定されました!
※「日本農業遺産」とは…
我が国において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を農林水産大臣が認定する制度です。平成31年3月時点で、15地域が認定されています。(農林水産省HPより)

海南市下津地域は、みかんの祖となる橘が植えられたことから、日本のみかん発祥の地ともいわれているそうです。

さて、トップセールスでは、卸売場に設置されたモニターにおいて、「下津蔵出しみかん」の紹介動画と、神出(じんで)海南市長及び地域ブランド推進会議会長の岡畑様からのご挨拶が放映されました。

神出 海南市長のご挨拶
岡畑会長のご挨拶

神出市長からは、「昨年より糖度が高く、酸度が低くなっており、バランスの取れた味わいに仕上がっている。ぜひ下津の蔵出しみかんを食べてほしい」とのご挨拶がありました。
岡畑会長からは、「今年は3,300トンと、前年比150%の生産を予定している。大きな天候不順もなく、ビタミン・糖度が例年以上の仕上がりになっている」とのご挨拶がありました。

卸売場では、例年であれば産地の方が着用される平安装束を、卸売会社の社員さんが着用して、試食用のみかんを配っていました!

午前7時30分からせりが行われ、約80ケースが次々と競り落とされました!

新型コロナウイルス禍でなかなか外出することが困難な昨今ですが、暖かいおうちで甘~い「蔵出しみかん」を味わってみてはいかがでしょうか!

「令和3年初せり式」が開催されました!

火曜日, 1月 5th, 2021

新年あけましておめでとうございます。
令和3年1月5日(火)、当市場では「初せり式」が行われ、今年の取引が始まりました!

例年は約2,000人が参加する「初せり式」ですが、今年は昨今の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、ソーシャルディスタンスを守るため、例年より規模を縮小し、場内関係者のみで実施することとしました。

したがって、以下のように会場をカラーコーンで囲い、エリアを限定してそれぞれの間隔を十分確保した上で行いました。

ソーシャルディスタンスを確保

水産物部では午前6時45分ごろより、青果部では午前6時55分ごろより「初せり式」が行われました。

秋元克広 札幌市長の挨拶(水産物部 午前6時45分ごろ)

まず、秋元市長より「昨年は何と言っても新型コロナウイルスの影響が大きい1年であったが、そのような中で、市民の台所を支えていただいていることに深い敬意と感謝を申し上げる。今後も先が見通せない中ではあるものの、出来るだけ早く新型コロナウイルスが終息し、日常を取り戻していきたい。」との挨拶がありました。

髙橋清一郎 水産協議会会長のご挨拶(水産物部 午前6時45分ごろ)
髙橋守 青果部運営協議会会長のご挨拶(青果部 午前6時55分ごろ)

続いて、髙橋水産協議会会長、髙橋青果部運営協議会会長より、それぞれ「昨年は大変な一年であったが、皆で協力して乗り切ることができ、誇りに思う」「新型コロナウイルスとの闘いはまだまだ続くが、これに負けずに、卸売市場の役割を果たしていきたい」といった力強いご挨拶がありました。

ご挨拶ののち、市場恒例の「三本締め」を行いました。

水産物部「三本締め」
青果部「三本締め」

当市場では、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、取引の方法を変更しています。
水産物部では、現在、「まぐろ」のみがせり取引を行っています。その他の品物は入札取引または相対取引を行っています。

まぐろ①(塩釜産)
まぐろ②(インドネシア産)

青果部では、馬鈴しょ、なす、長なす、キャベツ、白菜、りんご、ごぼう、長いも、長ねぎ、レタス、みかんといった品物に限って、短時間でせり取引を行っています。

りんごのせりの様子①(卸売業者)
りんごのせりの様子②(仲卸業者・売買参加者)
なす
ごぼう
馬鈴しょ
りんご
長ねぎ

今年も、毎週恒例の「来週の入荷見通し」、旬の食材に関する「市場からの食の情報」、食育をテーマとした話題を集めた「食育関連情報」、プレスリリース情報などを掲載した「メディアの市場情報」、当市場で行われたイベントをご紹介する「市場イベント情報」など、様々な情報を発信していきますので、当市場とホームページをよろしくお願いいたします。

札幌市中央卸売市場の「プロが伝える美味しい食べ方」をYouTubeで紹介!(第2弾)

火曜日, 12月 22nd, 2020

札幌市中央卸売市場で働く水産・青果のプロフェッショナルが、普段お店で買うことができる魚、野菜、果物を美味しく食べるためのちょっとしたコツを伝授します!

今回は、
『プロが伝える美味しい食べ方④水産編 刺身のサクの切り方』
『プロが伝える美味しい食べ方⑤野菜編 かぼちゃの豆知識』
『プロが伝える美味しい食べ方⑥果物編 北海道リンゴを楽しもう』
を公開します。

YouTube上の(一社)札幌市中央卸売市場協会のチャンネルにおいて、今後も、「プロが伝える美味しい食べ方」のほか、様々なコンテンツがUPされる予定ですので、ぜひ「チャンネル登録」をお願いします! https://www.youtube.com/channel/UCyw1dXDYwnA9lZRdc9DieCA

「プロが伝える美味しい食べ方④水産編 刺身のサクの切り方」 https://youtu.be/J78nvzXUt8Q

刺身のサクの切り方

「プロが伝える美味しい食べ方⑤野菜編 かぼちゃの豆知識」 https://youtu.be/UzhxfC8yed4

かぼちゃの豆知識

「プロが伝える美味しい食べ方⑥果物編 北海道リンゴを楽しもう」 https://youtu.be/-sVC2xo9zVM

北海道リンゴを楽しもう

※ なお、現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市場見学等を中止しております。市場見学等の再開については、ホームページでお知らせいたします。

一日限り!蜂屋柿のせりが行われました!

金曜日, 12月 11th, 2020

令和2年12月11日、JAふくしま未来保原より蜂屋柿が入荷し、51ケースが一日限りで「せり」にかけられました。

柿の取引方法は、今般のコロナウィルス感染防止のため、相対取引(せり人と買受人が価格を協議して決める取引)としていますが、干し柿(あんぽ柿)や「赤樽柿」にも使われる蜂屋柿が650ケースとまとまって入荷することから、業界からの強い要望もあって、感染防止対策を十分行ったうえで、一日限りということでせりを行ったものです。

蜂屋柿というのは、岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られてきたことが名前の由来となった渋柿ですが、現在は福島県で盛んに栽培されています。

また「樽柿」は、密閉した酒樽に渋柿を入れて、残ったアルコール分で渋抜きをしていたことが由来で、特に赤い樽に入れられているものを「赤樽柿」と呼んでいます。

実は来週、現在渋抜き中の「赤樽柿」の渋みが抜けて、甘く美味しくなりましたら、一日限りの「せり」を行う予定ですので、こちらもお楽しみにしていてください。

札幌市中央卸売市場の「プロが伝える美味しい食べ方」をYouTubeで紹介!(第1弾)

火曜日, 12月 1st, 2020

札幌市中央卸売市場で働く水産・青果のプロフェッショナルが、普段お店で買うことができる魚、野菜、果物を美味しく食べるためのちょっとしたコツを伝授します!

今回は、

『プロが伝える美味しい食べ方①水産編 生筋子のほぐし方』
『プロが伝える美味しい食べ方②野菜編 札幌黄を食べよう』
『プロが伝える美味しい食べ方③果物編 ホットフルーツを楽しもう』

を公開します。

YouTube上の(一社)札幌市中央卸売市場協会のチャンネルにおいて、今後も、「プロが伝える美味しい食べ方」のほか、様々なコンテンツがUPされる予定ですので、ぜひ「チャンネル登録」をお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCyw1dXDYwnA9lZRdc9DieCA

「プロが伝える美味しい食べ方①水産編 生筋子のほぐし方」
https://youtu.be/HT9ASQOusuc

生筋子のほぐし方

「プロが伝える美味しい食べ方②野菜編 札幌黄を食べよう」
https://youtu.be/XUk-0Cm3-RY

コンソメオニオンスープ

「プロが伝える美味しい食べ方③果物編 ホットフルーツを楽しもう」
https://youtu.be/EiofaziGSng

簡単!ホットフルーツ

※ なお、現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市場見学等を中止しております。市場見学等の再開については、ホームページでお知らせいたします。

「北海道海の恵みプレゼントキャンペーン」のお知らせ!

金曜日, 11月 6th, 2020

11月14日(土)から、札幌市中央卸売市場水産協議会と北海道ぎょれんが共同して、道産魚介類の消費拡大を図るため、「北海道海の恵みプレゼントキャンペーン」を実施します。

クリックで拡大(PDF:約3MB)

今年でなんと10回目を迎える好評のキャンペーンです!

期間中、札幌市内及び近郊のキャンペーン参加鮮魚店にて道産魚を1,000円以上(税込)お買い上げのお客様を対象にスピードくじを実施。

「当り」が出たら、その場で賞品がプレゼントされます。スピードくじがなくなり次第終了します。

店頭のキャンペーンポスターが目印です!
ぜひ、この機会にお近くの「魚屋さん」をご利用ください!

【期間】:令和2年11月14日(土) ~ 令和2年11月30日(月)

【賞品】:ほたて貝柱(冷凍、200g)

【キャンペーン参加店】:店頭ポスターが貼られている札幌市内及び近郊の鮮魚店

キャンペーン参加店(PDF:94KB)

やりいか・はたはたのせりが再開!

月曜日, 11月 2nd, 2020

水産物部では、本日(11月2日)より「やりいか」と「はたはた」のせりが再開いたしました。

せり物品

新型コロナウイルス感染防止のため、せりエリアを設けて、関係者以外の立ち入りを制限した上で実施しています。

曲〆髙橋水産
丸水札幌中央水産
はたはた

「はたはた」は、この時期に北海道ではよく獲れる魚で、検査員さんによると煮付けにすると美味しいそうです。お酒のつまみにも良いそうです。

やりいか

「やりいか」は、その名のとおり槍の穂先のような形をしています。
こちらも、煮物などにすると美味しくいただけるそうです。

これから先、北海道は魚のおいしい時期を迎えます。
お近くの鮮魚店やスーパーのお魚売場で、気になったお魚をぜひご購入してみてください!

さっぽろ青果館で干し大根づくりが行われています!

木曜日, 10月 29th, 2020
さっぽろ青果館

当市場に隣接する「さっぽろ青果館」。
こちらでは青果小売業者が軒を連ね、毎日当市場で仕入れた青果物等を販売しています!

そんな「さっぽろ青果館」の外に、何やら小屋が建っています。

小屋の中には…

中には、たくさんの大根が!!

大根だらけです!!

ひと昔前には、一般家庭の軒先等でも見かけることがありましたが、最近はあまり目にすることのなくなってしまった「干し大根」です!

この時期、さっぽろ青果館横のスペースでこのように小屋を建てて干し大根を作って販売をしています。
知る人ぞ知る秋の風物詩として、取材に行った際にも多くのお客さんが訪れていました!

綺麗に並べられた大根たち

こちらの「干し大根」ですが、約20年以上前から行っており、たくあん等の漬物を作りたいもののなかなか家庭で干し大根を作るのが難しい方などから、毎年約4,000本の注文があるそうです!!
お客さんから注文を受けてから大根を干しはじめ、1週間~10日ほどでちょうどよい出来になるとのこと。

吊るしバージョン

ところで、このように紐で吊るされている大根と、

棚に並べられたバージョン

このように棚に並べて干されている大根があるのですが、 お話を伺った永野商店の永野社長によると、紐で吊るして干したものは紐の痕がついてしまったり、紐を結ぶのが大変とのことで、昨年ごろから棚に並べて干す方法を思いついたのだそうです!

立派な干し大根です!

棚で干した大根を見せていただきましたが、しっかりと水分が抜けて、ちょうどよい柔らかさのきれいな干し大根ができていました!
また、良い干し大根を作るためには、ある程度の風通しが必要なのだそうです。
そのため、風があまり吹かない時にはこちらの扇風機で風を当ててやるのだそうです。

秘密兵器

今年は大根も良い品が入っており、良い干し大根が作れそうだということです!
11月中旬ごろまで行っているとのことですので、気になる方はぜひ足を運んでみてください!

大根のほかにも、当市場ではこの時期にはいろいろな漬物野菜が卸売場に並んでいます。

大球キャベツ

まずはこちらの「大球キャベツ」。ご存知の方も多いかもしれませんが、大きいもので直径50cm、重さは20kgほどにもなる巨大キャベツです!

iPhoneとの比較

スマートフォンを置いてみましたが、この大きさ。
主に漬物や業務用として使われることが多いのですが、生産者の方は年々減少傾向にあるとのことです。

丸だいこん①
丸だいこん②

こちらは丸だいこんです。丸々としていて蕪(かぶ)のような形です。

赤かぶ①
赤かぶ②

赤かぶです。売場でも一段と目を引く赤さ。

ポリ袋入り大根
葉付き大根

その他にも、ポリ袋入りの大根、葉付き大根などたくさんの漬物野菜が入荷しています!

新型コロナウイルスの流行によって外出が難しい今、ご家庭で漬物を漬けてみてはいかがでしょうか?

柿が入荷しています!

火曜日, 10月 27th, 2020

10月も終盤となり、朝晩の冷え込みが強まってきた札幌市内です。
当市場の卸売場もだいぶ寒くなってきました。

そんな中、当市場では秋を代表する果実の「柿」が入荷しています!

秋の果物「柿」

さて、柿には「甘柿」と「渋柿」があることはご存知でしょうか。
農林水産省のホームページによると、柿の渋みのもとは水溶性タンニンと呼ばれる物質によるもので、渋柿の場合はこれが口の中で溶けることで渋みを感じるのだそうです。
甘柿も、幼果のときには渋みがあるものの、収穫時になるとタンニンが「水溶性」から「不溶性」へ変化することにより、渋みがなくなるのだそうです。
また、渋柿はアルコールや炭酸ガスを使って処理(渋抜きと言います)することによって、タンニンが「不溶性」に変化し、甘くなります。

日本全国でたくさんの品種の柿が生産されており、ブランド化されているものも数多くあります。 その中から、当市場に入荷しているブランド柿をご紹介します。

まずは、新潟県佐渡地区で生産されている「おけさ柿」です。 

JA羽茂のおけさ柿
JA佐渡のおけさ柿
JA越後中央のおけさ柿

JA羽茂、JA佐渡、JA越後中央からそれぞれ出荷されています。
こちらの「おけさ柿」ですが、例年は産地の皆様が来場しトップセールスを行っていますが、今年はコロナウイルスの影響により、リモートによるトップセールスが行われました!

リモートトップセールス
JA越後中央 経営管理委員会会長 髙橋 七郎様のご挨拶
JA佐渡 常務理事 松井 和幸様のご挨拶
JA羽茂 代表理事組合長 本間 晧様のご挨拶
全農新潟県本部 県本部長 安藤 稔様のご挨拶

産地関係者の方々より、ご挨拶がありました。

今年の「おけさ柿」については、夏の高温により若干の着色遅れがあったものの、台風等の被害もなかったため着果・肥大は問題なく、昨年を上回る出荷量となっているとのことです!

ところでこちらの「おけさ柿」、品種は「刀根早生」と「平核無(ひらたねなし)」という2種類があります。
本日入荷していたものは「刀根早生」、11月上旬には「平核無」が出荷ピークを迎えます。
ここで問題ですが、「刀根早生」と「平核無」は甘柿でしょうか?渋柿でしょうか?

甘柿?渋柿?

答えは「渋柿」です!
そのため、炭酸ガスやアルコールによって渋抜きをして出荷されていますので、食べる時には甘い柿となっています!
種が無く、まろやかな甘さが特徴です。

続いて、山形県で生産されている「庄内柿」です!

庄内柿①

こちらも、品種は「刀根早生」と「平核無」が中心です。

庄内柿②

箱に「産地脱渋」と書かれているため、こちらも「渋柿」です。
山形県は昼夜の寒暖差が大きいため、夜間に気温が下がると柿が旨味を蓄え、美味しさが増すそうです! とろけるような甘さと柔らかさが特徴です。

たねなし柿①
たねなし柿②

この他にも和歌山県のJA紀北かわかみからの「たねなし柿」などが入荷しています!

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、柿には栄養素がたくさん入っています!
中でもビタミンCを多く含んでおり、その量はなんと柿1個でレモン1個とほぼ同じです!これからの時期、風邪の予防にぴったりです。
このほかにも血液をサラサラにしてくれる「ポリフェノール」、生活習慣病の予防に効果的な「βクリプトキサンチン」や「リコピン」が含まれています!

栄養素たっぷり、甘みたっぷりの「柿」のご紹介でした。
これからの時期、店頭で見かけることが多くなると思いますので、お見かけの際はぜひお試しを!