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カテゴリ: ‘市場イベント情報’

「しもつ蔵出しみかん」キャンペーン開催!

土曜日, 2月 7th, 2015

2月7日土曜日、「蔵出し(本貯蔵)みかん」の産地である、和歌山県海南市とJAながみねの皆さんが、当市場青果棟卸売場で「しもつ蔵出しみかん」のトップセールスを行いました。

今年もイメージキャラクター「紀伊国屋文ちゃん」が来てくれましたよ。

紀伊国屋文ちゃん

この「しもつ蔵出しみかん」は、和歌山県海南市の下津町で育てられた、全国でも珍しい本格的な貯蔵みかん。
貯蔵する庫内は、温度や湿度を一定に維持するために造木・土壁で造られていてます。
庫内では、特製の木箱に入れ、毎日、庫内の空気と箱の入れ替えを行う伝統的な方法で行われます。
熟成は300年以上前から現在まで、ずっと変わらない方法で行われており、手間をかけて熟成することで、糖度が上がって酸味が押さえられ、まろやかな食味となるのだそうです。

しもつ蔵出しみかん

丹精込めて熟成された「蔵出しみかん」が売場にずらりと並べられていましたよ。

売場の様子

セリ台では、海南市の伊藤副市長と、JAながみね次本代表理事組合長からあいさつ(動画:約7.5MB)がありました。

伊藤副市長のあいさつ

あいさつに続いて行われた競りでは、関係者の皆さんが見守る中、せり人の威勢の良い掛け声が場内に響き渡っていましたよ。

せりの様子

爽やかな酸味とまろやかな甘みの「しもつ蔵出しみかん」、ぜひご賞味ください!

みかんの山

「愛媛いよかんキャンペーン」開催

火曜日, 2月 3rd, 2015

2月3日火曜日、愛媛県から「いよかん大使」とJA全農えひめの関係者の皆さんが来場され、いよかんのトップセールスが行われました。

愛媛県はかんきつ類の一大産地で、中でもいよかんは、全国生産量の約9割を占めているそうです。
いよかんはミカンとオレンジ類の交配種で、明治時代から愛媛県で盛んに栽培されており、名前も愛媛県の旧国名「伊予(いよ)」から名付けられたのだそうです。

いよかん

いよかん大使の皆さんは、普段は「愛媛みかん大使」として活動していますが、いよかんの出荷されるこの時期に限ってはいよかん大使と名前を変え、全国各地でいよかんの消費拡大のためのキャンペーン活動を行っているそうです。

キャンペーンの様子

今年のいよかんの出荷量は2万5,300トンが予定されており、甘みも酸味も良好で、良い仕上がりになっているとのことですよ。

諏訪本部長あいさつの様子

札幌ホクレン青果㈱卸売場での、全農えひめ 諏訪本部長のあいさつ(動画:約3.4MB)

愛媛いよかん大使あいさつの様子

丸果札幌青果㈱卸売場での、愛媛いよかん大使白石さんのあいさつ(動画:約2.9MB)

関係者のあいさつ後の競りでは、威勢の良い掛け声が飛び交い、次々と競り落とされていました。

せりの様子

せり場でのキャンペーン終了後、いよかん大使から、いよかんの贈呈式が行われました。

卸売業者さんへのいよかん贈呈式1

卸売業者さんへのいよかん贈呈式2

真冬の札幌に、さわやかな香りを運んでくれた、愛媛県産「いよかん」、ぜひご賞味ください!

佐賀県唐津玄海地区農産物販売促進キャンペーン

木曜日, 1月 29th, 2015

1月27日火曜日、当市場の青果棟で、佐賀県より、唐津市長をはじめとする「唐津玄海地区ブランド確立協議会」の関係者の皆様が当市場に来場し、優れた佐賀県唐津玄海地区の農産物のブランド力向上と販売促進を目的としたトップセールスを行いました。

キャンペーンの様子

試食として提供されたのは、佐賀県を代表するブランドいちご「さがほのか」です。
色鮮やかな果肉が、とてもおいしそうですね。

さがほのか

県内で生産されるいちごは、その作付面積の約95%が、「さがほのか」なのだそうです。
調べてみて分かったのですが、平成25年の札幌市中央卸売市場のいちご取扱量のうち、都道府県別で佐賀県が第1位となっています。

続いて、でこぼこした形が特徴の「デコポン」です。

デコポン

JAからつの関係者の方にお聞きしたところ、品種名は「不知火(しらぬい)」というのですが、デコポンは平成5年に「熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)」が商標登録しており、全国のJAからデコポンとして出荷できるのは、糖度13度以上、クエン酸1%以下という条件をクリアしたもののみという規定があるそうです。
デコポンは、ジューシーで香りが良くて甘みがあり、薄皮まで食べられる手軽さも人気なのだそうです。
それから、露地もののデコポンは4月ごろに出荷されるそうですよ。

デコポン試食

JAからつの才田代表理事組合長よりあいさつをいただきました。

JAからつ組合長ごあいさつ(動画:約8.0MB)

続いて、唐津市の坂井市長が、セリ台で佐賀県産の果物をアピールされました。

坂井市長あいさつ

唐津市長ごあいさつ(動画:約7.5MB)

これから春先までの季節、佐賀県産「さがほのか」と「デコポン」を楽しむことができるそうですので、ぜひご賞味ください!

そして、「リカちゃん」も佐賀県産の果物をお勧めしているそうですよ!

 

 

根室あったか「たら」ふく食べてね!キャンペーン開催

火曜日, 1月 27th, 2015

1月27日火曜日、当市場水産棟において「根室あったか「たら」ふく食べてね!キャンペーン」が開催されました。

これは根室市と札幌市の道内連携企画で、根室市からは、ねむろ水産物普及推進協議会(愛称:まるごと根室)の関係者が当市場に来場し、旬の根室産タラの販売促進を目的としたキャンペーンを行ったものです。

まるごと根室はこれまで、札幌市内各地で鮭、鱒やサンマのキャンペーンを展開しており、今年度3回目となるキャンペーンの場所に当市場を選んでいただきました。

今回は地元の漁協の女性部の皆様がお勧めするタラを使ったオリジナル料理と、札幌市中央卸売市場が提案するタラ料理を掲載したレシピ集が配られました。
レシピ集:(約580KB)

オリジナル料理の試食は当市場の調理実習室で、まるごと根室の皆さんと、当市場の水産協議会の皆さんが中心となって調理されました。
調理の様子を、お願いして見せていただきました。
手際よく、どんどんとタラが切り身にされ、野菜がカットされていきます。

調理の様子1

切り身になったタラが衣をつけられて揚がっていき、他の料理もあっという間に調理が進んで完成しましたよ。

調理の様子2

それでは、本日試食で提供されたタラ料理を紹介いたします。
まるごと根室の提案メニューはこちらです。

試食1

①タラドッグ(写真左上)
タラの切身に下味をつけてフライにし、パンにはさんでから、お好みでケチャップやマヨネーズ、ソースをかけていただきます。
パンも温めてアツアツのうちにいただくと、カリッと揚がったタラのフライとの相性が良く、最高においしいのだそうですよ。

②タラのチリソース炒め(写真右上)
にんにくとしょうがの効いた中華風ソースに揚げたタラを絡めていただきます。
甘辛い味付けのソースの評価は高く、あちこちでおいしいとの声が聞かれました。

③タラの野菜サラダ(写真左下)
ソテーしたタラを粒マスタード入りドレッシングでいただきます。
ドレッシングの味付けが繊細で大好評でした。

④タラのフィッシュアンドチップス(写真右下)
タラをカリッと揚げて、タマネギを使ったソースをかけて、塩ゆでしたバターと一緒にいただきます。
タラの衣には、ビールを使うとサクサク感が増すのだそうですよ。
お酒のおつまみにも良さそうですね。

札幌市中央卸売市場の提案メニューはこちらです。

試食2

①タラの味噌かす汁鍋(写真左上)
昨年10月に当市場の道央水産物商業協同組合が開催した、海鮮スープ鍋コンテストの最優秀賞に輝いたレシピのスープを使って作ったものです。
酒かすの甘みが加わってまろやかな味わいになるそうですよ。
そして最後には、タラ鍋のスープで作ったシメうどんも登場してくれましたよ。(写真右上)

②スケソウのチゲ鍋(写真左下)
こちらはスケソウダラを具材に、豆板醤でちょっと辛く仕上げた鍋です。
ピリッとした辛みのあるスープと豆腐がまた合いそうですね。
芯から体が温まる、今の季節にぴったりのメニューです。

③タラとじゃがいものグラタン(写真右下)
焼いたタラと茹でたジャガイモとホワイトソース、マカロニ、チーズとパン粉を耐熱容器に入れてオーブンでチーズにちょっと焦げ目がつくまで焼きます。
小さいお子さんには、きっと人気の一品になるのではないかと思います。

試食にはたくさんの関係者が集まってくれました。
朝早くから、報道機関も取材に駆けつけてくれましたよ。
「チリソースがおいしい。」「味噌かす汁のスープがいい味を出しているね。」「タラドッグが揚げたてでうまい。」という声があちこちから聞こえてきて、水産棟は大賑わいでした。

会場の様子

そしてイベント会場では、マダラを身おろしするデモンストレーションが行われました。
まさに職人芸といっても過言ではない、手早く正確な包丁さばきに、市場のベテラン業者の皆さんからも「すごい!早い!」と賞賛の声が。

タラの身おろしデモンストレーション

また、会場には根室産の鮮魚や、それらを使用した加工品、冷凍魚等の根室産の豊富な食材が展示されておりました。
これだけずらりと並ぶと、根室は食材の宝庫であることが実感できました。

根室の海産物

また、当市場の青果部の卸売業者さんからは旬の食材として、宮城県産の「曲がりねぎ」の提供がありました。
熱を加えることで甘みが増すそうで、実際に試食の材料としても使われ、鍋料理等で活躍してくれたそうです。

曲がりねぎ

大盛況で本日のイベントは終了しました。
これがタラの販売促進につながり、根室市が昨年12月の高潮被害からの復興につながることを祈念しています。
まるごと根室の皆様、当市場の関係者の皆様、お疲れ様でした。

そして、根室産タラは、おいしいのはもちろんですが、いろいろな料理方法を楽しめる食材でした。
ぜひ、ご賞味ください!

イベント画面

 

「平成27年初ぜり式」本年もよろしくお願いいたします!

月曜日, 1月 5th, 2015

あけましておめでとうございます!
平成27年1月5日月曜日、当市場における平成27年の初日、初せりが行われました。

入荷した商品には「初荷」ののぼりが立っていたり、「初荷」の札が入っていて、いつもとはちょっと違う雰囲気でしたよ。

売場の様子

青果棟売場の様子

また、セリ場のあちこちには鏡餅、飾りリンゴ、しめ飾りなども登場し、お正月が感じられました。

鏡餅、飾りリンゴ

本日は約2千人の市場関係者が参加して「初ぜり式」が開催されました。
また、報道機関の方々も朝早くから多数、取材に駆けつけてくれましたよ。

初ぜり式の様子

初ぜり式には上田市長も訪れ、今年1年の商売繁盛を願って恒例の三本締めが行われました。

○水産物部

上田市長挨拶(水産物部)

上田市長のあいさつ(動画:約8.1MB)

手締めの様子(水産物部)

水産物部の手締め(動画:約7.9MB)

 

○青果部

上田市長挨拶(青果部)

上田市長のあいさつ(動画:約7.8MB)

青果部 手締め

青果部の手締め(動画:約7.5MB)

初せりでは、威勢の良い掛け声が場内に響き渡り、新鮮な魚介類や野菜、果物が次々と競り落とされ、今年最初の取引は、大盛況でしたよ。

水産物部 初ぜりの様子

青果部 初ぜりの様子

今年も当市場とホームページをどうぞよろしくお願いいたします!

 

「平成26年せり納め」1年間ありがとうございました!

月曜日, 12月 29th, 2014

12月29日月曜日、当市場の青果部卸売場で、今年の売買取引を締めくくる「平成26年せり納め」(手締め式)が開催されました。

鐘の合図で始まった今年最後のせりは、たくさんの報道機関の方も来場して盛り上がりましたよ。

せりの様子

その後、卸売業者さんから、仲卸業者さん、小売業者さんなどの皆様へ、今年一年のせり納めとして、「消費税の増税等色々なことがあって厳しい1年でしたが、今年1年ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。」とあいさつがありました。

最後は恒例の手締めにより、今年1年を締めくくりました。

手締め(丸果)

丸果札幌青果株式会社のせり納め(動画:約4.8MB)

手締め(札果)

札幌ホクレン青果株式会社のせり納め(動画:約7.9MB)

平成27年の初ぜりは、1月5日月曜日です。
当日は「初ぜり式」が開催され、1年の始まりを迎えます。

飾りりんご

今年1年、当市場のホームページをご覧いただきありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください!

山梨県「枯露(ころ)柿」のトップセールスが行われました

水曜日, 12月 17th, 2014

平成26年12月17日水曜日、甲州市長と「JAフルーツ山梨」関係者の皆さんが当市場に来場し、「枯露(ころ)柿」のトップセールスを行いました。

セールスの様子

枯露柿は干し柿の一種で、太陽の光がまんべんなく当たるようにと、コロコロと転がしたことが名前の由来だそうです。

JAフルーツ山梨の中澤組合長と甲州市の田辺市長がセリ台に立ち、「天候が心配でしたが、今年も素晴らしい枯露柿ができましたので、ぜひご賞味いただきたいです!」と、PRされていました。

甲州市長のあいさつ

枯露柿の原料となる柿は、「甲州百目」という品種を使用します。
甲州百目は、その重さが百匁(ひゃくもんめ、約375g)にもなることから「ひゃくもんめ柿」と呼ばれ、それが転じて「ひゃくめ柿」になったと言われています。

枯露柿の表面が、白い粉が吹いたようになっているのは、甘み成分が浮き出しているからなのだそうで、枯露柿の特徴の一つです。
甲州百目は、渋柿の中でも比較的糖度が高く、高いものでは約20度にもなり、天日干しすることにより、さらに甘みが凝縮するのだそうです。

枯露柿は、柿の皮をむいてから燻蒸し、紐で結んで白い粉がのるまで天日干しし、箱詰めして出荷されます。
11月初旬に収穫した柿から、枯露柿ができあがるまでに約40日もかかるのだそうです。

化粧箱入り枯露柿

また、枯露柿の中の食感が柔らかいのは、天日干しの作業の合間に手作業で身を揉んでいるからなのだそうです。
一つ一つに手間をかけているからこそ、他にはない食感が楽しめるのですね。

枯露柿の試食

試食も好評で、「甘いね~!」、「上品でおいしい!」なんて声も聞こえてきしたよ。

試食の様子

のぼりに登場したかわいらしいキャラクターは、JAフルーツ山梨のオリジナルキャラクターで、「かき助」というのだそうですよ。

かき助

JAフルーツ山梨の関係者の方からは、新しい枯露柿の食べ方を教えていただきました。
1つ目は、枯露柿を刻んで、ドライフルーツと同様にプレーンヨーグルトに入れて混ぜて食べる方法。デザート感覚で食べることができます。
2つ目はサイコロ状にカットして、きな粉をまぶして食べる方法。和菓子感覚で楽しめます。

山梨産「枯露柿」は、今年いっぱいくらいまで出荷されるとのこと。
ぜひ、ご賞味ください!

セールスの様子

「有田みかんキャンペーン隊」が来場しました!

土曜日, 11月 29th, 2014

11月29日土曜日、「JAありだ」をはじめとする関係者の皆さんと「有田みかん大使」が来場し、「有田みかん」のPRを行いました。

有田みかんは、果樹王国和歌山県を代表するブランドみかんです。
JAありだの方にお話をうかがったところ、今年も色が良く、糖度は11.3度と甘みも十分で、品質も上々とのこと。
また有田みかんの選果場の名称に「AQ」とついているのは、「ARIDA QUALITY」の略で、「A級」の優れた品質と「永久」に受け継がれるみかんづくりの伝統と精神を表現したのだそうです。

有田みかんの箱

収穫する時期によって「極早生(ごくわせ)」、「早生(わせ)」、「中生(なかて)」、「晩生(おくて)」に分けられ、本日入荷したのは「早生(わせ)」です。
あと10日ほどで、「中生(なかて)」に変わっていくのだそうです。
鮮やかな色で、とてもおいしそうですね。

有田みかん(早生)
試食が用意されると、皆さん、どんどんと手を伸ばしていき、みかんの爽やかな香りが広がりました。

試食の様子

そして、有田みかん大使も登場し、笑顔で有田みかんのおいしさをPRしていましたよ。
有田みかん大使は2013年より任命を始めたもので、今年が二代目なのだそうです。

有田みかん大使

JAありだAQ丸南選果場生産部長の浅井さんと、有田みかん大使の坂本さんが、それぞれせり台に立ち、有田みかんのPRをされました。
挨拶の様子(動画:約6MB)

挨拶の様子

そして、「有田みかん」の箱やポスターなどに登場している、このかわいらしいキャラクターは、「ミカピー」というのだそうです。
みかぴーは、JAありだの広報担当で、得意なことはみんなを「健康で元気にすること」と「笑顔にすること」、天敵は「カビ」なんだとか。
ちょっとリアルでおもしろいですね。

ミカピー

これから年末に向けて、寒くなると暖かいコタツに「みかん」の組み合わせは最高ですよね。
甘ーい「有田みかん」、ぜひご賞味ください!

 

「魚介類と野菜の「鍋料理」販売促進キャンペーン」を開催しました!

金曜日, 11月 21st, 2014

11月21日金曜日、当市場水産棟において魚介類と野菜の「鍋料理」食材販売促進キャンペーンが開催されました。

当市場の水産協議会魚食普及委員会が主催、青果部運営協議会の後援により、水産物部と青果部が連携して実施されました。
これから旬を迎える魚介類と市場に入荷している北海道産の野菜を使った、市場の目利きが提案する「鍋料理」を実際に試食していただくというものです。
旬の食材が展示され、鍋料理のレシピも配られました。

せり場には大型ディスプレイも登場し、鍋シーズンの到来を告げていましたよ。

大型ディスプレイ

本日試食で提供されたのは4種類。
鍋料理のレシピも提供していただきましたので掲載いたします。

試食4種類

1 たら鍋(写真左上 たら鍋のレシピ:約1.8MB

新たな「たら鍋」の提案ということで、こちらは当市場の道央水産物商業協同組合が開催した海鮮スープ鍋コンテストの最優秀賞に輝いたレシピのスープを使って作ったものなのだそうです。
本日提供された試食には、「たち」が入っておりました。「たち」が好きな方にはたまらないですね。

なお、期間限定で、道央水産物商業協同組合の加盟店で、鮭、タラを購入された方にこの鍋スープをプレゼントするキャンペーンを行っています。
数量が限られているので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

2 かじか鍋(写真右上 かじか鍋のレシピ:約0.7MB

先日、当ホームページにおいても旬の北海道産かじかを紹介いたしました。
「鍋こわし」の異名をとるほどの濃厚なだしが特徴です。
今回は味噌をベースとした味付けとなりました。

3 きんき鍋(写真左下 きんき鍋のレシピ:約0.7MB

きんきといえば高級魚のイメージですが、鍋料理にしてもおいしいということで提案されました。
きんきの繊細な味を生かすため、シンプルに昆布でとっただしに塩と酒で味付したものです。
試食が一番最初になくなるほど、人気の鍋でしたよ。

4 青ぞい鍋(写真右下 青ぞい鍋のレシピ:約0.6MB

青ぞいは煮つけで食べるイメージがあるかもしれませんが、鍋料理にすると、上品なだしが出ます。
こちらはしょうゆベースの味付けです。
水菜は最後に入れて、食感を残すのがポイントです。

今回試食で提供された、鍋料理に欠かせない野菜を紹介します。

鍋に欠かせない野菜

日高産の水菜、長沼産の白菜、和寒産のキャベツ、江別産のしいたけ、函館産の長ネギです。
白菜、キャベツは寒さの増すこの季節に、ぐっと甘みが強くなるのだそうですよ。

そして鍋にぴったりの、これから旬を迎える北海道産の魚介類(はたはた、すり身、かき、青ぞい、かじか、きんき、たら)と鍋スープが会場に並べられました。
鍋スープもこれだけ並ぶと、種類の多さに驚きますね。

鍋にぴったりの魚介類

試食にはたくさんの関係者が集まってくれました。
報道機関の方も取材に駆けつけてくれましたよ。

イベントの様子
「やっぱりきんきが最高にうまいね。」「鍋は味噌味に限るね。」「青ゾイの鍋は初めて食べたけど、ダシが上品だね。」という声があちこちから聞こえてきて、会話が進みます。

試食の様子

鍋の残りがあとわずかとなって、キャンペーンが終わる頃、最後のシメが登場しました!

シメのラーメン

青ゾイ鍋のスープで作ったラーメンです。
麺の量が少なかったので、たくさん提供できませんでしたが、そのタイミングに居合わせて食べることができた方はラッキーでしたね!
魚介のうまみがぎゅっと凝縮されただしに、ラーメンも合うようですよ。
そして試食はあっという間に完売しました。

これから冷え込みが厳しくなる季節にぴったりの鍋料理。
今晩のメニューに、ぜひ!

 

「北海道きのこ品評会」が開催されました!

月曜日, 11月 17th, 2014
さて、どのしいたけが最優秀賞でしょうか?

当市場にて、11月11日(火)に第11回「北海道きのこ品評会」が北海道きのこ生産・消費振興会主催で開催されました。

(なお、11月11日は「もやしの日」だそうです。)

卸売業者さんに聞いて驚いたのが、北海道はきのこの生産量が全国で4番目で、しいたけはなんと2番目。

品評会の趣旨としては、きのこを栽培する技術力を競い合うことで、きのこの品質をさらに向上させ、販売促進にもつなげていくことだそうです。

品評会では、「原木生しいたけ」、「菌床生しいたけ」、「その他きのこ」の3部門でそれぞれ審査員が評点をつけて、その順位をつけていきます。

ちなみに上の写真は「菌床生しいたけ」で出品数は約70セット。最優秀賞は真ん中のしいたけで、生産者の方は2連覇ということ!

審査員さん「とにかく数が多くて大変でした(汗)」

最優秀賞をとったきのこは、翌日、「チカホ」(地下歩行空間)で各生産者の受賞式が行われた後、販売を行うことになっています。

さらに問題!4つのうち、どのきのこが最優秀賞でしょう?

こちらは「その他きのこ」部門のきのこです。上の写真は左から「なめこ」、「えのきたけ」、下の写真は「まいたけ」です。

ちなみに最優秀賞のきのこは左上の写真のなめことなりました。きのこって難しいですね。。。

さて、まいたけが生えている白い立方体ですが、おがくずに菌糸を混ぜ合わせて作ったものです。

菌糸がおがくずの栄養素を摂取しながら成長していき、写真のような立派なまいたけに成長するのです。

おがくずも木材の加工の過程で発生したものではなく、広葉樹の「かば」という木から、まいたけの栽培のためだけに作るということです。

PR用として参考出品されていたものも何点かご紹介しますね。

「王様しいたけ」! かさの直径がボールペンの長さとほぼ同じという。。。
左が「エリンギ」、右が「キクラゲ」です。

ちなみに、報道機関の方も来ていましたが、お話を聞いていると「きのこブーム」という耳慣れないフレーズが。

卸売業者さんに聞いてみると、「「きのこブーム」 と言えるかはわかりませんが、テレビ番組でマッシュルームのアヒージョ(にんにくとオリーブオイルで煮込む料理)が紹介されてから、9、10月のマッシュルームの売り上げが前年度と比べて1.5倍になりました!現在品薄で困っています。」とのことでした。

昔懐かしいきのこのキャラクターのゲームが、最近コマーシャルで放映されていましたが、いろいろな分野できのこ活躍中ですね!

品評会は何と5時間近くかかりました。関係者の皆さんお疲れ様です。

天然もののきのこの出荷はほぼ終わりましたが、養殖もののきのこも堪能してみてはいかがでしょうか?

生産者の方々の努力の結晶が、その味には込められているはずです。