冬から春へ衣替え~キャベツ~
木曜日, 3月 15th, 20123月に入り、最高気温もプラスの日が多くなってきましたね。
そんな中、青果の競り場でも、少しずつ春の足音が聞こえてきているようです。
それを実感させてくれるのが、この「キャベツ」。
北海道産の「越冬キャベツ」の入荷がしだいに少なくなってきました。
「越冬キャベツ」は、北海道和寒(わっさむ)町が元祖。秋に収穫されたキャベツを雪の下に貯蔵することで、ゆっくりと熟成され、甘みのあるおいしいキャベツができるのだそうです。
和寒町は、冬にはマイナス30℃になることもあるのだそうですが、雪の下はマイナス3℃からマイナス8℃と食品を貯蔵するには大変好都合で、天然冷蔵庫のチルド室なのだとか。
「サラダでもおいしいけど、やっぱり炒め物や煮物にするといっそう甘みが出るよ。」と、仲卸さんに教えていだたきました。
そんな、「越冬キャベツ」も3月ぐらいまで。ぜひ、・・・・・・・。
一方、「春キャベツ」が市場にドーンと入荷中。本州から春の便りです。
箱に「春」の文字、何か気になるのは私だけでしょうか?
この春キャベツ、秋に作付したキャベツを収穫した新ものとして出回るもので、葉の巻きがふっくらしているのだとか。
そのやわらかさからサラダにするのがお勧めとのことです。
この時季「三寒四温」なんていう言葉も聞かれますが、「越冬キャベツ」、「春キャベツ」どちらも頂けるのは今だけかもしれませんね。
「越冬キャベツ」は?
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「春キャベツ」は?
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若干、1月30日掲載「メキャベツ」(tanu)とネタダブリのreoでした。