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カテゴリ: ‘食育関連情報’

「JA津軽みらい」の皆さんが「りんご」の出前授業を行いました!

木曜日, 2月 4th, 2016

1月29日金曜日、JA津軽みらいが当市場卸売業者の札幌ホクレン青果㈱と、同じく仲卸業者の㈱ 北一藏重商店と協力しまして、札幌市立栄小学校の2、3年生と支援学級の3クラスを対象に「りんご」の出前授業を行いました。

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佐藤先生のエプロンには、佐藤先生と思われるキャラクターが。。。とってもキュート!

上の写真の左側から藏重商店の藏重さん、渡会さん、札幌ホクレン青果の奈良さん、そしてJA津軽みらいの原田さん、長内さん、さらに栄小学校の佐藤先生です。

ちなみに佐藤先生は、藏重商店さんが小学校で出前授業を開催するきっかけを作った方とか。

知識が豊富なだけではなく、ユーモアもあり、食育活動にもご理解をいただいている方です。

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りんご色のドラえもんとしんちゃんが出迎えてくれました!

さて、私も出前授業の取材のために同行させていただいたのですが、栄小学校さんの歓迎ぶりに感激しました。

小学校に入る時には、こんなに立派な手作りのゲートが出迎えてくれました!

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(写真右側)「りん太くん」が迫ってくるようです! 遠近法か!?

そして、授業を行う視聴覚室にも、生徒さんがいろいろな装飾を施していました。

ちなみに、写真右側のキャラクターは「りん太君」といって、「青森県りんご対策協議会」のマスコットキャラクターです。

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2008年の霜・ひょう害を受けた青森県産リンゴの販売を応援するために誕生した「ひょう太くん」(左側)。

「ひょう太君」はひょう害で頭にばんそうこうを張り、左目を閉じていましたが、2009年には傷を治した姿の「りん太くん」(右側)に生まれ変わり、年間を通じて、県内外の即売会などでりんご販売を応援するようになったとのこと。

う~ん、実に凝ったキャラ設定です。

しかし、熱烈な歓迎はこれだけでは終わりません!

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黒板の前に立っている生徒さんは、札幌ホクレン青果さんと 藏重商店さんの前掛けをして、「ヨッシャ!!!」の掛け声とともに私たちを出迎えてくれました。

「ヨッシャ!!!」というのは、昔の商人さんの掛け声のようですよ。

本当にありがとうございます!

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プレゼントは、下敷き、消しゴム、定規、りんごを保存するエチレン袋、りんご1個です。

そのお返しというわけではないのですが、JAつがるみらいさんと藏重商店さんから生徒さんにプレゼント!

生徒さんはキャッキャ、キャッキャと喜んでくれました。

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さて、それでは出前授業の開始です。

長内さん「北海道では、全国一の生産量のものがたくさんあります。じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、たまねぎですね。」

生徒さん「スゲー!!!」

佐藤先生「青森は悔しいんだって(笑)」

長内さん「そうなんです(苦笑) でも、青森でも全国一のものがあるんですよ。」

生徒さん「りんご!!!」

長内さん「そうなんです。他にもあるんだけど、わかるかな?ヒントはこのハッピに載っています。」

左腕のほうには、ブタさんのマークも入っております。まあ、お茶目。

長内さん「ハッピに載っているものでは、にんにく”。他には”ごぼう”も生産量が日本一です。」

りんごはわかりましたが、ごぼうとにんにくは意外でしたよね。

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さらに長内さんによると、青森県の真ん中あたりに奥羽山脈があり、その東側が南部地方、西側が津軽地方ということ。

先ほどのにんにくやごぼうは雪の少ない南部地方で作られます。

津軽地方は降雪量が多く、冷涼な気候、さらに四季がはっきりしており、寒暖差も非常に大きいため、りんご栽培に適しているのだそうです。

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こんなに難しい問題でも、皆さん勉強してきましたのでわかりますね。 答えは③!

この後はJA津軽みらいの長内さんと原田さんから「りんごクイズ」の出題や、「青森県りんご対策協議会」が作成した「青森りんご物語」というDVDをみんなで視聴しました。

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皆さん、ありがとう!!! 恐縮です。。。

さて、出前授業が終わったら、先ほどの前掛けをかけた生徒さん達が私たちを校長室までエスコート!

ちなみに藏重商店の渡会さんは、その途中に生徒さんから「どれくらい給料もらってるの?」と聞かれ、苦笑いするしかなかったようです(笑)

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中央一番奥に座っているのが、西田校長先生です。

校長室でも、りんごにまつわるいろいろなお話が聞けましたよ。

最近では、青森県から香港・台湾へのりんごの輸出が増えているとのこと。そのため、当市場に出回るりんごの数量にも影響があるとかないとか?

ただ、青森産のりんごのおいしさが海外にも知れ渡ってきているのは、とても喜ばしいことですよね。

他にも昨年の出前教室の取材のときにも触れましたが、札幌は明治40年頃、全国一のりんごの生産量を誇っていたということ。

「平岸りんご」というのが主だったようですが、当時の平岸という地域は、現在の南区藤野あたりまでを指していたようです。(ちなみに藤野小学校の前には、今でもりんご畑があります。)

それだけ広い面積で、りんごの栽培が行われていたのですね。

ちなみに、藏重さんのおじいさまはこの頃からご商売を始めていたとのことですよ。

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最後は皆さんで「ハイ、チーズ!」

ということで、今回の出前授業も無事終わりました。

これだけいろいろな立場にある方々が”りんご”の普及のために一同に会すというのは、とても貴重な機会であると改めて感じました。

そして、何より栄小学校の皆さん、本当にありがとうございました!

 

<追伸>

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獅子舞やダルマなどのカワイイ小物は、”アイデアで勝負!”の藏重さんが作成したとのこと。

さて、先ほどの授業の際に、こんなに立派な宝船が飾られていました。

これは年始にかけて、藏重商店さんが作成したもの。

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そして、この写真は今年の「せり初め」の時に、当市場内の藏重商店前で渡会さんが撮ったものです。

ちなみに写真左側の方は、「せり初め」であいさつをしていただいた秋元札幌市長です。

(「せり初め」に関するページ 「新鮮・市場!新年・始動!」

秋元市長には、分刻みのスケジュールの中、写真を撮らせていただきました。

ステキな宝船を背景にしてか、笑顔もより朗らかかも?

秋元市長、ありがとうございます!

「市場のおすすめ!やさい・くだもの食育セミナー」参加者募集!!

月曜日, 1月 18th, 2016

札幌市中央卸売市場青果部運営協議会では、今年度も食育セミナーを開催いたします。

セミナーでは、野菜ソムリエ&ハーブインストラクターの大澄かほるさんが、野菜がさらにおいしく感じるレシピを提供し、野菜の魅力をたっぷりご紹介します。また、ミニ試食会も実施し、おみやげも配布する予定ですので、ぜひお申し込みください。

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こちらの画像をクリックすると、詳細をご確認できます。

【日時】
①2月22日(月) ②3月3日(木)
両日とも10:00~13:30(予定)
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。また、参加日の指定はできません。

【会場】
かでる2・7 札幌市中央区北2条西7丁目

【定員】
180名(各回90名ずつ)

【参加費】
無料

【申し込み方法】
必要事項<①郵便番号・住所、②お名前、③年齢、④電話番号、⑤申し込み人数>をご記入のうえ、ハガキかFAX、またはメールでお申し込みください。参加日は指定できません。
締め切りは2月2日(火)必着です。
ご当選された方には、2月15日(月)ごろにご招待ハガキをお送りします。

【送り先】
はがき:〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目朝日ビル4階
㈱朝日サービス「野菜 果物食育セミナー係」

FAX:011-231-1670

メール:event@asahi-sv.co.jp

【お問い合わせ先】
㈱朝日サービス ℡0120-30-1133

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写真は平成26年度のものです。

親子で魚の調理教室開催!

木曜日, 1月 7th, 2016

本日、当市場の調理実習室では、「親子で魚の調理教室」が開催されました。

これは、当市場とコープさっぽろ、北海道ぎょれんの共催で、夏休みに続いて行われたもので、魚をおろすという調理技術の継承を促すとともに、地元の魚の消費拡大に寄与しようという取組で行われているものです。

2014年には、国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者等の優れた取り組みを表彰する、「フードアクション・ニッポン・アワード」の流通部門で優秀賞を受賞いたしました。

本日は親子10組22名が参加して、魚のおろし方を市場の魚のプロから伝授されました。

まずは講師のデモンストレーションから。

本日の講師は、鮮魚かなざわの金澤社長です。

初めは「真だら」をさばいていきます。

大きな「真だら」も講師の手にかかると、あっという間にバラバラに。タチもたっぷり入っていて、おいしそうですね。

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参加者が本日挑戦するのは「ヤナギノマイ」というお魚です。

「ヤナギノマイ」は棘が鋭く、刺さると腫れてしまうこともあるので、最初に棘をキッチンばさみで切り落とします。

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次に鱗を包丁で落とし、内臓を取ったら、三枚におろしていきます。

 

いよいよ参加されている皆さんがチャレンジです。

初めは各テーブルについている市場のプロから教えてもらいながら、おっかなびっくりのスタートです。

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だんだん慣れてくると、包丁を持つ姿も様になってきましたよ。

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切った魚は調理していきます。

だんだんおいしそうな匂いがあたりに漂ってきます。

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そして完成!

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今日のメニューはヤナギノマイの煮つけ、マダラとマダチのムニエル、マダラの味噌汁です。

おまちかねの試食タイムです。あちこちから「おいしい!」と声が上がってましたよ。

市場の新鮮なお魚を使って、自分で調理すればおいしいはずです!

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みなさん、お家でも、講師に教わったコツを忘れずに、魚をさばいておいしい料理を作ってくださいね!

 

 

 

「JA和歌山県農」の皆さんが「みかんの出前授業」を行いました! ミカピー降臨!!!

月曜日, 12月 7th, 2015

11月27日金曜日、JA和歌山県農(和歌山県農業協同組合連合会の略称です)北海道事務所の樫山さんと「ありだみかん大使」の竹村さん、また、当市場仲卸業者の株式会社 北一藏重商店さんが、札幌市立石山南小学校の4、5年生を対象に和歌山県産「みかん」の出前授業を行いました。

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最初に和歌山県農の樫山さんが有田みかんについて説明してくれました。

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・和歌山県はみかんの生産量全国№1!
・2個で1日分ののビタミンを摂取できる!
・最近ではイノシシやイノブタによる鳥獣被害も!

有田みかんはそのおいしさのあまり、イノシシにまで狙われてしまうんですね。。。

次に「ありだみかん大使」の竹村さんがおいしいみかんの見分け方を教えてくれました。

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・果皮の色が濃いオレンジ
・ヘタの切り口が小さいもの
・果皮のぶつぶつが密集しているもの
・果皮がでこぼこしているもの
・大玉よりも小さいほうが美味しい(中玉がおすすめ)

しかし、なんといっても・・・

有田みかん!!!

(スーパーなどでは産地表示を見て買ってね)

竹村さん、とってもわかりやすい説明ありがとうございます。

さあ、ここで特別ゲストの登場です。

04もしや・・・

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ジャーン! テレビコマーシャルでもおなじみ「ミカピー」の登場です!!!

カワイイ ♡♡♡

ここで「ミカピーの歌」を流すと、知っている子どもたちが大合唱を始めます!

有名アーティストが来たかのようで、感動してしまいます。

それでは聞いてください。ミカピーで、「ミカピーの歌」。どうぞ!

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クリックすると動画をご覧になれます。もちろんJA和歌山県農さんの許可は取っていますよ!

どうでしたか? 僕はもう「ミカピー」にメロメロです(笑)

ちなみにミカピーの誕生日は2000年の7月。でも、「永遠の少年やで(笑)!」とのこと。

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藏重商店さんからは、みかん、ミカピーキーホルダー、リーフレットが生徒さんにプレゼント。

学校にはみかんの苗木が2本贈呈されました。さすが太っ腹です!

最後はみんなで記念撮影です。

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生徒さん達も今日の授業は満足感たっぷりの様子。

樫山さん、竹村さん、藏重商店のお二方、そして、「ミカピー」♡

楽しくて、ためになる授業をありがとうございました!

市場から発信!やさい・くだもの学べる小学校料理教室!<後編>(篠路西小学校)

水曜日, 12月 2nd, 2015

11月16日(月)、17日(火)、19日(木)に当市場の青果部運営協議会主催「市場から発信!やさい・くだもの学べる小学校料理教室」が、札幌市立篠路西小学校で開催され、4年生の3クラス、計99名の生徒さんが参加しました。

今回は「後編」と題して、19日に行われた山際先生と谷村先生による講義の様子をお伝えします。(「前編」はこちらです。)

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今回は99名の生徒さんへの講義とあって、先生やスタッフの方々も若干緊張気味?

しかも、今日は授業参観日とあって、生徒さんの後ろからは親御さん達の熱い視線が・・・

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最初に、青果部運営協議会の消費対策委員長の堀崎さんからご挨拶がありました。

市場のおいしくて新鮮な野菜のことや、それを摂ることの必要性についてお話がありました。

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さあ、次は当市場のPR用のDVDを観賞しました。

マグロを解体する場面や、せり人によるせりの臨場感に生徒さん達も感心した様子!

そうなんです!!! せり人の熟練の技により、せりは円滑に進められていくのです!!!

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代わって、山際先生と谷村先生による野菜・果物の栄養についての授業です。

代表の生徒さんが1日に摂る野菜の量を皿の上に載せて、その重さを量りました。

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87g! うんうん、私もこれくらいかな?

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162g!!! いやあ、まさに健康優良児だね!

では、実際に必要な量はと言うと・・・。

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え~、350g!!! おみそれいたしました。

山際先生によると、茹でるなどして、野菜の体積を減らすと食べやすくなるとのこと。

生徒の皆さんは、栄養教諭の谷村先生がきちんと計算して給食の献立を作っているので、昼食分は間違いなく摂れているね!

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最後は今日の授業の復習クイズ。

山際先生からの講義から、「野菜や果物に多い、ビタミンの働きは?」という問題。

答えは「体の調子を整える」だけど・・・、皆さん全員正解!!! さすがだね!

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ということで、最後は堀崎委員長から「野菜・果物博士認定証」を授与されました。

今日の講義は親御さんと一緒に受けたから、効果は倍増だね!

家族みんなで食育を進めていこうね!!!

山際先生、谷村先生、どうもありがとうございました!

市場から発信!やさい・くだもの学べる小学校料理教室!<前編>(篠路西小学校)

土曜日, 11月 21st, 2015

11月16日(月)、17日(火)、19日(木)に当市場の青果部運営協議会主催「市場から発信!やさい・くだもの学べる小学校料理教室」が、札幌市立篠路西小学校で開催され、4年生の3クラス、計99名の生徒さんが参加しました。

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この料理教室は、「食育」をテーマに野菜・果物を食事に取り入れることの重要性や、同級生と一緒に調理することで集団での社会性と自主性を育み、「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されているものです。

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さて、今日の料理教室の講師は、青果部運営協議会主催の料理教室などではすっかりおなじみの北海道食育コーディネーター山際睦子先生(写真右)と、その山際先生の教え子で、現在篠路西小学校で栄養教諭をされている谷村先生(写真左)にお願いしました。

今回は17日に行われた、1クラスの料理実習の様子をお伝えしますね。

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料理実習では、「小松菜ときのこの炒めサラダ」と「いちごとアセロラのゼリー」を作りました。こちらがレシピです。

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小松菜は葉っぱと茎に分けて切ります。
山際先生「なぜ葉っぱと茎に分けて切るんでしょう?」
生徒さん「固さが違うから」

そのとおり! よくわかったね!
一緒に煮ても、やわらかい葉っぱのほうが先に煮えちゃうもんね!

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きのこはきれいな布でこすって、軽い汚れなどを落とします。
最近のきのこは工場で生産されていることもあり、衛生面は問題なし。
したがって、水などできのこのうま味成分を流してしまわないように、布を使うそうです。

さあ、次は生徒の皆さんが実際に調理してみます!

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皆さん、お上手ですね。無事に出来上がったようです!

では、いただきます!!!

06「小松菜ときのこの炒めサラダ」では、マッシュルームが使われていたのですが、山際先生から皆さんへの「マッシュルームって知ってる?」という質問に、すぐさま「生で食べれる唯一のきのこ!!!」と答えた生徒さんがいました。

いやはや、料理の腕といい、その知識といい末恐ろしいお子さんばかりです。。。

ちなみに、きのこがキライな子が思い切って食べてみたら、「すごいおいしかった」と言っていました。

この料理教室での食材は市場で流通しているものだから、もちろん新鮮でおいしいのです!

でも、これをきっかけにきのこだけでなく、他の野菜にもトライしてもらえたらうれしいですね!!!

<後半>では、山際先生と谷村先生の「野菜・果物食育ミニセミナー」の様子をお届けします。

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室 第9弾! 舟橋裕司先生

水曜日, 10月 21st, 2015

10月15日(木)、青果部運営協議会主催の第9回「やさい・くだもの料理教室」が開催されました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

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本日の講師は、パークホテル洋食副料理長 舟橋裕司先生です。

この料理教室では、すっかりおなじみの舟橋先生ですが、今回のテーマは「たくさんの野菜を食べやすく摂れるメニュー」とのこと。

今回の料理の技術的なことを学べば、他の料理にも使えるということですが、詳しくはレシピ(表面裏面)をご覧ください。

ちなみに、前回は、バターやニンニクを焼く時はフライパンを振ることで、その風味を存分に出しながら焼いたり、鍋でものを煮込むとフタにうま味が蒸気として付くので、これをムダにしないなどのコツを教えていただきましたよ。

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ちなみに、息子さんにニンニクをたくさん入れた特製スープを飲ませていたら、息子さんは3年くらい風邪をひくことがなかったという舟橋先生。

その息子さんは現在ラガーマンとのこと。これも先生の料理あっての賜物でしょうね?

今、日本では空前のラグビーブームですが、息子さんの影響で、先生はもう4年も前から息子さんの試合の応援に行っているとのこと。先生からすると、「手のひらを返したようなブーム」とおっしゃっていました。

ラグビーは他のスポーツと比べても攻守の切り替えが多く、中だるみが少ない本当に楽しいスポーツとのこと。僕もこのブームに乗ってしまった一人ですが、このブームがずっと続けばいいなと思います!

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左側が青果部運営協議会 消費対策委員の伊藤さんで、右側が同協議会の専任事務局員の田畑さんです。伊藤さんは当市場の仲卸業者「株式会社 伊藤法夫商店」の代表取締役でもあります。

さて、料理のご紹介。 レシピ(表面裏面)も参考にしてください。

 

「鶏もも肉のソテー 秋の茸のフリカッセ 栗のバターライス添え」

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「野菜のミネストローフスープスパゲティ」

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「野菜の取り合わせ バーニャカウダソースがけ」

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「秋のマチュドニア(フルーツポンチ)スムージーかけ」

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これらの料理を先生が勤務しているホテルで出したら、「〇千円ぐらいかな?」とのこと。

言葉にするだけで、舌を噛んでしまいそうな「バーニャカウダソース」!

これを自宅で作ったら、高級ホテルのディナーの雰囲気が出てくるに違いありません!!!

 

ここで、料理教室参加者に配られるおみやげをご紹介!

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(写真左側)…中身はレタスとバナナと札幌黄(JA札幌で出荷している昔ながらの玉ねぎ)です。受け取った方の8割は「わ~、豪華~!」と言わずにはいられない組み合わせです。

(写真右側)…「市場の活力」バナナです。当市場の卸売業者 丸果札幌青果株式会社を含む、全国の青果卸8社が「より多くの方々の健康に貢献したい」という思いから、産地での栽培から日本での流通までを考えて共同開発した、8社のプライベートブランドです。

特徴はというと。。。

①栽培期間を普通のバナナよりさらに2ヶ月間長い12ヶ月間にして、長く木に生らせておくことでデンプン含有量を増やし、より甘くしています。

②青い状態で輸入されたバナナは、各市場のバナナ加工場にて、通常4.5~5日間かけて色付け・熟成されていますが、その期間を2日長く設けています。低温で時間をかけて色付け・熟成させることで、食感と味のいいバナナに仕上ります。

そんなのもう知っているよ!という方も、そうでない方もぜひご賞味ください!

「市場の活力」バナナを扱っているコンビニエンスストアもあるようですよ。

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これをもちまして、今年度の料理教室は最後となりました。

今まで協力していただいた講師の方、スタッフの方、青果部運営協議会の方、皆さんお疲れ様でした!

市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室 第8弾! 小泉哲也先生

火曜日, 10月 13th, 2015

10月9日(金)、青果部運営協議会主催の第8回「やさい・くだもの料理教室」が開催されました。

なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。

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左側の方が助手の菊池さんです。

本日の講師はグランドホテル総料理長 小泉哲也先生です。

小泉先生は市場の料理教室ではもう何度もお世話になっている方です。

「ラーメンサラダ」を考案した方としても有名な方ですよ!

本日は作るのは簡単だけど、とってもおいしいので覚えてほしいメニュー3品をご教授いただきました。

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写真左側・・・青果部運営協議会 専任事務局員の田畑さんが司会です。

写真右側・・・同じく青果部運営協議会 消費対策委員の大島さんから協議会を代表してお話をいただきました。

 

さて、料理のご紹介。 レシピ(表面裏面)も参考にしてください。

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「キャベツとパイナップルの簡単サラダ」です。

これは東京都日本橋にある有名なオムライス屋さん、「泰明軒」のサイドメニューとほぼ同じレシピで、パイナップルを加えたのは小泉流といったところでしょうか?

単なるキャベツの千切りではなく、キャベツに砂糖・酢・オリーブオイルを加えて、軽い重石をしています。

本当にこれだけでパクパク行けちゃうお味です。

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「玉ねぎのピクルス」です。

これはなかなか珍しいですが、次に出てくる料理「牛肉ときのこのハッシュ・ド・ブッフ」の福神漬け代わりになるとのこと。

お味は、私の人生の中で味わったことがないものでビックリ!

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そして、メインとなるのが「牛肉ときのこのハッシュ・ド・ブッフ」です。

先生によると、”ブッフ”という発音がホンモノらしいですよ!

レシピにある「にんじんバターライス」が添えられていて、その相性もバッチリ!

そして、デミグラスソースは手作りです。 そこがおいしさの秘密かも!?

試食したスタッフ全員が「オイシ~~」とトロけてしまいました。

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小泉先生の料理の技術はもちろんのこと、トーク技術も見習いたいくらいです。

本日は楽しくて、タメになる料理教室をありがとうございました!

優勝の栄冠はあのチームに!!! 「小学生料理コンテスト」決勝大会!!!<後編>

金曜日, 10月 9th, 2015

「2015小学生料理コンテスト」決勝大会<後編>、ついに優勝チームが決定します!

決勝大会の順位は、8名の審査員が各100点満点で採点するのですが、スゴイです!!!

何がスゴイかというと、800点満点中わずか1点で、順位が変わる場合があるほどの僅差だということ。

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特にトップ3については、ああ、言えません、言えません!

とにかく、どのチームも甲乙つけがたい料理の腕前を見せていただきました。

 

早速、順位の発表です!

まず努力賞は、「MARUYAMA・No1・Victory」です。

2-8

料理題名は、「family lunch」。

3-8

チームの皆さんによると、「前回より早く出来たので、ハンバーグがキレイにできたとのこと」。

確かに「豆腐ハンバーグ」は外見はもちろん、豆腐ではないような食感でした!

あと、「コーンスープ」がとてもおいしかったのですが、おいしさの秘密を聞いてみると、炒めて煮込んだ玉ねぎを入れているのがミソとのこと。

やるね~~~! 私には全くわかりませんでした。。。

 

続いて「チームワーク賞」は、「平岸6(シックス)」です。

2-7

料理題名は、「みんなで食べよう!おいしいご飯」。

3-7

チームの皆さんに聞いたところ、「スープの見た目がうまくいった」、「ちょっと食材がシンプル過ぎたかな~」とのこと。

確かに見た目はシンプルなのですが、審査委員長の山際先生が高得点をつけていました。

(実は私も審査員で、高得点をつけさせてもらいました)

「中華スープ」の盛り付けのキレイさはもちろんですが、「トマトの肉づめ」がカレー味にもかかわらず、「たきこみご飯」がそれに合う風味になっていることにビックリ!

とにかく味のバランスが整っている大人の料理ですね!

 

さあ、前後のチームとの点差は本当に詰まっています。

「アイディア賞」は「ちょっとまってちょっとまってお兄さんチーム」です。

2-6

料理題名は、「ぼくたちの健康メニュー あったかいんだからー」。

3-6

男の子だけのチームでありながら、よくここまでの料理を作りましたと言っては失礼でしょうか?

包丁さばきや黙々と料理をする姿に、料理に男の子と女の子なんて関係ないと思わせてくれたチームです。

「たこときゅうりのすのもの」はとてもお酒に合いそうですし、昨晩飲み過ぎた時には、「しじみじる」が効きそう!

あれ? お酒好きな私にピッタリ?

 

惜しくもリベンジならず! 「クッキング賞」は、「リベンジ!!美香保っ子クッキング隊」です。

2-5

料理題名は、「世界遺産登録!!家族でかこむ和食」。

3-5

調理を終えた時のチームのコメントでは、「いつもよりよくできた」、「ハンバーグとか見た目にこだわってみた」とのこと。

写真右上の「しいたけたっぷり!おろしそハンバーグ」や「中に何が入っている?2つのお楽しみデザート」などは、本当に食べるのが惜しくなるほどキレイな作りです!

しかも、ハンバーグは肉のうま味がギュッと詰まっていて、「かぶときゅうりのさっぱり和え」の塩加減もバッチリでした。

本当にリベンジならず残念。。。

 

さあ、惜しくもメダル授与とはなりませんでした「敢闘賞」は、「どさんこクッキングガールズ」です。

2-4

料理題名は、「北海道をまるごといただき」。

3-4

しっかり者のリーダーにお話しを聞いてみると、「時間はギリギリになってしまったけれど、山際委員長のアドバイスもあり、野菜を増やしてバランスを良くしました。前よりもおいしくなっています。」とのこと。 素晴らしいコメントありがとう(涙)

「カラフル野菜ピラフ」の味は私好みで、予選会より野菜がちょっと増えたのかな? カラフルな見た目もグッドです!

「まるごとポテトピザ」はピザのチーズとイモが見事にマッチ。

このレベルでもメダルには届きませんでした(涙)

 

さあ、いよいよメダルが授与される「青果賞」、「準優勝」、「優勝」の発表です。

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まずは「青果賞」の発表です! 「ミラクルクッキング5」です。

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料理題名は、「ファミリースマイルカフェランチ」。

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こちらのチームも山際委員長のアドバイスを受け、予選会の料理よりもカロリーを減らしたてきたとのこと。

「とびっこごはん」は予選会はかまぼこを入れていたのを、炭水化物ということでとびっこに変えたとのこと。

しかし、私はこの「とびっこごはん」、本当においしかったですよ! 今日イチかも!!!

というか、どの料理もおいしかったのですが、こういった対応力もさすがですよね!

 

続いて、「準優勝」!は・・・、「HAPPY!」です!!!

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「HAPPY!」の皆さんは、他のチームが呼ばれるたびに、「お~、まだ呼ばれない!」と興奮気味だったチーム。

見事、準優勝に輝きました!

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料理題名は、「栄養満点!おいしさ満点!HAPPYご飯」。

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チームの皆さんによると、「いつもどおり出来た!」とのこと。

予選会からそうなんですが、色彩豊かで、バランスもとてもいい感じです!

もちろんどの料理もおいしいのですが、「黄金の手羽先」は某居酒屋チェーン店も真っ青な出来かも!?

デザートはどのチームも平均的な感じなのですが、このチームの「スムージー」は別格のおいしさでした!

これほど素晴らしい料理なのですが、準優勝!

でも、優勝チームとの差は、ほんっと~~~にわずかでした!!!

 

「優勝」はまだ呼ばれていないこのチーム!

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まだ、発表される前からこの様子! 感無量です!!!

「優勝」は、「チームKTKO」です!!! ヒューヒュー!!!

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料理題名は、「作って楽しい日本の文化」。

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予選会の記事で、このチームの「手打ちぶっかけうどん」のことに触れたのですが、担当の女の子には不本意だったようです。(ごめんなさいね。。。)

それで決勝大会には、さらにパワーアップした「手打ちぶっかけうどん」で勝負してきたということ。

私の上司である審査員は、うどんに挑戦している女の子がいるということで、どのような料理になるかとても楽しみにしていた様子。

写真を見てもわかるように、パーフェクトな出来でしたね! もう、もちもちのしこしこ麺でした(笑)

もちろん、他の料理も全部良かったですよ!

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今日は8人もの審査員の方々に審査していただきましたが、皆さん、本当に小学生の料理?といった感じで驚きを隠せない様子でした。

ここ数年の大会を見てきた審査員の方も、「徐々にレベルが上がっているね」とおっしゃっていました。

審査員長の山際先生は、「大会に出ることで、自分たちの料理に何が足りないかわかってくる。だから、連続して出場しているチームは本当に実力がついていますね」とのこと。

大会で優勝するという目標ももちろん素晴らしいし、大会を通じて自分を成長させていくという観点からも、「小学生料理コンテスト」はとても意義深いものではないでしょうか?

来年ももちろん開催します! 今回出場した子もそうでない子も、ぜひ出場してみてね!

 

U-12 料理人ワールドカップ? 「小学生料理コンテスト」決勝大会!!!<前編>

月曜日, 10月 5th, 2015

「2015小学生料理コンテスト」もいよいよ決勝大会を迎えました。

果たして全18チームのうち、勝利の栄冠を勝ち取るのはどのチームか?

この決勝大会を見事優勝したチームは、フランスで行われる”U-12 料理人ワールドカップ”に出場することができます。(ウソです。)

では、「小学生料理コンテスト」決勝大会の開幕です。

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決勝大会出場チームは全8チームです。

このコンテストは「食育」をテーマに、こどもたちの食材を見る目を養い、友人たちと一緒に調理することで集団での協調性や自主性を育み、「食」への喜びや感謝の気持ちを持てるようにと開催されたもので、今年度で7回目になります。

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上位3位までには、メダルが授与されます。

事前に3回の予選会が行われ、各予選会の上位2チームと、特別枠として選ばれたチームと併せて、8チームが決勝大会に進出しました。

ちなみに1チームは小学生5名と保護者の方1名の計6名で構成されています。(保護者の方は調理には参加できません)

(なお、主な予選会の流れについては、「小学生料理人の熱い夏! 「2015小学生料理コンテスト」予選会①開催!!!」をご覧ください。

また、予選会②、③の様子は、「2015小学生料理コンテスト」予選会②開催!!!」「2015小学生料理コンテスト」予選会③開催!!!」をご覧ください。)

 

決勝大会は、前編・後編と2回に分けて、その様子をご紹介します。

前編は、チーム紹介。 後編は、順位発表と各チームの料理紹介をお届けします。

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まずは、予選会①で優秀賞を受賞しました、「どさんこクッキングガールズ」です!

メンバーのほとんどは、昨年の料理コンテストで準決勝まで残った実力派ぞろいです。

しかも、チームワークもバツグンで、リーダーの子はコメントもしっかりしており、私も助けられています(涙)

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予選会では、2回も鼻血を出しながら、最後まで調理をやめなかった”ド根性ガール”がいました。

さあ、リベンジはなるのでしょうか!?

 

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このチームも昨年、決勝大会まで進みました、「リベンジ!!美香保っ子クッキング隊」です!

皆さんの真面目さがとてもよく伝わってくるチームです。

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名前からもリベンジへの強い心意気が伝わってきますね!

リーダーにお話しを聞いてみると、「絶対優勝する!!!」と男らしいコメントをいただきました!!!

 

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続いて、予選会②の優秀賞チーム、「平岸6(シックス)」です。

予選会では、お買い物シート(予算内で購入した食材の金額をまとめるシート)を制限時間内に作成することができませんでしたが、料理の完成度で挽回した「平岸6」!

今回は「お買い物シート」もバッチリ完成しています。

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優勝に対する自信を聞いたところ、「いや~~。。。」とちょっと自信なさげ。

いやいや、期待していますよ!

 

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このチームも前回大会に出場しています、「HAPPY!」です。

予選会では、「お買い物シート」の作成に手こずりましたが、「今回は金額で迷わなかったから、完璧!!!」とのこと。

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優勝できそうかい?と聞いてみると、「ハイッ!!!」、「え~、できるの~?」と真っ二つに意見が分かれました(笑)

 

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さあ、予選会③の優秀チーム、「ミラクルクッキング5」です。

話を聞いてみると、「予選会よりチームワークが良かった!」とのこと。

料理が上手く出来ることもそうだけど、友達と仲良く料理ができることも、とっても嬉しいことですよね!

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他には、「スタッフさんに、ごみ箱の分別でウソを教えられた~。減点される~~。」とのクレームも(汗)

でも、減点されないから心配しないでね。

 

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予選会③の優秀賞、もう1チームは「チームKTKO」です。

チーム名の由来は、「K(かぞくで) T(たのしく) K(きょうりょくして) O(おいしい)」です。

某お笑いコンビには全く関係ありません。

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予選会とは違って、おそろいのユニフォームにしてきたところに、気合いの入り方を感じますね。

調理を終えて、「協力して、やりとげることができました!」とのこと。

ステキなコメントをありがとう!

 

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チーム「MARUYAMA・MA・No1・Victory」です。

予選大会では、惜しくも努力賞でしたが、努力賞のチームの中で評価が高く、決勝大会に進出しました!

ここは、「倍返し!」といきたいところでしょう!(古いか!)

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料理の出来を聞いてみると、「前回より早くできた! 準優勝狙い!!!」

なぜゆえに!?

 

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こちらのチームも努力賞から決勝大会に進出しました、「ちょっとまってちょっとまってお兄さんチーム」です。

予選会を終えての「お疲れさん会」がとても楽しかったという、ユーモアのあるお母さんがとても印象的でした(笑)

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自分たちの料理を食べてみて、とてもおいしかったとのこと。

ほうほう、それでは優勝の自信ありだねと聞いてみたところ、「優勝の自信はない!」とキッパリ言われました。。。

 

ということで、個性豊かな全8チームのご紹介でした。

後編では、いよいよ順位発表と各チームの料理紹介もしますね。

 

<番外編>

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堀崎委員から「得々キャンペーン」のお知らせがありました。

この日の食材に使った野菜がとても新鮮なのも、もちろん市場のものだからです!

皆さんもこれを機会に市場の魚・野菜を購入できる、「得々キャンペーン」の加入店舗でお買い物をしてみてはいかがでしょう?

※関連リンク「いよいよ得々キャンペーン始まります!

 

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「JAさっぽろ」の方も審査員として参加されまして、何と「札幌黄」をプレゼントしてくれました!

ちなみに、「札幌黄」の初入荷の様子は「幻にしないで! 札幌の伝統野菜「札幌黄」初入荷です!!!」をご覧ください。

 

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審査員の方が試食した後に残った料理は、スタッフの皆さんでおいしく食べさせていただきました!(後編に続く)